2013年07月11日のFX為替相場予想
【今日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 99.56 下落 (日足) ↓
予想レンジ 98.80~100.00
【THV V4による分析】
ファストトリクスが緑色から赤色に変わりました。
1時間足・4時間足ともに下降トレンドのため、しばらく下値模索が続きそうです。
【昨日の概要】
堅調なNYダウの影響で、前場は日本株も上昇したのですが、11時に発表された中国の貿易統計で輸出が2012年1月以来1年5カ月ぶりに減少していることがわかるとマイナスに転じ、56円安の14416円で引けました。
ドル円もロンドン時間に入り欧州株が軟調になると、100.50円と100.00円のストップを巻き込み急落、100円割れとなりました。
また、翌日早朝にバーナンキFRB議長の講演を控えていることもあって様子見ムードとなり、レンジ相場で推移しました。
【昨日の結果】
・ダウ平均 15291.66(-8.68 -0.06%)
・CME日経平均先物 14440(大証終比:+10 +0.07%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1247.40(+1.50 +0.12%)
・NY原油先物11月限(WTI) 106.52(+2.99 +2.89%)
【重要経済指標】
★★★
6月貿易収支(中) 前回:+204.3億$ 予想:+278.0億$ 結果:+271.3億$
【その他】
23:00 (欧)アスムセンECB専務理事講演
29:10 (米)バーナンキFRB議長講演
【今日の戦略】
今朝方行われたバーナンキFRB議長の講演では、質疑応答も含め
・失業率が6.5%に下がっても自動的には利上げはしない
・インフレや雇用は緩和的な政策が必要
・現在の7.6%の失業率では雇用の健全性を過大評価している
といった趣旨の内容となり、ドルが売られ他通貨が上昇しました。ドル円は一時99.40円付近まで急落、ユーロドルは一時1.2997まで上昇しています。
米国債は、いったん売られたあと再度買い戻され10年債利回りは前日水準に戻し、行って来いの激しい値動きとなりました。ドルが上昇しづらくなったように思えます。
ドル円の注文状況は、99.50円に厚めの買い、99.40円に実需の買い、99.20円、99.10円、99.00円は買いは厚めですが割り込むとストップロス売りが控えています。
上値は100.90~101.00円に売り、101.30円にストップロス買いを控えている程度ですが、バーナンキFRB議長の「失業率が6.5%に下がっても自動的には利上げはしない」発言の影響で、積極的に買われることはなさそうです。また各種移動平均線付近でもあるため、材料がなければ上昇は難しそう。
NYダウはほとんど変わらず、現在の日経平均先物は時間外で14435円と現物終値よりも小幅に高いのですがドル円は下がっているため、このあと東京市場でどのように評価されるのか見極めた方がよさそうです。
また、10時30分発表の豪雇用統計は失業率悪化の予想となっているので要注意。
【重要経済指標】
★★★★
10:30 (豪)6月新規雇用者数(前月比) 前回:+1100 予想:±0
★★★★
10:30 (豪)6月失業率 前回:5.5% 予想:5.6%
★★★★★
(日)日銀・政策金利発表 前回:0.00~0.10% 予想:0.00~0.10%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前回:+34.3万件 予想:+33.5万件
【その他】
15:45 (欧)クーレECB専務理事講演
17:00 (独)バイトマン独連銀総裁講演
24:00 (米)タルーロFRB理事講演
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