2024年6月14日のFX為替予想
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ブロードコムが好決算と株式分割で+12.27%と急伸
- ドル円は157円付近へ上昇
- クロス円は売りに押される
- 米国株はまちまちの動き
- 商品相場は下落
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ユーロドル 1.0741 下落 ↓
予想レンジ 1.0650~1.0770
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-35ドル安、日経平均株価も-156円安の38720円と下落しました。
ドル円は157円付近へ上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 38647.10(-65.11 -0.17%)
・日経平均 38565.00(-155 -0.40%)
・金・ゴールド 2304.59(-17.96 -0.77%)
・原油・WTI 78.18(-0.32 -0.41%)
経済指標
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.5% 予想:0.1% 結果:-0.2%
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:2.2% 予想:2.5% 結果:2.2%
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPIコア指数)(前月比)
前回:0.5% 予想:0.3% 結果:0.0%
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPIコア指数)(前年同月比)
前回:2.4% 予想:2.5% 結果:2.3%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.9万件 予想:22.3万件 結果:24.2万件
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの下落
△強気材料:ナスダックの反発
◆ドル円は157円付近へ上昇
◆クロス円はやや売り優勢
◆米10年債利回りは4.236%へ低下
◆ドルストレートは全体的に下落
◆米国株はまちまちの動き
◆金は-17ドル安
◆原油は-0.41%安
◆昼ごろに日銀会合の結果が公表
◆23時に米6月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-105円安の38597円
☆株と欧州通貨が弱いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
半導体にまとまった買い
昨晩のNYダウは序盤から売られ、-65ドル安と続落しました。
ナスダックは半導体銘柄への買いで、+0.34%高と反発。
直近の米経済指標が軟調なことで、米経済の景気減速懸念が強まっています。
ブロードコムが、AI製品の堅調な需要を背景に好決算となって株式分割を発表し+12.27%と急伸。エヌビディア+3.52%、マイクロン+1.70%、クアルコム+1.12%と半導体に買い。
対照的に、アマゾン-1.64%、アルファベット-1.57%、メタ-0.93%とIT株の一角が下落。原油安で、シェブロン-0.90%、エクソンモービル-0.80%とエネルギーにも売り。
全体的には、値上がり銘柄数1304、値下がり銘柄数3217と全銘柄中の69.1%が下落しました。
テーマ別株価変動率
半導体 +0.58%
生成AI -0.07%
石油・エネルギー -0.64%
海運関連 -1.53%
軍事 -0.57%
暗号資産関連 +1.11%
ドル円は157円付近へ戻す
米10年債利回り
昨晩発表された米5月PPIは前月比で-0.2%と予想0.1%を下回ったほか、米新規失業保険申請件数も24.2万件と予想22.3万件より悪化していました。ドル円は一時156円台半ばまで売られたものの、売り一巡後は買戻しが入り157円付近へ上昇。
ただ、米10年債利回りは4.236%へ低下しており、ドルは上値の重い状態が続くと予想します。
一方、ドル円以外のドルストレートが下落したことでクロス円は売りに押されました。
通貨別にはユーロへの売りが継続、不安定な政局が売り材料に。仏独の利回り格差が2017年以来の水準に拡大していることもあって、ユーロは軟調な動きが続くと見ます。
商品相場は下落
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は-17ドル安、2300ドル付近へ下げました。一時2300ドル台を割れる場面もあり、やや売り優勢の地合い。
予想外にドルが強かったことが重し、軟調な動きが続くと予想します。
原油は-0.41%安、78ドル台前半へ下落しました。一時78.91ドルまで買われたものの、上値は重く79ドル台手前で失速。
時間外でじり安となっており、上値の重い状態が続くと見ます。
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-105円安の38597円と続落しました。ドル円は上昇したもののNYダウの調整が続いているため、日本株も上値が重いと予想します。
ドル円の下値は156.70円がサポートライン、上値は10線ごとに売り注文。本日の日銀会合では国債の買い入れ減額が焦点となっており、円高に振れる可能性があるため注意が必要です。
経済指標
★★★★★
(日)日銀金融政策決定会合
★★★
23:00(米)6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:69.1 予想:72.8
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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