2021年11月4日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 114.24 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 113.80~114.60
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高で円安継続
祭日明けの日経平均株価は、+273円高の29794円と上昇しました。
ドル円は114.20円台へ上昇、クロス円も買い優勢。時間外で、欧米株とも小幅に買われています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円はじり高
昨日からのドル買いが継続、下値を切り上げてきています。
良好な米経済指標と米利回りの上昇を背景に、買いが続くと予想しています。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:28.1万件 予想:27.5万件
(休場)東京市場 文化の日
【FX相関関係】ヘッジファンドも使っている投資手法!
【原油高と相関係数】豪ドルとカナダドルの上昇を予想
本日の予想通貨ペア
※水・木・金は追記が遅れます
ドル円 114.01 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 113.80~114.60
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロスしました。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+138ドル高、東京市場は文化の日で休場でした。
ドル円は小幅高、クロス円は一段高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 36157.58(+104.95 +0.29%)
・日経平均 29755(+255 +0.86%)
・金・ゴールド 1763.9(-16.5 -0.92%)
・原油・WTI 81.49(-2.42 -2.88%)
経済指標
★★★
21:15 (米) 10月ADP雇用統計(前月比)
前回:56.8万人 予想:40.0万人 結果:57.1万人
★★★
22:45 (米) 10月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:58.2 予想:58.2 結果:58.7
★★★
22:45 (米) 10月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:57.3 予想:- 結果:57.6
★★★★
23:00 (米) 10月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:61.9 予想:62.0 結果:66.7
★★★
23:00 (米) 9月製造業新規受注(前月比)
前回:1.2% 予想:0.0% 結果:0.2%
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:0.00-0.25% 予想:0.00-0.25% 結果:0.00-0.25%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
(休場)東京市場 文化の日
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:NYダウの史上最高値更新
▽弱気材料:なし
◆ドル円は小幅高
◆クロス円も小幅高
◆米10年債利回りは1.603%へ上昇
◆ドルストレートは全体的に買われる
◆米国株は5日連続高
◆欧州株は方向感なし
◆原油は-2.8%安
◆金は-16ドル安
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は+240円高の29761円
☆円安株高の地合いと予想
米国株は5日連続で上昇
昨晩のNYダウは+104ドル高と5日連続で上昇し、再び史上最高値を更新しました。
ナスダックも5日続伸していて、+1.04%高と史上最高値を更新。
テーパリング開始の影響は出ておらず、堅調な推移となりました。
前日売られていたテスラに買戻しが入り+3.57%高となったほか、フォードが+3.44%と連れ高。
ナイキ+2.78%高、アマゾン+2.15%高と、一般消費財関連も買われました。
原油安でエネルギー株が弱かった以外、全体的に買い優勢です。
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米主要企業決算発表予定
4日(木)
モデルナ
ウーバー
5日(金)
グッドイヤー
テーパリング開始でドル買いに
ドル円は小幅に買われ、114円台へ乗せました。
早朝のFOMCでは、量的緩和の縮小(テーパリング)開始が発表、今月から月額150億ドルの購入縮小に。
これを受け、米10年債利回りは1.603%へ上昇、事前に予想されていたため影響は限定的でしたが、米経済指標が予想を上回ったこともあって、ドルは底堅く推移と予想します。
クロス円もドル円に連れ高、ドルストレートが買われたことで全面高となりました。
テーパリング開始の影響は特に出ておらず、むしろ他国通貨も利上げが近いのではないかとの思惑が出ていると思われます。
株高による円売りも加わって、円安の地合い継続と予想します。
米10年債利回り
商品相場は売りに押される
金は、-16ドル安と反落。米国のテーパリング開始で金の魅力が薄れ、売りが出ました。
今後、米利回りが上昇していけば、金への売り圧力が強まっていくことになります。
原油は、-2.8%安と81ドル台へ下落。
米週間原油在庫統計が、329.0万バレルと予想156.3万バレルを大きく上回ってしまったことが悪材料に。
実体経済の方でも原油価格の上昇が指摘され始めてきたため、このあたりで上昇一服と思われます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+240円高の29761円と反発しました。
米国株高に加えドル円が114円台へ乗せていることから、祭日明けの日本株も買いが入ると予想しています。
ドル円の下値は113.50円がサポートライン、上値は114.25円と114.40円が強めのレジスタンスライン。
テーパリング開始による米利回りの上昇で、ドル高の地合いとなるでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:28.1万件 予想:27.5万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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