来週のFX予想(2023年1月23日~1月27日)
来週の相場見通し
為替は日銀会合で乱高下
今週は、火曜日の日銀会合で急速に円安の進む場面があったものの、その後は失速し行って来いとなりました。
ただ、年初来安値を割れることはなく、いったん買戻し優勢に。長めの上ヒゲが出たものの、株高による円安がサポートしている面もあり、株式市場を見ながら底堅く推移すると予想します。米10年債利回りは3.498%から3.479%へ低下、他通貨に比べドルは弱いうえ、金の上昇で上値は重いと見ます。
米国株は決算発表シーズンで、個別銘柄の動きが中心に。毎回、決算発表中は株価が下がりにくい傾向にあるため、引き続きレンジ相場と予想します。日本株にやや割安感があるため、買戻しが続くと思われます。
一方、原油の価格が昨年末から安定してきており、今後の需要回復に期待したいところ。原油価格が安定すれば、資源国通貨への買いも入りやすくなるでしょう。
米10年債利回り
日・月別のFX予想記事
ドル円予想
ドル円チャート
売り一巡後は下げ渋り。
150円で出た売りシグナルが継続しており、下値模索と予想します。ロングする入る場合は、買いシグナルが出てからの方が無難でしょう。
ユーロドル予想
ユーロドルチャート
1.0800台を維持。
1.0500台がサポートラインとなり、買いシグナルが発生。上昇トレンドが続いており、1.1000台へ乗せられるか注目。
日経平均株価予想
日経平均株価チャート
26,000円台半ばへ上昇。
まだ買いシグナルは出ていませんが、数日で出現すると思われます。週明けは、27,000円台を回復すると予想。
NYダウ予想
NYダウチャート
高値圏での推移。
売りシグナルが発生したものの、昨年末からレンジ相場が続いており、底堅く推移と予想。決算発表期間中は、下値の堅い場合が多いです。
金(Gold)予想
金(Gold)チャート
1920ドル台へ上値を伸ばす。
1600ドルを維持したのち買いシグナルが発生、2か月ほど上昇トレンドが継続しています。米利回りの低下により、上値追いと見ます。
原油(WTI)予想
原油(WTI)チャート
81ドル台へ上昇。
76ドル付近がポートライン。まだ下値不安があるため、まずは80ドル台を維持できるか注目。
経済指標
来週は、旧正月で週末まで中国市場が休場。水曜日の豪10-12月CPIや木曜日の米10-12月GDP速報値に注目です。
1/23(月)
(米)12月景気先行指標総合指数
(欧)ラガルドECB総裁の発言
1/24(火)
(米)1月製造業購買担当者景気指数、
1月リッチモンド連銀製造業指数
1/25(水)
(豪)10-12月期四半期消費者物価(CPI)
1/26(木)
(米)10-12月GDP速報値、新規失業保険申請件数、
12月新築住宅販売件数
1/27(金)
(米)1月ミシガン大学消費者態度指数
1/23~1/27
(中国市場)旧正月
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