来週のFX予想(2023年2月6日~2月10日)
来週の相場見通し
株とオセアニア通貨が買われる
今週のドル円は週半ばまで下値模索となっていましたが、昨晩の米1月雇用統計を受け131円台へ急騰。予想18.5万人に対し結果51.7万人と大幅に増加しており、5%台への利上げが意識されました。
クロス円はやや下落、ドル円とドルストレートの動きで難しい流れに。ただ、全体的にはドルを見ながらの動きとなっており、ドル対他通貨の様相となっています。
来週はやや材料難のため、米1月雇用統計の動きが継続すればドルの買戻しが続くことになります。
一方、NYダウは34,000ドル付近を維持、日経平均株価は27,000円台半ばへ上昇しました。日本株は円安で買われやすい一方、米国株はドル高が進むと売られるため、週明け以降の動きに注意。
一時1955ドルまで買われていた金は急落、1900ドルの節目を割れておりトレンド転換する可能性も出てきています。
原油は軟調、米週間在庫統計の増加が悪材料に。寒波によるヒーティングオイル需要期待で買われる場面もありますが、実際に在庫が減らないとトレンド転換は難しいでしょう。
米10年債利回り
日・月別のFX予想記事
ドル円予想
ドル円チャート
米1月雇用統計を受け、131円台へ上昇。
150円で出た売りシグナルが継続していますが、上昇が継続すれば買いシグナルも出そうです。ロングする入る場合は、買いシグナルが出てからの方が無難でしょう。
ユーロドル予想
ユーロドルチャート
1.0500台がサポートラインとなり、
買いシグナルが発生し現在も継続中。一時1.1000台へ乗せる場面もありましたが、ドル高で売りに押されました。
日経平均株価予想
日経平均株価チャート
27,000円台半ばへ上昇。
買いシグナルが発生し、勢いづいています。円安が進んだほか欧米株に比べ出遅れ感があるうえ、買いが入りやすいでしょう。
NYダウ予想
NYダウチャート
34,000ドル付近で推移。
32,000ドルでの買いシグナルが、継続しています。ドル高になると株安になるため、しばらくは注意が必要です。
金(Gold)予想
金(Gold)チャート
一時1950ドル台へ上昇。
1600ドルを維持したのち買いシグナルが発生し、2か月ほど上昇トレンドが継続しています。しかし、週末のドル高を受け1900ドルの節目を割れているため、いったん売り転換する可能性が出てきました。
原油(WTI)予想
原油(WTI)チャート
81ドル付近で売りシグナルが発生。
80ドル台を維持することができず、上値の重い状態が続いています。。米週間在庫の増加で、売り圧力が続くでしょう。
経済指標
来週は、火曜日にパウエルFRB議長の発言があります。その他、材料難なので、良好な米1月雇用統計を背景にしたドル買いが続くと見ます。
2/6(月)
特になし
2/7(火)
(米)パウエルFRB議長の発言
2/8(水)
特になし
2/9(木)
(米)新規失業保険申請件数
2/10(金)
(米)2月ミシガン大学消費者態度指数
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