2022年10月27日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.6475 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6460~0.6560
ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安でやや円高に
日経平均株価は、-86円安の27345円と反落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は145円台後半へ続落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、21時15分にECB政策金利、21時30分に米7-9月期GDP速報値や個人消費速報値、米9月耐久財受注、米新規失業保険申請件数が発表、21時45分からラガルドECB総裁の定例記者会見が行われます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日からの売りシグナルが継続しています。
引き続き、上値の重い状態が続くと見ます。
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:1.25% 予想:2.00%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
前回:-0.6% 予想:2.1%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
前回:2.0% 予想:0.8%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注(前月比)
前回:-0.2% 予想:0.6%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.3% 予想:0.0%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.4万件 予想:-
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.6490 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.6460~0.6560
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+337ドル高、日経平均株価も+181円高の27431円と上昇しました。
ドル円は146円台前半へ下落、クロス円はカナダドル円以外上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 31839.11(+2.37 +0.01%)
・日経平均 27410(-30 -0.11%)
・金・ゴールド 1669.20(+11.20 +0.68%)
・原油・WTI 87.91(+2.59 +3.04%)
経済指標
★★★
23:00(米)9月新築住宅販売件数(年率換算件数)
前回:68.5万件 予想:60.0万件 結果:60.3万件
★★★
23:00(米)9月新築住宅販売件数(前月比)
前回:28.8% 予想:-12.4% 結果:-10.9%
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの4日続伸
▽弱気材料:IT・ハイテク株の決算悪化
◆ドル円は146円台前半へ下落
◆クロス円は全体的に上昇
◆米10年債利回りは4.011%へ低下
◆ドルストレートは全面大幅高
◆カナダドルが予想外の利下げ
◆米国株はナスダックが急反落
◆欧州株は上昇
◆金は+11ドル高と続伸
◆原油は+3%高と上昇
◆21時15分にECB政策金利が発表
◆21時30分に米7-9月期GDP速報値などが発表
◆21時45分にラガルドECB総裁の会見
◆日経平均先物は-27円安の27404円
☆株高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株の決算が悪化
昨晩のNYダウは+2ドル高と小幅ながら4日続伸、序盤に+200ドルほど上昇したところで戻り売りに押されました。
ナスダックは売りに押され、-2.04%安と反落しています。
IT・ハイテク株の決算や見通しがさえなかったことで、ナスダックは弱い地合いに。
アルファベットは売上高が前年同期比6%増でしたが、増加率は過去最低で市場予想も下回りました。Youtubeの広告が減少したことも悪材料となって、-9.63%と暴落。マイクロソフトは、ドル高だけでなくPC不審による売上減速で-7.72%。メタ-5.59%、アマゾン-4.10%、アップル-1.96%と時価総額上位がそろってマイナスに。
消費や銀行、エネルギー、ヘルスケアなどは堅調でしたが、IT・ハイテク株大手の決算悪化で後半にかけては警戒感が広がりました。
値上がり銘柄数2780、値下がり銘柄数2145と、全銘柄中の53.0%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -5.08%
半導体 +1.02%
石油・エネルギー +1.44%
穀物関連 +0.66%
銀行 +0.53%
電気自動車(EV) +0.52%
軍需産業 -0.64%
メタバース -1.77%
新型コロナ +3.08%
債権ETF +0.42%
SDGs +0.31%
カナダドルが予想外の利下げ
カナダドル円チャート(4時間足)
ドル円は売り圧力が続き、一時146.23円と下値模索となりました。
特に、カナダドルが予想4.00%に対し結果3.75%と予想外の利下げを行ったことで、米ドルも利上げペースが減速するとの観測が浮上。
米10年債利回りは4.011%へ低下しており、下値模索と予想します。
クロス円は、カナダドル円以外上昇。ドルストレートが+1%超の全面高となったことで、ドル円の下げを補いました。通貨ベルには、ユーロドルが1.0089とパリティを回復、ポンドドルも1.1600台へ続伸しています。
引き続き、ドルやカナダドル以外の通貨が上値追いと予想します。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+11ドル高と続伸、米利回りの低下やカナダドルの利下げが買い材料となりました。直近で下降トレンドが続いていた反動で、1700ドル付近まで反発が入ると予想します。
原油は+3%高と上昇、時間外で88ドル台へ乗せました。国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が「初の世界的なエネルギー危機を迎える」と懸念を示したことが買い材料に。
ただ、米週間在庫統計は258.8万バレルと予想-2.4万バレルに反し増加していたため、90ドル付近で戻り売りに押されると予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-27円安の27404円と小幅反落しました。ドル円は下落しナスダックが大きく売られていることから、日本株も上値が重いと予想します。
ドル円の下値は146.20円と146.00円がサポートライン、上値は20銭ごとに売り注文。カナダドルの利下げや米利回りの低下により、下値模索と予想します。
今晩は、21時15分に行われるECB政策金利発表や、21時30分の米7-9月期GDP速報値に注目。
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:1.25% 予想:2.00%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
前回:-0.6% 予想:2.1%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
前回:2.0% 予想:0.8%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注(前月比)
前回:-0.2% 予想:0.6%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.3% 予想:0.0%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.4万件 予想:-
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント