2021年5月20日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.7746 小幅に上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.7700~0.7785
売り一巡後、小幅に反発しました。
ファストトリックスが緑色に変わったため、いったん様子見とします。
株・為替とも小動き
日経平均株価は、+53円高の28098円と上昇しました。
時間外で欧州株は上昇していますが、米国株は下落。為替もまちまちの動きで、欧州通貨が小幅に下落、オセアニア通貨が若干買われています。
このあとは、21時30分に米新規失業保険申請件数と米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23時に米4月景気先行指標総合指数が発表されます。
朝方のFOMC議事録では、この先の会合で資産購入ペース縮小の議論開始が示唆、米金利上昇のヒントが出たことで、今後は良好な米経済指標が出れば素直に反応すると思われます。
ドル円は底堅く推移
小動きが続いていますが、朝方に米利回りが上昇したことから、下値は限定的と予想します。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:47.3万件 予想:46.0万件
★★★
21:30 (米) 5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:50.2 予想:41.9
★★★
23:00 (米) 4月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:1.3% 予想:1.3%
【最短で勝つ】株やFXでチェックすべき最低限の情報とは
【驚愕の裁判判決】PGA・プランスゴールドのリーダー
本日の予想通貨ペア
豪ドルドル 0.7728 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 0.7660~0.7750
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが継続すると予想します。
前日の概要
NYダウは-267ドル安、日経平均株価も-362円安の28044円で引けました。
ドル円は109.30円台へ上昇、クロス円は全体的に売られています。
前日の結果
・ダウ平均 33896.04(-164.62 -0.48%)
・日経平均 27955.00(-175.00 -0.62%)
・NY金先物 1881.50(+13.50 +0.72%)
・NY原油先物 63.36(-2.13 -3.25%)
経済指標
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:米利回りの上昇
▽弱気材料:NYダウや原油の下落
◆ドル円は109.30円台へ上昇
◆クロス円は全体的に下落
◆米10年債利回りは1.678%へ上昇
◆ドルストレートは売られる
◆米国株は続落
◆欧州株は-1~2%安
◆原油は-3%安
◆金は+13ドル高
◆21時30分に米新規失業保険申請件数等が発表
◆23時に米4月景気先行指標総合指数が発表
◆日経平均先物は-90円安の27954円
☆ドル高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は寄り底
昨晩のNYダウは、
-164ドル安と続落しました。ただ、序盤の-550ドル安からは
大きく反発しています。
ビットコインの急落で関連株が連れ安、 テスラのビットコイン支払い停止に続き、中国人民銀行が仮想通貨を支払い手段として
認めないとあらためて発表したことが重しに。
ビットコインチャート(日足)
同じく、ナスダックも
寄り底で前日終値付近まで戻しました。
テクニカル的に買われすぎなので、
調整継続と予想します。
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
FOMC議事録でドル高期待
ドル円は序盤軟調でしたが、次第に下げ渋り109円台を回復。
早朝のFOMC議事録で、「一部はこの先の会合で資産購入ペース縮小の議論開始と予想」と米金利上昇のヒントがあったことで、109.30円台へ一段高となりました。
この結果を受けドルストレートが売られ、クロス円も下落に転じています。
米10年債利回りは1.678%へ上昇、ドル高の地合いと予想します。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は、1月8日以来の高値となる1891ドルを付けたあと、利食い売りに押されました。さらに、FOMC議事録後のドル高で、+2ドル高の1870ドルまで上値を縮めています。
原油も、-3%安と大きく下落。米コロニアル・パイプラインの再開に加え、イラン核合意の再建が大詰めで原油制裁が解除される可能性が示唆されたことが売り材料となりました。
70ドル台が遠のき、調整の地合いと予想します。
金チャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、
時間外で-90円安の27954円と小幅続落しました。米国株は寄り底、
ドル円が109円台を回復しているので、
日本株も下がったところでは
買戻しが入ると予想します。
ドル円の上値は、109.50円と
109.65~109.70円がレジスタンスライン。買い注文は薄いものの、
早朝のドル急騰で買い注文が薄くなっており、
買いの勢いが強いことを表しています。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:47.3万件 予想:46.0万件
★★★
21:30 (米) 5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:50.2 予想:41.9
★★★
23:00 (米) 4月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:1.3% 予想:1.3%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント