2024年4月22日のFX為替予想
明日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- イスラエルがイランへ攻撃し地政学的リスクが高まる
- 小規模の攻撃だったためイランは反撃の意思がないことを表明
- ドル円は154円台後半と行って来いに
- 英3月小売売上高の悪化でポンドが弱い
- 米国株はIT・ハイテク株中心に売り継続
- 商品相場は買われる
明日の予想通貨ペア
ポンドドル 1.2368 下落 (1時間足)↓
予想レンジ 1.2300~1.2400
サイバーシグナル(Cyber Signal)による分析
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+22ドル高、日経平均株価は-1011円安の37068円と大きく下落しました。
ドル円は154円台後半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 37986.40(+211.02 +0.56%)
・日経平均 37135(+35 +0.09%)
・金・ゴールド 2390.45(+12.20 +0.51%)
・原油・WTI 82.11(+0.01 +0.01%)
経済指標
特になし
明日の戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの反発
▽弱気材料:ナスダックの続落
◆ドル円は154円台後半へ上昇
◆クロス円も買戻しが入る
◆米10年債利回りは4.623%へ低下
◆ドルストレートはポンドが弱い
◆米国株はナスダックへの売りが続く
◆欧州株はまちまちの動き
◆金は+12ドル高
◆原油は+0.01%と変わらず
◆24時30分にラガルドECB総裁の発言
◆サンデーダウは+11ドル高
◆日経平均先物は+35円高の37135円
☆いったん買戻しの動きが出ると予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株中心に売り継続
先週末のNYダウは買戻しが入り、+211ドル高と反発しました。
一方、ナスダックはまとまった売りに押され-2.05%安と続落。
リスク回避の動きにより、しばらくはボラティリティの高い状態が続くと見ます。
会員数鈍化見通しが示され、来期から加入者数などの報告を停止と発表したネットフリックスが-9.09%。
エヌビディア-10.01%、メタ-4.13%、アマゾン-2.56%、マイクロソフト-1.27%、アップル-1.22%、アルファベット-1.10%とIT・ハイテク株が全面安。
対照的に、バンクオブアメリカ+3.35%、ウェルズファーゴ+2.74%、JPモルガンチェース+2.51%と銀行に買い。原油高で、シェブロン+1.54%、エクソンモービル+1.15%とエネルギーも上昇。
全体的には、
値上がり銘柄数2568、値下がり銘柄数1966と全銘柄中の54.8%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
アップル関連 -1.70%
半導体 -3.41%
生成AI -3.25%
銀行 +1.65%
石油・エネルギー +1.18%
海運関連 +1.12%
暗号資産関連 -0.75%
一時リスク回避の動きが強まる
米10年債利回り
午前中、イスラエルがイランへ攻撃を行ったことで、リスク回避の動きが強まる場面がありました。ドル円は一時153円台半ばへ急落、クロス円もまとまった売りに押されています。
ただ、その後はイスラエルの攻撃が小規模だったことやイランが反撃の意思のないことを表明したため、急速に買戻しが入りました。ドル円は154円台後半へ上昇し行って来いに、クロス円も急速に戻しています。
米10年債利回りは4.623%へ低下しましたが、小幅程度の低下のため全体的にはドル高の流れが続くと見ます。
通貨別にはポンドが弱く、英3月小売売上高が前月比で-0.3%とマイナスに転じたことが売り材料に。ポンドのみ-0.5%安と戻しが弱く、上値の重い状態が続くと予想します。
商品相場は上昇
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は+12ドル高、地政学的リスクの高まりで買われました。高値圏での推移が続いており、再度史上最高値を試せるか注目。
原油は一時86.28ドルと3ドルほど急伸。その後はポジション解消の動きが広がり、+0.1%と行って来いに。
ただ、OPECプラスが7月から石油増産に踏み切る可能性や、地政学的緊張で買われやすいでしょう。
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で+35円高の37135円と小幅に反発しました。サンデーダウは、+11ドル高と小幅に上昇。
日本株はいったん反発すると思われますが、地政学的リスクにより上値は限定的と予想します。
ドル円の下値は154.45円がサポートライン、上値は154.70円や154.95~155.00円が強めのジスタンスライン。155円付近では為替介入が意識されているため、上抜けするには材料が必要そうです。
ドル円板情報
経済指標
★★★★★
24:30(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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