2024年3月1日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ユーロドル 1.0811 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.0740~1.0830
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
円安株高の地合い
日経平均株価は、+744円高の39910円と大幅反発しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は150円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、24時に米2月ISM製造業景況指数と米2月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、上昇トレンドが継続しています。
通貨別強弱はドルが最も強く、買戻し継続と見ます。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- 日銀がマイナス金利解除を検討と伝わる
- ドル円は乱高下し150円割れ
- クロス円も連れ安
- 独雇用統計やCPI悪化でユーロ売り
- 金が一時2050ドル台乗せ
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ユーロドル 1.0805 下落 ↓
予想レンジ 1.0740~1.0830
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-23ドル安、日経平均株価も-41円安の39166円と下落しました。
ドル円は乱高下し150円割れ、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 38996.39(+47.37 +0.12%)
・日経平均 39325.00(+149.91 +0.38%)
・金・ゴールド 2044.22(+11.10 +0.54%)
・原油・WTI 78.07(-0.47 -0.60%)
経済指標
★★★
22:30(米)1月個人消費支出(PCE)(前月比)
前回:0.7% 予想:0.2% 結果:0.2%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:20.1万件 予想:21.0万件 結果:21.5万件
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米利回りの低下や円買い
△強気材料:ナスダックの反発
◆ドル円は乱高下し150円割れ
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.252%へ低下
◆ドルストレートはユーロが弱い
◆米国株はIT・ハイテク株に買戻し
◆欧州株は小幅に買われる
◆金は+11ドル高
◆原油は-0.60%安と下落
◆24時に米2月ISM製造業景況指数などが発表
◆日経平均先物は+38円高の39214円
☆円高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株に買戻し
昨晩のNYダウは後半にかけ買われ、+47ドル高と小幅に反発しました。
ナスダックは序盤から買い優勢で、+0.90%高と反発。
米利回りの低下でややドル売りに傾いたことにより、輸出関連中心に買われています。
エヌビディア+2.13%、アマゾン+1.17%、メタ+1.18%、アルファベット+0.97%、マイクロソフト+0.68%とIT・ハイテク株に買い戻し。セールスフォース+2.90%、アドビ+1.53%とソフトウェアも上昇しました。
対照的に、ユナイテッドヘルスが続落し-1.17%、アッヴィ-0.76%、メルク-0.63%、イーライリリー-0.42%とヘルスケアへの売りが継続。ウォルマート-1.32%、マクドナルド-1.01%、ペプシコ-0.92%、P&G-0.53%と小売りの一角も軟調に。
全体的には、値上がり銘柄数2778、値下がり銘柄数1798と全銘柄中の58.8%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
アップル関連 +1.25%
半導体 +1.46%
生成AI +1.25%
銀行 +0.33%
石油・エネルギー +0.57%
軍需産業 +0.20%
暗号資産関連 -3.01%
インド関連 +0.13%
日銀がマイナス金利解除を検討と伝わる
午前中、高田日銀審議委員が「物価目標実現ようやく見通せる状況になってきた」、「出口への対応に向けた検討も必要」と強調したことで、急速に円高が進みました。マイナス金利政策の解除などを検討すべき、との考えも示されています。
ドル円は乱高下し150円割れ、注目の集まっていた米PCEデフレーターは予想通りでしたが、米10年債利回りは4.252%へ低下するなどドル売りの反応となって、一時149.20円付近まで下押ししました。
その後は買戻しが入り149円台後半へ戻しましたが、円買いが強く150円付近では戻り売り圧力が続くと予想します。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に下落しました。
通貨別にはユーロが弱く、ユーロ円は一時161円台半ばまで下落、ユーロドルは1.08ドル台を割れる場面も。独2月失業者数は1.10万人と0.70万人より増加、2月CPIも0.4%と予想0.5%を下回っていたことが売り材料に。
ポンドも連れ安となっており、全体的に弱い地合いと見ます。
米10年債利回り
金が一時2050ドル台乗せ
金は+11ドル高、米PCEデフレーターが発表されたタイミングでまとまった買いが入りました。一時2050ドルまで上昇、その後は売られましたが2040ドル台は維持。
米利回りの低下により、じり高の地合いと予想します。
原油は-0.60%安と下落、一時78.80ドルまで買われましたがその後は失速。しかし、77ドル台半ばでは買戻しが入って下げ渋っています。
買いシグナルが続いており、底堅い推移になると予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+38円高の39214円と小幅反発しました。欧米株とも上昇しましたが円高が進んでいるため、買い一巡後は上値が重くなると予想します。
ドル円の下値は149.60円がサポートライン、上値は150.20円がレジスタンスライン。急落後にまとまった買戻しが入ったものの、上昇したことろでは戻り売りも。
しばらくは、150円の節目がレジスタンスラインになると見ます。
経済指標
★★★★
24:00(米)2月ISM製造業景況指数
前回:49.1 予想:49.5
★★★★
24:00(米)2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:79.6 予想:79.6
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント