2021年3月26日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 109.21 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 108.90~109.60
予想に変更ありませんが、ファストトリックスが赤色に変わったので、いったん上値が重くなると予想します。
時間外で米国株が上昇、為替はじり高
日経平均株価は+446円高の29176円と続伸、29,000円台も回復しました。
欧州株も上昇しており、為替も堅調に推移すると予想します。このあと、23時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
経済指標
★★★★
23:00 (米) 3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:83.0 予想:83.6
ドル円の経済指標結果と為替の動きが一致していないのはなぜ?
【FX】ヘッジファンドのポジションを見る方法とは
本日の予想通貨ペア
ドル円 109.15 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 108.90~109.60
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが継続すると予想します。
THV V4による分析
前日の概要
NYダウは-3ドル安、日経平均株価もは+324円高の28729円で引けました。ドル円は一時109.21円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32619.48(+199.42 +0.62%)
・日経平均 28895.00(+560.00 +1.98%)
・NY金先物 1727.30(-8.20 -0.45%)
・NY原油先物 58.56(-2.62 -4.28%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:77.0万件 予想:73.8万件 結果:68.4万件
★★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:4.1% 予想:4.1% 結果:4.3%
★★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:2.4% 予想:2.4% 結果:2.3%
★★★
21:30 (米) 10-12月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
前回:1.4% 予想:1.4% 結果:1.3%
本日の戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料:原油安
◆ドル円は一時109.21円まで上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは1.633%へ反発
◆ドルストレートはユーロが下落
◆米国株は反発
◆欧州株は方向感なし
◆原油は-2ドル安
◆金は-8ドル安
◆23時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+349円高の29079円
☆円安株高の地合いと予想
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株・為替とも上昇
昨晩のNYダウは、+199ドル高と反発しました。軟調だったナスダックに買戻しが入って小幅にプラスへ転じたことや、昨晩発表された米新規失業保険申請件数が68.4万件と予想73.8万件を上回るなど良好な結果となったことが買い材料に。
前日に発表された米耐久財受注が10か月ぶりのマイナスだったので、失業者が順調に減っていることを受け安心感が広がっています。
米10年債利回りは1.633%へ反発、ドル円は一時109.21円まで上昇しており、買い継続と予想します。
クロス円も連れ高、通貨別にはポンドへの買いが目立っていて、2日連続で対ユーロへまとまった買いが入ったことで、ポンド円は一時150円台へ乗せました。
これを受け、ユーロドルは売られユーロ円が伸び悩んでいます。やはり、イギリスでワクチン接種が進んでいるのに対し、欧州で遅れていることが材料になっているようです。
米10年債利回り
ユーロポンドチャート(日足)
商品相場は下落
金は-8ドル安、再びリスクオンムードに傾いてきたことでじり安となりました。
原油は-2ドル安で60ドル割れ、前日タンカーの座礁を受け急騰していましたが、新型肺炎が欧州で再流行していることを受け売りに押されました。
ただ、来週のOPECプラス会合では再び増産を見送る予測となっているため、下値は限定的と思われます。
原油チャート(日足)
金チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+349円高の29079円と続伸しました。円安株高が進んでいることもあって、現物株は29000円での攻防と予想します。
ドル円の下値は109.00円と108.70円がサポートライン、上値は109.30~109.35円と109.50円が強めのレジスタンスラインになっています。
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