2022年2月28日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ウクライナ情勢の悪化につき様子見
株とドルは下げ渋るが、クロス円は弱い
日経平均株価は、+50円高の26526円と小幅続伸しました。ドル円の水準は先週末と変わらず、クロス円は弱いです。時間外で、欧米株とも下落。このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は売りシグナル発生
先週末に、買いシグナルが出ました。
しかし、ウクライナ情勢が緊迫化しているためしばらくは様子見が無難でしょう。
経済指標
特になし
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明日の予想通貨ペア
ウクライナ情勢の悪化につき様子見
前日の概要
NYダウは+92ドル高、日経平均株価は+505円高の26476円と上昇しました。
ドル円は115円台半ばへ上昇、クロス円も反発しています。
前日の結果
・ダウ平均 34058.75(+834.92 +2.51%)
・日経平均 26965(+465 +1.72%)
・金・ゴールド 1887.6(-38.7 -2.01%)
・原油・WTI 91.59(-1.22 -1.31%)
経済指標
★★★
22:30 (米) 1月耐久財受注(前月比)
前回:-0.9% 予想:0.8% 結果:1.6%
★★★
22:30 (米) 1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.4% 予想:0.4% 結果:0.7%
★★★
24:00 (米) 1月住宅販売保留指数(前月比)
前回:-3.8% 予想:-0.5% 結果:-5.7%
★★★
24:00 (米) 1月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-6.6% 予想:-0.8% 結果:-9.1%
★★★★
24:00 (米) 2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:61.7 予想:61.7 結果:62.8
明日の戦略
ポイント
▽弱気材料:ウクライナ情勢の悪化
△強気材料:欧米株の大幅続伸
◆ドル円は115円台半ばへ上昇
◆クロス円も反発
◆米10年債利回りは1.970%と小幅に低下
◆ドルストレートは全体的に買われる
◆円ショートが減少し円高
◆ユーロと豪ドルのロングが増加
◆ポンドのロングが減少
◆米国株は買戻し継続で大幅続伸
◆欧州株は+3%超の上昇
◆原油は-1.31%安
◆金は-38ドル安と急落
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-130ドル安
◆日経平均先物は+476円高の28956円
☆リスク回避の動きに注意
米国株への買戻しが続く
先週末のNYダウは+834ドル高と大幅続伸、悪材料出尽くし感による買戻しが続きました。
ナスダックも、+1.64%高と続伸しています。
本格的に反発するのか、一時的な反発なのかはまだ判断がつかないため、様子見が無難でしょう。
アルファベット+1.39%、アップル+1.30%、マイクロソフト+0.92%と時価総額上位が揃って+1%ほど上昇。
シェブロン+4.10%、エクソンモービル+2.69%とエネルギー株が大きく買われたほか、銀行株+2~3%、消費や不動産も+1~2%上昇しています。
ほぼ全面高の様相のなか、モデルナ-3.14%など数銘柄程度が下落したのみとなりました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.17%
半導体 +1.49%
旅行レジャー +1.61%
インフラ投資 +2.03%
石油・エネルギー +2.29%
海運 +4.83%
銀行 +3.13%
電気自動車(EV) +2.04%
新型コロナワクチン +1.45%
軍需産業 +2.72%
暗号資産関連 +2.86%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
株高で円安の地合いに
株式市場へ買戻しが入ったことで、ドル円は115円台前半から半ばへ上昇しました。
米10年債利回りは1.970%と小幅に低下したものの、下がったところでは買い支えが入ると予想。
ドルストレートが買われたことで、クロス円も全面高。
株高による円売りも入っており、週明けも反発の地合いと予想します。
米10年債利回り
円ショートが減少し円高に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高となりました。
ユーロと豪ドルはロングが増加、ポンドはロングが減少しています。
ウクライナ情勢による地政学的リスクは続いており、急変動する可能性もあるため注意が必要でしょう。
IMM通貨先物ポジション
円
ドル円注文状況とサンデーダウ
日経平均先物は、時間外で+476円高の28956円と続伸しました。
一方、サンデーダウは、-130ドル安と再び下落。
この程度の下落であれば週明けの相場にそれほど影響ありませんが、さらに下押しするようであれば注意が必要になるでしょう。
昨日は、いったんロシア軍の動きが止まっていたものの、ウクライナがロシアとの交渉を拒否したため、ロシア軍は再び進軍を開始。
地政学的リスクが高いため、欧州通貨は買われづらいと予想します。
サンデーダウ(5分足)
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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