2022年12月16日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 137.15 下落(4時間足)↓
予想レンジ 136.80~137.60
買い一巡後、ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
円高株安の地合い
日経平均株価は、-524円安の27527円と続落しました。時間外で、欧米株ともやや売り優勢下落。
ドル円は137円台前半へ下落、クロス円も売りに押されています。
このあと、23時45分に米12月製造業PMIが発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
ロンドン時間、売りシグナルが出ました。
いったん利食い売り優勢と見ます。
経済指標
★★★
23:45(米)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:47.7 予想:47.6
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 137.67 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 137.30~138.50
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-142ドル安、日経平均株価も-104円高の28051円と下落しました。
ドル円は137円台後半へ上昇、クロス円はユーロ円が上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 33202.81(-763.54 -2.25%)
・日経平均 27615.00(-275.00 -0.99%)
・金・ゴールド 1787.89(-30.8 -1.69%)
・原油・WTI 76.11(-1.17 -1.51%)
経済指標
★★★★★
21:00(英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
前回:3.00% 予想:3.50% 結果:3.50%
★★★★★
22:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:2.00% 予想: 予想:2.50% 結果:2.50%
★★★
22:30(米)12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:4.5 予想:-1.0 結果:-11.2
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(前月比)
前回:1.3% 予想:-0.1% 結果:-0.6%
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:1.3% 予想:0.2% 結果:-0.2%
★★★
22:30(米)12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-19.4 予想:-10.0 結果:-13.8
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.0万件 予想:23.1万件 結果:21.1万件
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:欧米株の大幅安
△強気材料:ドル買い
◆ドル円は137円台後半へ上昇
◆クロス円はユーロ円が上昇
◆米10年債利回りは3.448%へ低下
◆ドルストレートはポンドと豪ドルが弱い
◆米国株は大幅続落
◆欧州株は-1~3%安
◆金は-30ドル安と続落
◆原油は-1.51%安と反落
◆23時45分に米12月製造業PMIが発表
◆日経平均先物は-362円安の27689円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ドル買いの動きで米国株は大幅続落
昨晩のNYダウは終日売りが続き、-763ドル安と大幅続落しました。
ナスダックも売りがきつく、-3.34%安と続落。
前日のFOMCを受けドル買いが強まったことで、再び株式市場へ悪影響を及ぼしています。
配信供給不足により広告主に返金していると伝わったネットフリックスが、-8.82%と大幅安。メタ-4.96%、アップル-4.26%、アルファベット-4.19%、マイクロソフト-2.81%とIT・ハイテク株にまとまった売りが入りました。直近で買われていた半導体セクターも、クアルコム-3.55%、AMD-3.23%、エヌビディア-3.18%と大きく下落。
テスラがマスクCEOからの大口売りがしばらく出ないとの見方で、+0.41%と逆行高に。
値下がり銘柄数3892、値上がり銘柄数992と全銘柄中の75.2%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -4.97%
半導体 -4.42%
石油・エネルギー -0.70%
穀物関連 -0.86%
銀行 -1.66%
電気自動車(EV) -2.66%
軍需産業 -2.26%
メタバース -4.48%
SDGs -3.23%
中国ADR -1.99%
ディフェンシブ -1.59%
ドル円は一時138円台を回復
ドル円は買いが継続し、137円台後半へ上値を伸ばしました。一時138.18円まで上昇しており、ドル買戻しの動きが続いています。
米10年債利回りは3.448%へ低下したものの、前日のFOMCで5.00-5.25%を目標とする利回り水準が想定されたことで、ドル買いの動きが出ました。前日の高値水準を回復しており、引き続き買い継続と予想します。
一方、クロス円はユーロ円が上昇、その他はやや売りに押されました。
ユーロは予想通り+0.5%の利上げでしたが、ECB理事会で+0.75%の支持もかなりあったとの報道により、買いの強まる場面もありました。
ポンドも予想通り+0.5%の利上げ、こちらは据え置き主張に加え次回利上げ幅が+0.25%へ縮小するとの見通しで、対ドルで-1.8%安と大きく売られる結果に。
ドル高や原油安で、豪ドルドルは-2%超下落するなど、ドルとユーロ以外は軟調な動きが続くと予想します。
米10年債利回り
商品相場は売りに押される
金は-30ドル安と続落し、1800ドルの節目を割れました。FOMC以降、時間外ですでに下落しており上値の重い状態に。
米利回りは低下しているものの、ドル買いに押されじり安と見ます。
原油は-1.51%安と反落、直近で3連騰しており戻り売りが出ました。
また、前日発表された原油在庫統計は大幅に増加していたことから、しばらくは調整が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-362円安の27689円と続落しました。ドル円は円安が進んだものの、欧米株とも大きく下落していることから日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は137.50円がサポートライン、上値は137.85円や138.20円がレジスタンスライン。ドルの利上げ余地がまだあると判明したことで、買いの入りやすい地合いとなりました。
再度、138円台を試すと予想します。
経済指標
★★★
23:45(米)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:47.7 予想:47.6
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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