2022年3月11日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロ円 128.44 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 128.00~129.00
平均足の色が緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安だがドル中心に買われる
日経平均株価は、-527円安の25162円と反落しました。ただ、ドル円は一時117.05円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも上昇。このあと、24時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
4日前に買いシグナルが出て以降、上昇トレンドの勢いが衰えません。
一時117円台へ乗せるなど、高止まりで週末を迎えそうです。
経済指標
★★★★
24:00 (米) 3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:62.8 予想:61.5
【MT4】日本時間と世界3大市場を色分け表示するインジケーター
【原油高と相関係数】豪ドルとカナダドルの上昇を予想
本日の予想通貨ペア
※本日多忙で追記が遅れます
ユーロ円 127.49 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 126.60~127.80
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+652ドル高、日経平均株価も+972円高の25690円と大幅上昇しました。
ドル円は一時116.19円まで上昇した一方、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 33174.07(-112.18 -0.34%)
・日経平均 25030.00(-120.00 -0.48%)
・金・ゴールド 2000.40(+12.20 +0.61%)
・原油・WTI 106.02(-2.68 -2.47%)
経済指標
★★★
22:30 (米) 2月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.8% 結果:0.8%
★★★
22:30 (米) 2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:7.5% 予想:7.9% 結果:7.9%
★★★
22:30 (米) 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.5% 結果:0.5%
★★★
22:30 (米) 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:6.0% 予想:6.4% 結果:6.4%
★★★
22:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:21.5万件 予想:21.6万件 結果:22.7万件
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:欧米株への戻り売り
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は一時116.19円まで上昇
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは1.995%へ上昇
◆ドルストレートは豪ドルに買戻し
◆米国株は戻り売りに押される
◆欧州株は-1~3%安と反落
◆原油は-2.47%安と続落
◆金は+12ドル高と反発
◆24時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-399円安の25290円
☆ドル以外弱いと予想
米国株は戻り売りに押される
昨晩のNYダウは戻り売りに押され、-112ドル安のドルと反落しました。
ナスダックも、-1.12%と反落しています。
ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相が初めて直接会談しましたが、ロシア側は降伏を要求しており双方の隔たりは埋まりませんでした。
アップルが反落し-3.07%、AMD-4.38%、アドビ-3.02%などIT・ハイテク株の一角に再び売り圧力。
銀行や消費、資本財などが小幅に反落しています。
対照的に、アマゾンが+6.35%と逆行高、1対20株式分割と100億ドル自社株買い発表でまとまった買い。
原油安ではありますが、現物価格への影響が出てきていることでエクソンモービル+2.98%、シェブロン+2.48%とエネルギー株も買われています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.03%
半導体 -1.83%
旅行レジャー -2.23%
石油・エネルギー +2.24%
海運 +0.90%
銀行 -1.58%
電気自動車(EV) -1.58%
新型コロナワクチン -1.25%
軍需産業 -0.13%
金投資 +1.70%
暗号資産関連 -2.03%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ドル円は116円台へ乗せる
ドル円は買いが継続、一時116.19円の高値を付けました。
昨晩発表された米2月消費者物価指数は、0.8%と前回0.6%に比べインフレが進んでおり、ドルへの買いをサポート。
米10年債利回りは1.995%へ上昇、ドル高の地合い継続と予想します。
対照的に、クロス円は欧州通貨が下落。
ドル高でドルストレートが下落したことで、ユーロやポンド中心に戻り売りとなりました。
ただ、オセアニア通貨には買いが入っていて、直近でドルと豪ドルが強いという珍しい動きが続いています。
豪ドル円チャート(日足)
米10年債利回り
原油への売りが続く
金は利食い売りが続き一時1980ドルまで下押ししましたが、その後は買戻しが入り2000ドル台を回復。
再びウクライナ情勢が意識されており、堅調に推移すると予想します。
原油は-2.47%安と続落、106ドル台へ下落しました。
ロシアとウクライナの外相会談で原油高について話されており、ポジション解消が進んでいます。
テクニカル的に過熱感が高いので、しばらくは上値が重いと見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-399円安の25290円と反落しました。
ドル円は116円台を維持しているものの、欧米株が売りに押されているので日本株も連れ安と予想。
ドル円の下値は115.80円や115.60円がサポートライン、上値は116.20~116.35円に厚い売り注文が貯まっています。
売り注文はかなり厚いですが、良好な米CPIや米利回りの上昇でドルのみじり高と予想します。
ドル円板情報
経済指標
★★★★
24:00 (米) 3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:62.8 予想:61.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント