2022年12月23日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 132.40 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 131.10~133.10
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません
株安ドル高の地合いに
日経平均株価は、-272円安の26235円と反落しました。
ドル円は+40銭ほど上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも上昇。
このあと、22時30分に米7-9月期GDP確定値、GDP個人消費確定値、米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
昨日、NY時間中に買いシグナルが発生しました。
良好な米経済指標を背景に、ドル買い継続と見ます。
経済指標
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:2.9% 予想:2.9%
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:1.7% 予想:1.7%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.1万件 予想:22.5万件
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 132.40 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 131.10~133.10
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+526ドル高、日経平均株価も+120円高の26507円と上昇しました。
ドル円は安値から戻し132円台前半と変わらず、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 33027.49(-348.99 -1.05%)
・日経平均 26105.00(-305.00 -1.14%)
・金・ゴールド 1795.30(-30.10 -1.65%)
・原油・WTI 77.49(-0.80 -1.02%)
経済指標
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:2.9% 予想:2.9% 結果:3.2%
★★★★
22:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:1.7% 予想:1.7% 結果:2.3%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.1万件 予想:22.5万件 結果:21.6万件
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの低下
△強気材料:なし
◆ドル円は132円台前半でのレンジ相場
◆クロス円はやや下落
◆米10年債利回りは3.675%へ低下
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は反落
◆欧州株は-1%安
◆金は-30ドル安と反落
◆原油は-1.02%安と下落
◆24時に米12月ミシガン大学消費者態度指数などが発表
◆日経平均先物は-381円安の26126円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は売りに押される
昨晩のNYダウは時間外ですでに売られており、-348ドル安と反落しました。
ナスダックも-2.23%安、直近安値を下回っており軟調な流れに。
GDP確報値が上方修正されたほか、米新規失業保険申請件数が減少していたことで、再び米利上げが意識されました。
テスラへの売りが止まらず-8.17%、GM-6.16%、フォード-4.03%と自動車関連が連れ安。マイクロソフト-2.84%、アップル-2.67%、メタ-2.35%、アルファベット-2.28%とIT・ハイテク株に強い売り。直近で買われていた半導体セクターも、エヌビディア-6.89%、AMD-5.62%と軟調に。
小売や銀行、不動産、エネルギー株など、幅広い銘柄に売りが入りました。
値上がり銘柄数1335、値下がり銘柄数3525と全銘柄の68.5%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.70%
半導体 -3.65%
石油・エネルギー -2.40%
穀物関連 -1.02%
銀行 -1.54%
電気自動車(EV) -3.37%
軍需産業 -2.24%
メタバース -3.27%
SDGs -2.28%
中国ADR -0.50%
ディフェンシブ -0.56%
ドル以外弱い動きに
ドル円は行って来い、NY時間に一時131.65円まで下押ししたものの買い支えが入って132円台へ戻しました。株安でリスク回避のドル買いが入っており、引き続き株安ドル高の動きとなっています。
また、米7-9月GDP確定値が3.2%と予想2.9%から上方修正されたほか、米新規失業保険申請件数も21.6万件と予想22.5万件より改善していました。
米10年債利回りは3.675%へ低下しましたが、5%付近まで利上げ余地を残しているためドルはじり高と予想します。
一方、クロス円はやや下落、ドルストレートが売られてことでドル円とは異なる動きに。
通貨別には、ポンドドルが一時1.2000台を割れ約1か月ぶりとなる安値付近へ下落、イギリスでは、看護師らに続き救急隊員がストライキを行っており、他通貨に比べ弱い動きとなっています。
全体的にはドル買い優勢で、その他通貨は株安による円高と見ます。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は-30ドル安と反落、まとまった売りが入り1800ドルの節目を割れました。現物取引で一方的に売られ、そのまま安値引けした形に。
米利回りが下げ渋ってきており、金への買いもこのあたりで一服しそうです。
原油は-1.02%安と下落、こちらも上昇一服で77ドル台へ下げました。特に悪材料は出ておらず、利食い売りに押された様子。
むしろ、寒波襲来でヒーティングオイル需要の高まりが見込まれているため、相場を下支えすると予想します。昨日、米国では寒波襲来で航空便の欠航が相次ぎ、本日も700便の欠航が決まってます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-381円安の26126円と反落しました。ドル円の水準は変わりませんが、欧米株とも下落しているため日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は132.00円付近がサポートライン、上値は132.70円がレジスタンスライン。昨晩はドルの底堅さが確認できており、じり高と予想します。
経済指標
★★★★
24:00(米)12月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.1 予想:59.1
★★★
24:00(米)11月新築住宅販売件数(年率換算件数)
前回:63.2万件 予想:60.0万件
★★★
24:00(米)11月新築住宅販売件数(前月比)
前回:7.5% 予想:-5.1%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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