2022年12月21日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0612 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 1.0580~1.0680
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません
為替は買戻しが入る
日経平均株価は、-180円安の26387円と5日続落しました。
ドル円は132円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも上昇。
このあと、24時に米11月中古住宅販売件数と米12月消費者信頼感指数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
売り一巡後、買いシグナルが発生しました。
いったん反発と見ますが、戻り売りには注意が必要でしょう。
経済指標
★★★
24:00(米)11月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:443万件 予想:420万件
★★★
24:00(米)11月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-5.9% 予想:-5.2%
★★★
24:00(米)12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:100.2 予想:101.0
本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.0618 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.0580~1.0680
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-162安、日経平均株価も-669円安の26568円と下落しました。
ドル円は一時130.60円まで下押し、クロス円も全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32850.01(+92.47 +0.28%)
・日経平均 26355.00(-815.00 -3.00%)
・金・ゴールド 1825.40(+27.70 +1.54%)
・原油・WTI 76.09(+0.90 +1.20%)
経済指標
★★★
22:30(米)11月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:142.5万件 予想:140.0万件 結果:142.7万件
★★★
22:30(米)11月住宅着工件数(前月比)
前回:-4.2% 予想:-1.8% 結果:-0.5%
★★★
22:30(米)11月建設許可件数(年率換算件数)
前回:152.6万件
(151.2万件) 予想:148.5万件 結果:134.2万件
★★★
22:30(米)11月建設許可件数(前月比)
前回:-2.4%(-3.3%) 予想:-0.8% 結果:-11.2%
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:日銀の緩和政策修正
△強気材料:NYダウの反発
◆ドル円は一時130.60円まで下押し
◆クロス円は全面安
◆米10年債利回りは3.684%へ上昇
◆ドルストレートは小幅高
◆米国株は底堅く推移
◆欧州株は方向感なし
◆金は+27ドル高
◆原油は+1.2%高と上昇
◆24時に米11月中古住宅販売件数などが発表
◆日経平均先物は-178円安の26389円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
序盤のマイナスからプラスへ転じる
昨晩のNYダウは買戻しが入り、+92ドル高と反発しました。
ナスダックも、+0.17%高と小幅ながらプラスを維持しています。
序盤は日銀による事実上の利上げを受け下落してスタートしたものの、すぐに買戻しの入る展開に。
原油価格の上昇で、エクソンモービル+1.39%、シェブロン1.36%とエネルギー株が上昇。好決算だったアドビに再び買いが入り+2.42%、メタ+1.98%、マイクロソフト+0.50%などIT・ハイテク株の一角も買われました。
対照的に、テスラへの売りが継続し-6.45%。イーロンマスクCEOがツイッターの新CEOを探すなど、このところTwitterへかかりきりになっていることが悪材料に。
全体的には、値上がり銘柄数2671、値下がり銘柄数2195と全銘柄中の51.8%が上昇しています。
全体的には、
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.26%
半導体 +0.59%
石油・エネルギー +1.53%
穀物関連 +0.99%
銀行 +0.64%
電気自動車(EV) -0.10%
軍需産業 +0.83%
メタバース +0.29%
SDGs +0.14%
中国ADR +0.53%
ディフェンシブ -0.16%
事実上の利上げで急速に円高が進む
ドル円は、昼ごろに日銀が大規模緩和を修正する方針を決めたことで急落、-5円超の下落で一時130.60円まで下押ししました。日銀は、従来0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%へ拡大、事実上の利上げとなるため円が買われることに。
米10年債利回りは3.684%へ上昇したものの、全く予想外の緩和政策修正となったことで円買いは根強く下値模索が続くでしょう。
クロス円も全面安、-3%超と大陰線が出ました。各通貨ペアとも、反発しても売りに押される流れとなっています。
円絡みの通貨は非常にボラティリティが高くなっているため、しばらくは避けた方が無難でしょう。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+27ドル高と大きく上昇し、1800ドル台を回復しました。中国で新型コロナウイルス患者の死亡急増の報が出ていることを受け、時間外から買いが集まっていました。
ドル売りにも支えられており、上値追いが続くと予想します。
原油は+1.2%高と上昇、76ドル台へ乗せました。ただ、一時76.90ドルまで急伸したものの、上値では戻り売りに押されています。
TCエナジー社がキーストーン・パイプラインの再開を1週間延期した一方、先週発表の原油在庫急増により戻り売りが出やすいと見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-178円安の26389円と続落しました。欧米株とも比較的堅調に推移していますが為替は急速に円高が進んでいるため、日本株は売り継続と予想します。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は132.00円がレジスタンスライン。売り圧力が強く下値目途が見えず、130円の節目を割れる可能性も出てきています。
経済指標
★★★
24:00(米)11月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:443万件 予想:420万件
★★★
24:00(米)11月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-5.9% 予想:-5.2%
★★★
24:00(米)12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:100.2 予想:101.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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