2022年11月10日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 146.13 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 145.80~146.60
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安でやや円高に
日経平均株価は、-270円安の27446円と続落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は146円台前半へ下落、クロス円は小幅に下落しています。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は買いシグナル発生中
昨日からの買いシグナルが継続しています。
ただ、米10月CPIの発表待ちで様子見ムードとなっています。
経済指標
特になし
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 146.55 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 146.20~147.30
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+264ドル高、日経平均株価は-155円安の27716円と下落しました。
ドル円は146円台半ばへ上昇、クロス円は下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 32415.27(-646.56 -1.95%)
・日経平均 27535.00(-345.00 -1.24%)
・金・ゴールド 1713.70(-2.30 -0.13%)
・原油・WTI 85.83(-3.08 -3.46%)
経済指標
特になし
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りの上昇
▽弱気材料:NYダウや原油への売り
◆ドル円は146円台半ばへ上昇
◆クロス円は下落
◆米10年債利回りは4.151%へ上昇
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は急反落
◆欧州株は小幅に下落
◆金は-2ドル安
◆原油は-3.46%安と続落
◆22時30分に米10月CPIなどが発表
◆日経平均先物は-153円安の27562円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は急反落
昨晩のNYダウは売りに押され、-646ドル安と急反落しました。
ナスダックも下窓を開けてスタートし、-2.11%安と下落。
米利回りが上昇し、ドル高になったことが重しに。今のところ、米中間選挙の結果は政策に大幅な変化をもたらす可能性は低いと見られています。
テスラ-6.13%、アマゾン-3.57%、アップル-3.19%、マイクロソフト-1.67%、アルファベット-1.30%と時価総額上位が全面安。原油の続落で、エクソンモービル-4.17%、シェブロン-3.68%とエネルギー株も売られました。前日まで買われていた決済サービスも、ビザ-3.46%、マスタカード-2.64%と反落。
メタが1.1万人超の人員削減を発表し+5.54%と逆行高になりましたが、全体的には売り優勢。
値下がり銘柄数4004、値上がり銘柄数913と、全銘柄中の76.6%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.14%
半導体 -0.83%
石油・エネルギー -4.03%
穀物関連 -2.57%
銀行 -1.13%
電気自動車(EV) -1.90%
軍需産業 +0.51%
メタバース -3.67%
SDGs -2.33%
中国ADR -6.73%
ディフェンシブ -0.52%
ドルに買戻しが入る
ドル円は、145.20円付近で下げ渋ったのちに反発。146円台半ばへ上昇し、直近高値へ戻しました。
米10年債利回りは4.151%へ上昇しており、再びドル高の地合いと予想します。
対照的にドルストレートが売られたことで、クロス円は全体的に下落しました。
中国での新型コロナ感染拡大の動きが広がり、北京の新規感染者数は5月以来最多、広州でロックダウン地域が拡大されたことで、豪ドルなどオセアニア通貨へ売り。中国株や香港株の下落にも、注意が必要でしょう。
ユーロは下げ渋り、金が直近高値を維持していることで下値は限定的となっています。
全体的には米10月CPIの発表待ち、期待感からのドル買いに押されると見ます。
米10年債利回り
原油在庫増が重しに
金は-2ドル安と小幅に下落、ドル高で上値が重くなりました。ただ、1700ドル台を維持しており、しばらくは値固めと予想します。
原油は-3.46%安と続落し、85ドル台へ下げました。米週間原油在庫統計は、392.5万バレルと予想-7.0万バレルに反し増加したことが悪材料に。
供給過多になってきたことで、売りに押されると予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-153円安の27562円と続落しました。ドル円は上昇したものの、米国株が急反落したことで日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は164.35円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文。今晩発表の米10月CPIに注目が集まっており、ボラティリティが高まることが予想されます。
経済指標
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.7%
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:8.2% 予想:8.0%
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.5%
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:6.6% 予想:6.5%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.7万件 予想:22.1万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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