2022年4月8日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0858 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0820~1.0920
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株が反発し、為替は小幅高
日経平均株価は、+97円高の26985円と反発しました。時間外で、欧米株とも下落。ドル円は124円へ戻し、クロス円も小幅に買われています。このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は売りシグナルが発生
前日に売りシグナルが出てましたが、いったん下げ渋り。
小動きで、まだ方向感が定まっていません。
経済指標
特になし
【原油高と相関係数】豪ドルとカナダドルの上昇を予想
【CFD】時間外のNYダウや日経平均、商品をチェックしてみよう
本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.0880 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0820~1.0920
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
売りが継続すると予想します。
前日の概要
NYダウは-144ドル安、日経平均株価も-461円安の26888円で引けました。
ドル円は124円付近へ上昇、クロス円はポンド円以外下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 34583.57(+87.06 +0.25%)
・日経平均 27105(+205 +0.76%)
・金・ゴールド 1937.80(+14.70 +0.76%)
・原油・WTI 96.03(-0.20 -0.21%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:20.2万件 予想:20.0万件 結果:16.6万件
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:良好な米新規失業保険申請件数
▽弱気材料:なし
◆ドル円は124円付近へ上昇
◆クロス円はポンド円以外下落
◆米10年債利回りは2.652%へ上昇
◆ドルストレートはポンドが買われる
◆米国株は反発
◆欧州株は-0.5%安
◆原油は小幅続落
◆金は+14ドル高と反発
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆日経平均先物は+145円高の27034円
☆円安株高の地合いと予想
米ヘルスケアやエネルギー株が上昇
昨晩のNYダウは+87ドル高と反発、売り一巡後に買い優勢となりました。
ナスダックは+0.06%と小幅高程度、前日安値まで下げる場面もありましたが、後半にかけ買戻しが入っています。
金利上昇によりややIT・ハイテク株が軟調、ヘルスケアやエネルギー株の上昇がサポート。
前日にイスラエルの研究で、ファイザー製ワクチンの4回接種効果が認められたことで同社株は+4.33%と続伸。
原油価格の下げ止まりで、エクソンモービル+1.67%、シェブロン+1.39%と3日ぶりに反発しました。
コストコ+3.98%、ウォルマート+1.00%など生活必需品も堅調に推移しています。
一方、アマゾン-0.61%、アルファベット-0.52%と売られた銘柄もありましたが、全体的には小幅安程度に下げ渋りました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.38%
半導体 +0.33%
旅行レジャー -0.58%
石油・エネルギー +0.66%
海運 +1.01%
銀行 -0.49%
電気自動車(EV) -0.91%
軍需産業 +0.67%
金投資 +0.85%
メタバース -0.41%
暗号資産関連 -0.66%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ドルとポンドが上昇
ドル円は買いが継続、123円台半ばから124円へ上昇しました。
昨晩発表された米新規失業保険申請件数は、16.6万件と予想20.0万件に比べ良好で、1968年以来54年ぶりの低水準。
米10年債利回りは2.652%へ上昇しており、ドルへの買いが続くと予想します。
一方、ドルストレートが売られたことで、クロス円はポンド円以外下落。
ポンドはロンドン時間以降にやや乱高下しましたが、最終的には実需買いが勝った様子。
現在0.75%の政策金利は、1%まで利上げすると見られています。対ドルで一時1.3100へ上昇、ポンド円は162円台へ乗せました。
通貨別にはドルが強いので、クロス円よりドル円中心に上昇と予想します。
米10年債利回り
金価格が反発
金は+14ドル高と反発、ロシアへの追加制裁見通しで安全資産の金が買われました。
G7では、ロシアからの石炭輸入の禁止や段階的縮小を進めると共同声明が出されています。
1920~1930ドルをサポートに、底堅く推移すると予想。
原油は小幅に下落、96ドル付近で上値が重いです。
一時93ドル台まで下押し、その後は買戻しが入ったものの、原油在庫の増加により下降トレンド継続と見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+145円高の27034円と反発しました。
ドル円や米国株が上昇していることから、27000円台を回復しての推移と予想します。
ドル円の下値は123.60円や123.50円がサポートライン、上値は124.00円と124.20円がレジスタンスライン。
ドルへの買いが継続と予想、ドルストレートの下落でクロス円はやや弱いと予想します。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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