2013年08月21日のFX為替相場予想
【今日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 97.24 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 96.50~97.70
【THV V4による分析】
トリックスは同色の赤色でクロスする直前、上値は重く昨晩安値の96.90円を再度下回るようであれば下降トレンドが継続するでしょう。
【昨日の概要】
米緩和縮小によるリスク回避から、新興国をはじめとした世界各国の株や通貨が下落、本日は日本も影響を受け、
日経平均は-361円の13396円、ドル円は一時96.90円まで下落しました。
特に、インドネシア株は10%下落、ブラジルはレアルが6日連続下落、インドルピーは過去最安値を更新するなど、混乱が広がっています。
【昨日の結果】
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15002.99(-7.75 -0.05%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・13415(大証終比:+5 +0.04%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1372.60(+6.90 +0.51%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・・104.96(-2.14 -2.00%)
【重要経済指標】
★★
13:30 (日)6月全産業活動指数(前月比)
前回:+1.1% 予想:-0.7% 結果:-0.6%
★★
15:00 (独)7月PPI(前年比) 前回:+0.6% 予想:+0.7% 結果:+0.5%
【今日の戦略】
このところの下落の原因であるFOMC議事録が、翌早朝に公開されます。
これまでの流れで見れば、普通に資産買入れ縮小実施ですが、前回のFOMC議事録では、「雇用が着実に回復しているかどうか」がポイントとなっていました。
また、FRB当局者19人のうち、1人は債券買い入れを即座に終了させるべきと指摘、残りの約半数が年内の債券買い入れプログラム終了が好ましいとの考えを示していました。
ただ、8月に発表された米雇用統計は予想を下回ってしまったため、資産買入れ縮小が9月になるのか12月になるのかは不明です。
いずれにせよ、資産買入れ縮小とドルの利上げの時期は別物として見ることになるため、この辺りがドル円相場に影響を与えるでしょう。とはいえ、株価が下落するとリスク回避の円高が進行してしまうため、乱高下して荒れた相場になるのは覚悟しておいた方がよさそうです。
ドル円の注文状況は、97.50円と97.90円に売り、98.00円に厚めの売りが控えています。
下値は96.90円にストップロス売り、96.80円と96.50円~96.60円に厚めの買いとストップロス売り、96.20円~96.40円に買いとストップロス売り、96.00円に厚めの買いとストップロス売りを控えています。
特に96円台にはストップロス売りが多く控えているため要注意。ここまでストップが貯まっていると、今晩公表のFOMC議事録ネタの乱高下で刈られる可能性が大きいです。このまま75日線に頭を抑えられるようであれば、急落の可能性はさらに高まります。
一方、昨晩のNYダウは一時70ドル高まで上昇していたのですが、引けにかけて急速に売られ、結局-7ドルの陰線で引けています。それに伴い、日経平均先物も時間外では13405円とあまりさえません。
ドル円もテクニカル的に見ると分岐点となっているため、やはり上下どちらかに大きく動く可能性が高いです。すでに株の方は下降トレンドになっているため、このままいけば直近安値95.80円を試しに行く可能性があります。
引き続き、リスク回避の円高が継続すると予想、逆にユーロドルは1.3400台を固めていき、いったん押し戻されてしまったレンジブレイクをしっかり果たすことになるでしょう。
【重要経済指標】
★★★
23:00 (米)7月中古住宅販売件数(季調済・年率)
前回:508万件 予想: 515万件
★★★
23:00 (米)7月中古住宅販売件数(前月比) 前回:-1.2% 予想:+1.4%
【その他】
27:00 (米)FOMC議事録公表(7月30日・31日分)
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