【イーサスキャン(Etherscan)】ど素人でも分かる使い方と追跡方法
イーサスキャンでアドレスを追跡してみよう
投資詐欺の真相を暴露
仮想通貨の運用に際し、よくSNSのやり取りで「詐欺かどうか心配ならイーサスキャン(Etherscan)で調べればいい」といったコメントを見かけます。
しかし、 実際にイーサスキャン(Etherscan)を使ってみても見方がよく分からない、あるいはインターネットで検索してみても、画面の説明ばかりで実際にどう追跡したらよいのか分からない、といった場合が多いのではないかと思います。
そこでこのページでは、不審な動きをしているジュビリーエースとジェンコの仮想通貨アクアナイトをめぐるアドレスの動きを例に挙げて、追跡方法を説明していきます。
この会社は、仮想通貨ビットコインやUSDTで出資金を募ったのち、現在は出金停止。一部アクアナイトと呼ばれる独自仮想通貨で返金しているものの、当初は「アクアナイトで利益を払うことは一切ない」と何度も述べていたうえ、その実態はただの草コインなので日を追うごとに価値が低下しています。
今回追跡していくアドレスは、このジュビリーグループから仮想通貨アクアナイトを1億枚配布されています。さらにこのアドレスは、詐欺案件で被害者3万人、被害総額500億円を出したと言われるPGA・プランスゴールドの出金先アドレスとして使われていました。また、アルファロックという同じく出金が停止されたアービトラージ案件のアドレスもここへつながっています。
しかし、ジュビリーエースの運営側は関係性を否定。事あるごとに「PGA・プランスゴールドとの関りは全くない」と主張しているため、イーサスキャンの使い方とともにその真相へ迫っていきます。
- イーサリアムやトークン関わる情報を検索できる
- 指定したアドレスを調べることができる
- 保有仮想通貨やトークンが分かる
- 送金、出金などの取引履歴が分かる
- 仮想通貨自体の情報を調べられる
- トランザクションエラーや理由が分かる
- 個人が特定されたりハッキングされることはない
関連キーワード
PGA・プランスゴールドとは
PGA・プランスゴールド社が運営する、ジュビリーグループと同じ、三角アービトラージを用いた投資案件。
しかし、2020年10月に出金停止となり、その後一切の預け金が引き出せなくなったことで、逮捕者が出たり被害者の会が集団訴訟を起こしたりしている。
⇒【動画リスト】PGA・プランスゴールド、アルファロック、ゴッドソード
仮想通貨アクアナイトとは
仮想通貨アクアナイトは、ジュビリーエースとジェンコが2020年7月に発行。
当初は、「報酬をアクアナイトで支払うことは絶対にない」と言っていたが、途中からアクアナイトでの出金となった。また、「3ドルで買い支える」と言っていたがまったく買い支えられていない、草コインの一種。
⇒【動画リスト】ジュビリーエース・ジェンコ/jenco、GTRについての考察
イーサスキャンの使い方と画面の見方
[イーサスキャン]>[アドレス検索]>[FromからToを追う]
まずはPGAの流れを追っていく
今回、追跡に使うサンプルとして、実際に使われていたPGA・プランスゴールドの送金先アドレスを準備しました。もし、PGAやジェンコ参加者の方でしたら、自分の送付先アドレスで同じ作業を行ってみてください。
PGAアドレスの予備と、ジェンコ、アルファロックのアドレスも準備しました。一番上の送金先アドレスで手順が確認出来たら、これらのアドレスも追跡していただければと思います。
0x5D469EA8C213a5e2a7aDcE9222E34D7eB0914088
PGA予備
0x6187fb8b9537f411ac7eeda1d476645c3f750cdb
0x6e977cf7feee9af271ea51784e5da2f05f20932f
ジェンコ
0xc0eb080f350e636dc2bf9ebffde63deec34de6bb
0x341bca5de64e9e8a3c94c38010783f9fbf57c368
アルファロック
0x73ae0b207621aaa59cb97e29bb44f9cfa7f0dd33
0x0f98b5bbb5452278b190e0283b2635b91c20fbf5
アドレスをイーサスキャンで検索
ここからは、上記の一番上にあるアドレスを追っていきます。サンプルに、いくつかの送金先アドレスも掲載したので、一読したあとそちらも試してみてください。
まず、イーサスキャン(Etherscan)のページにある検索ボックスへアドレスを貼りつけ、検索します。
「ERC20 Token Txns」をクリック
検索結果が表示されました。
最初の表示はトランザクションで、イーサリアムのブロックチェーン技術を使ったものは
「ERC20」という部分になりますので、
左から2番目の「ERC20 Token Txns」をクリックします。
イーサスキャンの画面の見方
2行、表示されています。
日付の部分を見ると、両方とも397日前、2020年の3月で同じですが、下の方が早い時間になっていますから、まずBinanceからこのアドレスへUSDTが入り、このアドレスからToの青いアドレスへUSDTが移動したことを表しています。
黒いアドレスが今見ているアドレス、この場合だとこのPGA参加者のアドレスということになります。USDTのValueは1,000、1USDTが約100円なので、日本円だとだいたい10万円くらいがPGAに送られています。
この参加者のアドレスは0x5d469ea・・・となっていて、長くて分かりづらいのと、どのアドレスも最初は0xで始まりますから、そのあとの数ケタで識別していきたいと思います。
この場合、0xのあとは5d469eaなので、ここでは5d46と呼びます。
これが、PGA参加者さんのアドレスになります。
イーサスキャンでアドレスを追跡していく
青いアドレスをクリック
それではここから、PGA・プランスゴールドの資金の流れを追跡していきます。
青いアドレスをクリックすると、そのアドレスの仮想通貨がどう動いているか分かりますから、上の行の右側のToにある、青い色の1584アドレスをクリックします。
入金したその後の動き
急にたくさん出てきて、一気に複雑になりました。
黒いアドレスが先ほどクリックした送信先の1584、ここから色々なところにUSDTが流れていることを表しています。
とりあえず、一番上にある7513を見てみます。
今回は通過するだけですが、この7513というアドレス、実はジェンコの送金用アドレスを辿っていくと出てきます。アルファロックでも、出てきます。なので、PGAとジェンコ、アルファロックがつながっていることも分かります。
このあたりも追求していきたいところですが、今回はアクアナイトを追っていきたいのでスルーしてこの7513へ行きます。
PGA・ジェンコ・アルファロック共通の送金先アドレス
0x7513e8C3374E92dC6f20D5F98551726b719Df7Ce
出入りのあることがわかる
黒いアドレスがいまクリックしたアドレスの7513、Toの青いアドレスがそのUSDTの移動先になります。多少、出入りのあることが表わされています。
ぱっと見て出て行った所で多いのは一番上のce0a5945、このアドレスは数字の部分に注目して5945とします。その5945を見てみます。
アドレス5945の不審な動き
5945からは、かなり細かくTo、他のアドレスに送金されています。日付も、つい5日前になっています。この5945というアドレス、実はアクアナイトを1億枚保有していて、あとで出てくるので覚えておいてください。
今見たように、最初BinanceからUSDTを移動して、それをPGAへ送ったのですが、その後はBinanceや他の取引所へ行くわけでもなく、色々なところへ分散された感じになっています。
多少、Binanceへ移動している道筋もあるのですが、全体から見ると非常に少ないです。つまり、入金したUSDTはアービトラージに利用されていなかった、ということになります。
何かの調整でたまたまこのアドレスのUSDTだけ後回しにされたですとか、その後のアービトラージに使われたのなら良いのですが、そんなことはなく、他にたくさんあるPGAのアドレスを見る限り、トレードにはほとんど利用されていないことが分かります。
アドレス5945はPGA初期のみ使用
