2015年1月9日 15時以降のFX為替予想
【東京時間を踏まえた値動き予想】
ユーロドル 1.1808 上昇(4時間足) ↑
予想レンジ 1.1780~1.1830
【THV V4による分析】
買戻しが続いています。
特に変更はありません。
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【NYダウの上昇に日経平均株価は付いて行けず】
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昨晩のNYダウが+323ドル高と大幅に続伸したにもかかわらず、日経平均株価は売りに押されて+30円高の17197円と小幅な上昇で引けました。
最近の日本経済指標は予想を上回るものが数えるほどしかなく、さらに本日はSQが通過したうえ連休前ということもあって寄り天となりました。ただ、今晩の米雇用統計の結果次第で買戻される可能性はあります。
ドル円は、序盤堅調に推移し119.87円まで上昇したものの、株安を受けて一時119.17円まで下押ししています。
代わりにユーロドルやポンドドルなどのドルストレートが上昇しており、米雇用統計を前にややドル安気味となってきました。
アジア株はまちまち、方向感がありません。
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119.00円に厚い買い注文が貯まっているものの、欧州株も下落するようであれば抜ける可能性があります。
上値は、119.50円の節目を越えられるかどうかでしょう。
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【独・英経済指標や米雇用統計のほか、ロシアの新格付けが公表予定】
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ロンドン時間は、16時に独11月鉱工業生産指数と独11月貿易収支、18時30分に英11月鉱工業生産指数や英11月製造業生産高が発表されます。
また、NY時間は22時30分に米雇用統計が発表、一昨日発表された12月ADP雇用統計が、予想+22.5万人に対し結果+24.1万人と予想を上回っていたこともあり、やや期待感が高いようです。
一方、格付け会社フィッチが本日ロシアの新格付け評価を公表するのですが、現在の格付けは投資適格級で下から2番目、見通しは「ネガティブ」となっています。
格付け会社S&Pの方は、先月ロシアをジャンク(投資不適格)級に引き下げる可能性があると明らかにしているため、フィッチの方も追随して下げてくる可能性が高く、米雇用統計と合わせて相当荒れる可能性もあるため注意が必要です。
なお、日本国債もフィッチがネガティブウォッチ(格下げする含みで注視するという意味)をしており、今月格付けが発表される予定となっています。
今のところ、欧州株・米国株ともに時間外で下落しています。
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