2022年2月24日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロ円 128.71 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 128.40~129.00
下降トレンドが継続しています。
一段安となったため、予想をさらに下方修正しました。
地政学的リスクが高まる
日経平均株価は-478円安の25970円と3日続落、ロシアのウクライナ侵攻で警戒感が高まりました。時間外で、欧米株とも下落。ドル円は114円台半ばと昨日安値まで下落、クロス円も全面安となっています。このあと、22時30分に米1月耐久財受注、24時に米1月住宅販売保留指数と米2月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日のNY時間に売りシグナルが出ました。
その後、ロシアがウクライナへ進行したことで、リスク回避の円買いが継続すると予想しています。
経済指標
★★★
22:30 (米) 1月耐久財受注(前月比)
前回:-0.9% 予想:0.9%
★★★
22:30 (米) 1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.4% 予想:0.4%
★★★
24:00 (米) 1月住宅販売保留指数(前月比)
前回:-3.8% 予想:-
★★★
24:00 (米) 1月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-6.6% 予想:-
★★★★
24:00 (米) 2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:61.7 予想:61.7
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本日の予想通貨ペア
ユーロ円 129.98 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 129.40~130.20
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-482ドル安、東京市場は天皇誕生日で休場でした。
ドル円は115円付近でのレンジ相場、クロス円は方向感がありません。
前日の結果
・ダウ平均 33131.76(-464.85 -1.38%)
・日経平均 26310.00(-345.00 -1.29%)
・金・ゴールド 1910.40(+3.00 +0.16%)
・原油・WTI 92.10(+0.19 +0.21%)
経済指標
★★★★★
18:30 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
(休場)東京市場 天皇誕生日
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:ウクライナ政府が非常事態宣言を発令
△強気材料:なし
◆ドル円は115円付近でのレンジ相場
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは1.982%へ上昇
◆ドルストレートは小幅安
◆米国株は売り圧力が続く
◆欧州株は方向感なし
◆原油は小幅に上昇
◆金は+3ドル高
◆22時30分に米1月耐久財受注が発表
◆24時に米1月住宅販売保留指数などが発表
◆日経平均先物は-100円安の26349円
☆株安で円高に推移と予想
ウクライナ情勢への警戒が続く
昨晩のNYダウは-464ドル安と5日続落、2か月ぶりとなる安値まで下落しました。
ナスダックは-1.95%安と4日続落、いずれも小幅に年初来安値を更新するなど弱い地合いが続いています。
ウクライナ政府が全土へ非常事態宣言を発令したほか、大規模なサイバー攻撃を受けたことで警戒感が高まっています。
アップル-2.23%、マイクロソフト-2.17%、アルファベット-1.05%と時価総額上位が揃って続落。
テスラ-6.40%、アマゾン-3.07%、ホームデポ-2.27%と一般消費財が下落。半導体や銀行、資本財など幅広く売られました。
対照的に、シェブロン+2.15%、エクソンモービル+0.25%と原油高を背景にエネルギー株が反発。
ボストン・サイエンティフィック+1.98%、アッヴィ+1.02%などヘルスケアの一角も買いが入っています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.80%
半導体 -2.24%
旅行レジャー -2.23%
インフラ投資 -1.10%
石油・エネルギー +0.78%
海運 -0.66%
銀行 -1.20%
電気自動車(EV) -1.80%
新型コロナワクチン -1.71%
軍需産業 -1.15%
暗号資産関連 -0.64%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
為替はまちまちの動き
ドル円はレンジ相場、114.93~1115.21円での小動きが続きました。
米10年債利回りが1.982%へ上昇したことで、比較的底堅く推移しています。
クロス円は、まちまちの動きで方向感なし。
ユーロやポンドの欧州通貨が下落した一方、オセアニア通貨やカナダドルなど資源国通貨は小幅に上昇。
地理的に距離の近い欧州通貨は、弱い地合いが続くと予想します。
昨日はウクライナにサイバー攻撃があり、政府や銀行のウェブサイトが機能停止したニュースを受け円高で反応しています。
米10年債利回り
商品相場は小幅に続伸
金は+3ドル高、高値ではやや利食い売りに押されました。
一時1911ドルまで上昇、安全資産への買いで1900ドルを維持すると予想。
原油は小幅高、前日終値付近での推移となりました。
テクニカル的に過熱感が高く、株安で売りが出やすいもののウクライナ情勢の緊迫化で下値は限定的。
今晩発表される、米週間在庫統計に注目です。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-100円安の26349円と下落しました。
米国株への売りが続いていることから、休場明乃日本株も売りに押されると予想。
ドル円の下値は114.85円や114.50円がサポートライン、上値は115.20円や115.50円がレジスタンスラインになっています。
米利回りの上昇で底堅いですが、株安による円高でまとまった売りに押された場合は注意が必要でしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
22:30 (米) 1月耐久財受注(前月比)
前回:-0.9% 予想:0.9%
★★★
22:30 (米) 1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.4% 予想:0.4%
★★★
24:00 (米) 1月住宅販売保留指数(前月比)
前回:-3.8% 予想:-
★★★
24:00 (米) 1月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-6.6% 予想:-
★★★★
24:00 (米) 2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:61.7 予想:61.7
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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