最初に、今回使うのは去年2020年3月のアドレスで、他の月だと最終的な行き先が異なる可能性がある、と言いましたが、今回犯人として挙げた5945というアドレスは、PGAに関しては初期のころにしか使われていなかったようです。
全てのアドレスを一つ一つ確認したわけではないのですが、ざっと見た限りPGAがグランドオープンしてからは出てきておらず、その後アクアナイトを1億枚配布されているので、何か企んでいたことはたしかです。
仮想通貨そのものを追跡する方法
[イーサスキャン]>[ERC-20 Tokensをクリック]>[仮想通貨を検索]
「ERC-20 Tokens」を選ぶ
では、本題のジュビリーエースのアドレス、といいますかアクアナイトのアドレスを追ってみたいと思います。ジュビリーエース側は、「アクアナイトを5億枚発行した」、と言っていましたので、まずはその裏付けから確認していきます。
仮想通貨自体を検索するには、画面右上の「Tokens」というところから、「ERC-20 Tokens」を選びます。
少し下の検索を使う
ページ右上ではなく、少しその少し下にある検索ボックスでアクアナイトを探します。
「aquanite」と入力して、検索してください。
一番下のアクアナイトをクリック
3つ出てきましたが、一番下のアクアナイトになります。アドレスを、クリックしてください。
仮想通貨アクアナイトが表示
仮想通貨アクアナイトの情報が表示されました。
最近の動きから、最初の時点まで辿っていけます。Lastをクリックして1ページ目へ移動してください。
仮想通貨アクアナイト5億枚を確認
1番下を見ると、アクアナイト5億枚がありました。
10か月ほど前に0000というアドレスからaecfb822、822へアクアナイトが5億枚入ってきていることが分かります。たしかに、運営側が言うようにアクアナイトは5億枚あるようです。
その後は細かい動きがありまして、試しに移動したような感じだと思うのですが、小さいやり取りが続きます。次のページへ行きます。
PGA送金先のアドレスが出てきた
すると、突然大きな移動が出てきました。
アクアナイト1億枚、最初にアクアナイトが5億枚付与された822から5945へ1億枚が移動しています。ここで、5945のアドレスが出てきました。
ジュビリーエース側は、ジュビリーグループとPGAは全く関係ない、と言っていましたが、全発行枚数の5分の1が移動したアドレスはPGAから入金されたUSDTの移動先になっていましたから、まったくの無関係ではないはずです。
この5945というアドレスは何なのか、クリックしてさらに追っていきます。
Analyticsによる推移分析
「Analytics」をクリックして、仮想通貨の推移を見てみます。
すると、アクアナイトが上場した時に1億枚が出現し、10月、11月、12月と、2020年中は動きなし。
このあとは、2021年のところを中心にチャートを拡大すると分かりやすくなります。2021年に入って1月は動きなし、2月になると若干減って、3月になるとガクンと減りました。
1億枚あったアクアナイトが、9800万枚、9700万枚、9600万枚、どんどん減っていって、3月後半には9100万枚、さらに減少は続いて4月に入ると9,000万枚割れ、現在8,800万枚と1,200万枚も減りました。
仮想通貨アクアナイトレートと比較
アクアナイトのチャートと比較してみます。すると、どうでしょうか。
3ドルを維持していたアクアナイトは、今年に入って不安定な動きになり、1月から2月にかけて下落、アドレス5945からアクアナイトが出ていくのと同じタイミングで、アクアナイトへの売り圧力も強まっています。
アドレス5945からアクアナイトが流出し始めたのは2月、その前にアクアナイトはアドレス5945関係なく一度下がっていましたが、もしかすると情報を早くつかんだ人たちが先に売ったのかもしれません。
現在は、1億枚保有していたうちの1200万アクアナイトを放出した状態です。
ということで、アクアナイト暴落の犯人をこの5945と考えたのですが、ここからすぐに取引所へ流出しているわけではなく、そこがまだよく分かっていないです。
配布用のウォレットか
