2022年10月17日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 148.72 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 148.40~149.50
ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
ドル円は高止まり、クロス円は小幅に上昇
日経平均株価は、-314円安の26775円と続落しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は高止まり、クロス円は小幅に上昇しています。
このあと、21時30分に米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
先週からの買いシグナルが継続しています。
高値圏で値固めしたのち、上昇に期待。
経済指標
★★★
21:30(米)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:-1.5 予想:-4.0
明日の予想通貨ペア
※追記は17時すぎになります
ドル円 148.73 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 148.40~149.50
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+827ドル高、日経平均株価も+853円高の27090円と上昇しました。
ドル円は一時148.87円まで上昇、クロス円はまちまちの動きとなっています。
前日の結果
・ダウ平均 29634.83(-403.89 -1.34%)
・日経平均 26625(-425 -1.60%)
・金・ゴールド 1648.90(-28.10 -1.68%)
・原油・WTI 85.61(-3.50 -3.93%)
経済指標
★★★★
21:30(米)9月小売売上高(前月比)
前回:0.3% 予想:0.2% 結果:0.0%
★★★★
21:30(米)9月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:-0.3% 予想:-0.1% 結果:0.1%
★★★★
23:00(米)10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:58.6 予想:59.0 結果:59.8
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや原油への売り
△強気材料:米利回りの4%台乗せ
◆ドル円は一時148.87円まで上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは4.023%と4%台乗せ
◆ドルストレートは上値が重い
◆円ショートが減少し円高圧力に
◆ユーロと豪ドルのロングが減少
◆ポンドのロングが増加
◆米国株は急反落
◆欧州株は小幅高
◆金は-28ドル安
◆原油は-3.93%安と売り継続
◆21時30分に米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表
◆サンデーダウは-36ドル安
◆日経平均先物は-507円安の26583円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
インフレ懸念で再び株安に
先週末のNYダウは売り優勢、-403ドル安と前日上昇分の半値程度戻しました。
ナスダックは、-3.08%安と大きく下落。
いずれも序盤は前日比プラスで始まったものの、すぐにマイナスに転じており上値の重さが伺えます。良好な米10月ミシガン大学消費者態度指数を受け、インフレ期待が再び上昇したことも重しに。
アマゾン-5.00%、アップル-3.22%、アルファベット-2.54%、マイクロソフト-2.42%と時価総額上位が急反落。米9月小売売上高が予想を下回ったことで、ターゲット-5.47%、コストコ-2.85%、ペプシコ-2.53%など消費も全面安。原油への売りで、シェブロン-3.11%、エクソンモービル-2.63%とエネルギー株も弱い。
値上がり銘柄数981、値下がり銘柄数3890と、全銘柄の74.0%が下落しました。
予想を上回る決算で、ウェルズファーゴ+1.86%、JPモルガンチェース+1.66%と銀行株が逆行高。ユナイテッドヘルスも決算が良好で、+0.63%とプラスを維持しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.79%
半導体 -4.53%
石油・エネルギー -3.76%
穀物関連 -4.37%
銀行 -1.05%
電気自動車(EV) -3.98%
軍需産業 -3.15%
メタバース -3.61%
新型コロナ -2.40%
債権ETF -0.69%
SDGs -2.83%
ドル円は148円台後半へ上値を伸ばす
ドル円は一時148.87円まで上昇、米10月ミシガン大学消費者態度指数が59.8と、予想59.0を上回ったことで一段高に。1年先のインフレ期待は予想4.6%に対し結果5.1%、5-10年先のインフレ期待も予想2.8%に対し結果2.9%と予想以上に上昇していました。
米10年債利回りは4.023%と4%台乗せ、週明けもドル高の地合いが続くと予想します。
クロス円はまちまちの動き、ユーロ円は上昇しましたがポンド円や豪ドル円は軟調。ドルストレートの動きとドル円の動きが互いに反発しているため、読みづらい動きが続いています。
通貨別にはポンドが弱く、減税案の方向転換は買い材料なのですが、それに伴う利上げ抑制によりポンド売りとなりました。ただ、実際には今後のインフレ動向を確認する必要があるため、一時的な売りと見ます。
また、原油安やドル高で豪ドルやNZドルなどオセアニア通貨への売りが続いており、下値模索と予想します。
米10年債利回り
円ショートが減少し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。しかし、週半ばの米9月CPIを受け円安ドル高が進んでいるため、現在のショートは増加に転じていると思われます。
ユーロと豪ドルのロングが減少した一方、ポンドのロングが増加。相変わらずドル以外弱いなか、英トラス政権が大幅減税政策の見直しを検討していることで、ポンドのロングは伸びると予想します。
IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-507円安の26583円と反落しました。サンデーダウは、-36ドル安と小幅に続落。
ドル円の下値は148.50円や148.35円がサポートライン、上値は149.00円がレジスタンスライン。ドルが買われると株は売られる流れが続くと予想、株安が続けばドル円は150円台を目指すことになるでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30(米)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:-1.5 予想:-4.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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