2022年3月14日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロ円 128.53 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 128.10~129.00
平均足が緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株高で円安が続く
日経平均株価は、+145円高の25307円と反発しました。ドル円は117円台後半へ続伸、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも上昇。このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は買いシグナル発生中
3月7日に買いシグナルが出て以降、上昇トレンドの勢いが衰えません。
株が買われ地合いも良いので、高値圏で推移と予想します。
経済指標
特になし
【原油高と相関係数】豪ドルとカナダドルの上昇を予想
【CFD】時間外のNYダウや日経平均、商品をチェックしてみよう
明日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.0911 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0840~1.0940
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-112ドル安、日経平均株価は-527円安の25162円と下落しました。
ドル円は117.36円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32944.19(-229.88 -0.69%)
・日経平均 24945(-145 -0.58%)
・金・ゴールド 1985.00(-15.40 -0.77%)
・原油・WTI 109.33(+3.31 +3.12%)
経済指標
★★★★
24:00 (米) 3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:62.8 予想:61.5 結果:59.7
明日の戦略
ポイント
▽弱気材料:NYダウの反落やウクライナ情勢
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は117.36円まで上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは1.997%へ上昇
◆ドルストレートはユーロが下落
◆円ショートが減少し円高圧力に
◆ユーロとポンドのロングが減少
◆豪ドルのロングが増加
◆米国株は続落
◆欧州株は+1%高と続伸
◆原油は+3%高と反発
◆金は-15ドル安と続落
◆重要な経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-112ドル安
◆日経平均先物は-12円安の25150円
☆円高株安の地合いと予想
米国株は再び売りに押される
先週末のNYダウは-229ドル安と続落、ウクライナ情勢に関して進展がなく週末を前に警戒感で売られました。
ナスダックも、-2.18%安と引けにかけ下げ幅を拡大。
アップル-2.39%、マイクロソフト-1.93%、アルファベット-1.66%とIT・ハイテク株が全面安。
フェイスブック-3.89%、ネットフリックス-4.61%とロシア国内で配信停止となった銘柄にもまとまった売り。
農耕機のディア―&カンパニー+3.00%、ワクチンのファイザー+2.17%など上昇は一部銘柄に限られてます。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.34%
半導体 -2.37%
旅行レジャー -2.87%
石油・エネルギー -1.24%
海運 -3.42%
銀行 -0.28%
電気自動車(EV) -2.68%
新型コロナワクチン -1.86%
軍需産業 -1.28%
金投資 -1.01%
暗号資産関連 -3.02%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ドルと新興国通貨が強い
ドルへの買いが続いたことで、ドル円は116円台前半から117.36円まで上値を伸ばしました。
リスク回避でドルが買われているほか、今週の米利上げを前に期待感が高まった様子。
米10年債利回りは1.997%へ上昇、ドル買い継続と予想します。
クロス円も連れ高、南アフリカランド円など新興国通貨への買いが目立ちました。
とはいえ、ドルストレートが強くないため、ドル円に比べると上値余地は小さいと見ています。
ウクライナ問題で、地理的に近いユーロやポンドなどは売りに押されやすいでしょう。
米10年債利回り
南アフリカランド円チャート(日足)
円ショートが減少し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。
週後半にかけては円ショートが増えていると思われますが、地政学的リスクで上値は限定的と予想。
ユーロとポンドはロングが減少、豪ドルはロングが増加しました。
ただ、今週木曜日のBOE政策金利発表でポンドは0.25%の利上げがされると見られており、ロングが増加に転じる可能性があります。
直近の原油高でインフレが高まっていることを受け、利上げの可能性は高いです。
IMM通貨先物ポジション
円
ドル円注文状況とサンデーダウ
日経平均先物は、時間外で-12円安の25150円と小幅続落しました。
サンデーダウは、-112ドル安と時間外で再び下落。
ウクライナ情勢に進展は見られずむしろ悪化しているため、株を中心に売りの地合いと予想します。
昨日は、ロシアが欧州最大級のザポロジエ原発を「接収」したと伝わりました。
サンデーダウへの売りが続いており、週明けの動きに注意が必要でしょう。
サンデーダウ(5分足)
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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