5945の送り先をいくつか見てみますと、49fbはここで終わり、1ca1はここで終わり、dee8は、これもここで終わり、中には、Bikiへ送られているものもあるのですが、あまりないです。
つまり、5945から直接Bikiへ送られて売却しているのではなく、別のアドレスへ送られそのままストックされているかあるいは若干売られるかしていることが分かります。
移動するアクアナイトの量は2ケタくらいが多く、かなり少額ですので、もしかするとこの5945は、今年に入ってからアクアナイトで返金が行われている、その送り元なのかもしれません。
そうであれば、5945からの送金量が少なかったり、移動した先でそのままストックされているのは、アクアナイトの価格が上がるのを待っている、などの理由なのかもしれないです。
今わかっているのはここまでで、この5945というアドレス、PGAのUSDTの送金先になっていただけでなく、アクアナイトが1億枚割り当てられていたアドレスで、このアドレスのアクアナイトが減っていくにしたがって、アクアナイトの市場レートも下がっていっている、ということが分かりました。
Bitqueryで視覚的に調べる
Bitqueryにアドレスを入力
イーサスキャンのほかにも、仮想通貨を視覚的に追うことができるサイトとして、
Bitqueryがあります。
Bitqueryへアクセスしたら、上にある検索ボックスへ5945のアドレスである「0xce0a5945a2e7163568221186da084ad34edad14f」を入力します。
検索結果をクリック
検索結果の、一番上をクリックします。
仮想通貨の受取や送金、残高が分かる
画面左上のReceiveは受け取った仮想通貨。イーサリアム466、USDTは後ろにMが付いていて、Mは0が6つ付いた状態ですから3700万USDT、アクアナイトも0が6つ付くので数は1億、これはイーサスキャンで確認した通りです。(1M=1000,000)
この5945アドレスには、アクアナイトだけでなくUSDTもかなりの量入ってきていることが分かります。「Tx’s」の99や44、3といった数字は、受け取った回数です。
Sendは送った分、出金した分で、イーサリアムは118ほどで18324回、USDTはほとんど送信、アクアナイトは1200万アクアナイトを53523回送金、なので、これもイーサスキャンのデータと合っています。
右側には今の残高が表示されていて、USDTは29,923、イーサリアムは16、アクアナイトは8,800万残っていることが確認できます。
Money Flowで視覚的に表示
Bitqueryもイーサスキャン同様、詳細な流れが見れるほか、タブの右側にある「Money Flow」で視覚的に表示することができます。
最初は表示仮想通貨がイーサリアムになっているので、通貨の方をアクアナイトに変更すると、仮想通貨の流れが視覚的に分かります。
詳細レベルを上げる
画面右側にある詳細レベルを上げると、さらに細かい表示になります。それぞれ、ドラッグすると伸ばして表示できます。
送金先がこれだけ広がっているわけですから、「5945」はアクアナイトを売却する専用アドレスなのではなく、返却用のアクアナイトを配布しているように見えます。
このように、アドレス「5945」が非常に怪しいといいますか、動いている資金量が大きくて様々な影響を与えていることが分かっていただけたかと思います。
0xce0a5945a2e7163568221186da084ad34edad14f
イーサスキャンとBitquery分析結果による考察
分析してわかった3つの可能性
画面右側にある詳細レベルを上げると、さらに細かい表示になります。それぞれ、ドラッグすると伸ばして表示できます。
送金先がこれだけ広がっているわけですから、「5945」はアクアナイトを売却する専用アドレスなのではなく、返却用のアクアナイトを配布しているように見えます。
このように、アドレス「5945」が非常に怪しいといいますか、動いている資金量が大きくて様々な影響を与えていることが分かっていただけたかと思います。
- TOPリーダークラスが保有しているアドレス
- 返金用の窓口アドレス
- 全く違う目的のアドレス
①TOPリーダークラスが保有しているアドレス
①のTOPリーダークラスが保有している、の場合ですが、5億枚のうち1億枚配分するというのはかなりの大口ですから、運営側が絶対把握しているはずです。
しかも、アクアナイトができて早い段階で割り当てていますから、ほぼTOPリーダークラスの人物だと思われます。TOPリーダークラスの人物がアクアナイトを売りさばいているのでしたら、すぐに止めさせないといけないです。
なぜなら、当初運営側はアクアナイトを「3ドルで指値注文」するよう参加者に伝え、3ドル以下で推移しているのは「参加者が勝手に売っているからだ」、と責任転嫁していたからです。
参加者が売るのを我慢していたのに、アクアナイト1億枚保有者が売り続けていたのだとしたら、裏切り行為ということになります。
②返金用の窓口アドレス
②の返金用の窓口アドレスの場合、今年に入り、昨年11月までの出金申請分の3%程度をアクアナイトで返却し始めたり、ジェンコ参加者で利益の出ていない人へ返却を行い始めていますが、その返却元となっているアドレスの可能性があります。
それなら、アクアナイトが色々なところへ移動したり、移動先でストックあるいは売却と様々な動きになっている説明が付きます。
しかし、もしそうであれば、このアドレスはアクアナイトができてすぐ、去年7月ごろの話ですから、運営側の話と矛盾します。
ジュビリーエースは当初、「利益をアクアナイトで支払うことは絶対にない」と何度も言い切っていたからです。これは、以前の動画でセミナー音声を流しながら証拠を示しました。
その話を行っている最中に1億枚を分配していて、それを返却用のアドレスとして使おうと考えていたのでしたら、話が矛盾してきます。
つまり、ジュビリーエース側は最初からビットコインやUSDTで返金するつもりはなく、もともとアクアナイトで支払おうと考えていたのではないか、と疑わざるを得ないことになります。
違うのであれば、なぜ1億枚を分けたのか、4億枚のアドレスからではなくなぜこの1億枚の方で返却しているのかの説明をする必要があります。
あと、アクアナイトでの出金が遅れていることをRCMのせいにしている会社側のコメントも見られましたが、アクアナイトの配布とRCMは関係ないです。この5945アドレスとRCMはつながりがありませんから、出金の遅れをRCMのせいにしているコメント自体もおかしい、ということにもなります。
【動画】アクアナイトに関する虚偽発言
③全く違う目的のアドレス
③の全く違う目的のアドレス、今回の話は仮想通貨のアドレスを追っているだけなので、問い合わせ先がなくて詳細が確認できないです。
Regal Core MarketsのようにMT4専用の会社などがあれば、そこへ問い合わせたりライセンスを確認すればヒントが得られますが、この場合は流れを追っているだけなので推測の域を出ないです。
ジュビリーエースの経営陣に聞ければ一番話が早いので、参加者の方はアップや紹介者を辿って行っていただければと思います。
5億枚のうち1億枚分配されているのですから、必ず知っているはずです。
結論と今後の予想
ということで、アクアナイト暴落の犯人と思われるアドレスは判明したのですが、なぜこのような動きになっているのか、保有者は誰なのかまでは分かりませんから、直接の紹介者やさらにその上のアップなどに確認を取った方が良いと思います。
また、ジュビリーエース側からはアクアナイトを買い支える様子がまったく見られないですから、早くこの5945をなんとかしないと、アクアナイトの価格は下げ止まらないです。
まだ8,800万枚の売り圧力がありますから、近いうち1円を割れることになります。この売りが終わっても、運営はまだ4億枚持っていて、それを放出してくる可能性もあります。
当初運営側は、毎月10%ずつ買い上げて市場にあるアクアナイトの量を減らし価値を上げていく、時価総額トップ10に入れると豪語していたのに、現状は放置です。純粋な売り圧力はトータルで4億8,800万枚ありますから、以前言いましたがこのままだと仮想通貨ワースト10入りを目指すことになります。
直近は、1,200万枚程度の売り、全体のたった2.4%の売りでヒーヒー言っているような状態ですから、早く何とかしたほうがいいです。
【動画】仮想通貨アクアナイトが下げ止まらない理由
アドレス5945の真相が判明!
