2013年07月29日のFX為替相場予想
【明日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 98.16 下落 (日足) ↓
予想レンジ 97.60~99.15
【THV V4による分析】
トリックスは同色の赤色でクロス、下降トレンドが継続しています。
日足ベースでクロス後、ようやく下降トレンドらしくなってきましたが、FOMCや米雇用統計でどのような影響を受けるか要チェック。
【昨日の概要】
日経平均株価は参院選後の材料出尽くしと利食い売りから-432円と大幅安の14129円、日経平均先物はすでに時間外で-220円安の13910円になっています。
来週の米FOMCで、フォワードガイダンスの議論が深まるとの話があり、その中で米国が利上げする際の条件に付け足しが入って利上げ時期が遅れるとの思惑が発生、米長期金利は低下してドルは売らました。
NY時間に入るとドル円は97.96円まで下落、上値の重い状態が続いています。
【動画】NY株小幅高、来週のFOMC控えて様子見(26日)
★★★
22:55 (米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数<確報値>
前回:速 83.9 予想:84.0
【昨日の結果】
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15558.83(+3.22 +0.02%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・13980(大証終比:-150 -1.08%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1321.90(-7.60 -0.57%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・・104.70(-0.79 -0.75%)
【重要経済指標】
★★★
06:00 (NZ)RBNZ・政策金利発表 前回:2.5% 予想:2.5% 結果:2.5%
★★★★
17:00 (独)7月IFO景気動向指数 前回:105.9 予想:106.4 結果:106.2
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数
前回:+33.4万件 予想:34.0万件 結果:34.3万件
★★★
21:30 (米)6月耐久財受注(前月比) 前回:+3.6% 予想:+1.0% 結果:+4.2%
★★★
21:30 (米)6月耐久財受注(除輸送用機器)(前月比)
前回:+0.7% 予想:+0.6% 結果:±0.0%
【明日の戦略】
一時130ドル近く下げていたNYダウは次第に反発、+3ドル高の15558ドルで引けていますが、調整がほとんどなくテクニカル的にはいつ売りが出てもおかしくない状態。
さらに、07/31(水)にFOMC、08/02(金)は米雇用統計を控えているため、このまま高値圏維持は難しそう。一度15200ドル付近へ下落する可能性があります。
もちろん、一時98円を割れてしまったドル円も、どこまで下押しするか注目。
参院選が終わってねじれが解消された今、これ以上の買い材料が見当たりません。そんな中、シカゴIMM通貨先物ポジションが再度貯まってきており、ドル円ロングにとっては悩みの種でしょう。
FOMCと米雇用統計次第ですが、場合によっては前回反発した95円を割れるところまで下押しする可能性もあります。
ドル円の注文状況に関しては、97.80円と97.50円に厚めの買い、97.00円に厚めの買いとストップロス売りを控えています。
上値は98.70円と99.00円に売り、99.40円~99.50円に断続的な売りを控えています。100円を目指す場合には、99.70円~99.80円にある厚めの売りを超えられるかにかかっていますが、好材料による後押しがなければ難しいでしょう。
一方、ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルなどのドルストレート系は反発中。
ドルが弱くなってきた分、下値も堅くなってきていますが、金(Gold)や原油が上昇していることもあり豪ドルドルの反発が力強く感じます。
豪ドルに関しては、8月に再度利下げの可能性も出てきましたが、豪ドルが過去10%下落した時点で投資するとかなり高い確率で反発して高いパフォーマンスが得られるという過去の経験があります。
リーマンショック以降、「豪ドル相場10%下落」時点で投資すると、1年後には上昇している傾向にあるとのことです。
いずれにせよ、来週前半は様子見、週半ばから米GDPや個人消費の発表も混ざって本格的に動き出していく感じになると思いますので、経済指標や予測、要人発言等をよくチェックしておきましょう。
【重要経済指標】
★★★
23:00 (米)6月中古住宅販売保留(前月比) 前回:+6.7% 予想:-1.2%
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