読者様からの情報提供
上述したように、アドレス5945に関しては正体不明の状態が続いていましたが、読者様からの情報提要により、その正体が判明しました。
提供していただいた情報は、こちら。
なんと、情報提供者さんが返金対応の遅れを急かしたところ、ジュビリーエース創業者のジェームスと、通常の運営事務局からの送金アドレスが判明しました。
創業者ジェームスから送られてきたアドレスは822、これは最初にアクアナイトを5億枚付与されたアドレスですから、会社側のアドレスということが分かりました。つまり、ジェームスは会社側のアドレスを使って、個別に返却対応を行ったということになります。
2回目の出金分振込はアドレス5945
すると、ここでアドレス5945が登場。返金申請した結果、送信元となったアドレスなので、3つあった考察の2番目「②返金用の窓口アドレス」のアドレスだったことが判明しました。
運営に対し3つの新たな疑問が浮上
- なぜ最初にわざわざアクアナイトを1億枚分けたのか→ 最初から返金用に使う予定だった可能性も
- なぜ返金対応に差があるのか→ 優先順位を付けている
- なぜアクアナイトを買い支えないのか→ 最初からそのつもりが無かったのではないか
運営側が説明するべき
しかし同時に、新たに3つの疑問もわきました。
なぜ最初に、わざわざアクアナイトを1億枚分けておいたのか。
「利益をアクアナイトで支払うことは絶対にない」と運営側が何度も発言していましたが、これだと最初から返金はアクアナイトで行おうとしていたことが見て取れます。
さらに、この情報提供者さん、アクアナイトの推移を見るに大口の参加者さんなので、本来は分割送金するところ、ジェームスが特別に一括で会社のアドレスから送ったことも見て取れます。
着金しなくて困っている人がたくさんいる中、平等に対処していないことも分かりました。
とすると、もしかすると一般参加者へ着金していない中、紹介者を出したリーダー陣にはすでに全額着金していて、彼らがアクアナイトを売りさばいているのではないか、立場によって告知する情報や内容が違うのではないか、といった疑問がわいてきます。
自分を勧誘してきたアップにはすでに返金されていて、あとは情報を小出しにしているのかもしれません。こうした対応の違いは、会社側がきちんと説明すべきだと思います。
止まらない仮想通貨アクアナイトへの売り
また、仮想通貨アクアナイトのレートは下がる一方で、現在1アクアナイト=0.2947USDT。日本円で32円と目も当てられない価格になりました。
当初PPP(価格保護ポリシー)で3ドルで買い支える、シミュレーションも問題ない、と言っていた運営と矛盾が生じています。
このあたりに関しては、イーサスキャンを使うなどして、引き続き情報を追っていった方が良いでしょう。
【動画】CEOがトンヅラ、アクアナイトは暴落中
ジュビリーエースのCEOがトンヅラ
上記記事執筆後、なんとジュビリーエースのCEOであるトニージャクソンがトンヅラしました。
詳しくは下記動画を見ていただければと思いますが、マスコミ暴露や訴訟の動きも起き始めました。詐欺と分からずとも、イーサスキャンが使えれば事前に怪しいということは察知できたため、非常に悔やまれます。
トンヅラしたトニージャクソン
なぜバレるようなアドレスを使ったのか
スケープゴート的なアドレスの可能性も
今回、このようにイーサスキャンを使うことによって怪しいアドレスが判明したのですが、なぜ誰でも追跡できるようなアドレスを入金先に使ったのか、という疑問が生じます。
普通に考えれば、案件ごとに別アドレスを使えば大元が一緒だということはバレないのに、なぜ同じアドレスを入金先として使いまわしたのか、という疑問が生じます。
この点に関しての考察としては、バレないと思ったのか、すぐに逃げようと思ったのか、あるいは捕まっても大丈夫なスケープゴート的な人物が所有しているアドレスなのか、ということが考えられます。
個人的には、バレてもよい生贄アドレスの可能性が高いと考えています。このあたりも、色々追求していかなければいけませんね。
- バレないと思っていた
- すぐに逃げようと思っていた
- アドレスを準備する時間がなかった
- イーサスキャンに関する知識がなかった
- 捕まっても影響のないスケープゴート的アドレス(真犯人にはたどり着けない)
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