2022年10月12日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 146.23 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 145.50~146.50
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
為替は小動きが継続
日経平均株価は、-円安の27311円と反落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は146円台乗せ、クロス円も連れ高となっています。
このあと、21時30分に米9月卸売物価指数(PPI)、22時30分にラガルドECB総裁の発言、翌3時にFOMC議事要旨が公表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
午前中に買いシグナルが出ました。
一時146.38円と年初来高値を更新、上値追いが続くと見ます。
経済指標
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:-0.1% 予想:0.2%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:8.7% 予想:8.4%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.3%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:7.3% 予想:7.3%
★★★★★
22:30ユーロラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
★★★★★
27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 145.81 上昇 (1時間足)↑
予想レンジ 145.50~146.50
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-93ドル安、日経平均株価は-714円安の26401円と下落しました。
ドル円は一時145.90円まで上昇、クロス円はポンド円が売られています。
前日の結果
・ダウ平均 29239.19(+36.31 +0.12%)
・日経平均 26370(-60 -0.23%)
・金・ゴールド 1686.00(+10.80 +0.64%)
・原油・WTI 89.35(-1.78 -1.95%)
経済指標
★★★★★
27:35(英)ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの反発や米利回りの上昇
▽弱気材料:ナスダックの4日連続安
◆ドル円は一時145.90円まで上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.937%へ上昇
◆ドルストレートはポンドが売られる
◆米国株はナスダックが続落
◆欧州株は-0.5~1%安
◆金は+10ドル高と反発
◆原油は-1.95%安と続落
◆21時30分に米9月卸売物価指数(PPI)が発表
◆22時30分いラガルドECB総裁の発言
◆翌早朝3時にFOMC議事要旨が公表
◆日経平均先物は-31円安の26369円
☆ドル高の地合いが継続と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株への売りが続く
昨晩のNYダウは、+36ドル高と4日ぶりに反発しました。
しかし、ナスダックは売りが継続し、-1.10%安と4日連続安。
一時プラスへ転じる場面があったものの、英中銀の緊急国債購入措置が今週末で停止するとの発言を受け、急速に売りに押されています。
メタ-3.92%、マイクロソフト-1.68%、アップル-1.02%、アルファベット-0.67%とIT・ハイテク株への売りが継続。ウェルズファーゴ-2.94%、バンクオブアメリカ-2.90%と銀行株も下落。
ただ、アナリストの良好な見通しでウォルマートが+2.59%とダウ平均をけん引。売上高が+13%増と、予想を上回る決算だったアメリカン航空が+1.74%。アッヴィ+2.31%、J&J+1.45%、イーライリリー+1.15%とヘルスケア株も買われました。
値上がり銘柄数2049、値下がり銘柄数2857と、全銘柄の54.3%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.20%
半導体 -2.49%
石油・エネルギー -0.97%
穀物関連 -0.98%
銀行 -1.25%
電気自動車(EV) -1.66%
軍需産業 -0.04%
メタバース -2.34%
新型コロナ +0.21%
債権ETF +0.18%
SDGs -1.52%
緊急国債購入措置の停止でポンド安
ポンドドルチャート(日足)
ドル円はやや調整が入るも、145.43円を安値に反発。NY時間には、145.90円まで上値を伸ばしました。
前日に比べれば+15銭ほどの上昇ですが、146円台を試せる位置にあります。米10年債利回りは3.937%と続伸、本日の米PPIと明日のCPIといった米インフレ指標の結果に注目。
クロス円はまちまちの動き、ユーロやNZドルが上昇した一方、ポンドや豪ドルは売られました。
特にポンドへまとまった売りが入っており、ベイリー英中銀総裁が「緊急国債購入措置はあと3日で、延長しない」と発言したことが売り材料に。ポンド円は159.74円と160円割れ、ポンドドルも1.0953まで下押ししています。
円安の影響でポンド円は高値圏ですが、ポンドドルが再び安値圏を目指しており、ドル高に押される流れが続くでしょう。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は+10ドル高と反発、1680ドル台へ戻しました。しかし、時間外で上昇した分が帳消しとなっており、前日終値付近へ下落。
米利回りの上昇が重しとなっており、調整が続くと見ます。
原油は-1.95%安と続落、89ドルと90ドル台を割れました。
国際通貨基金(IMF)が発表した世界経済見通しでは、2023年の世界成長率予測を前回2.9%から2.7%へ引き下げ、エネルギー消費大国の中国も成長率鈍化が見込まれるとしています。
ドル高にも押されており、90ドル台が抵抗となるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-31円安の26369円と小幅続落しました。米国株は引けにかけ売られたものの、ドル円が高止まりとなっているため、日本株への売りは限定的と予想します。
ドル円の下値は145.40円がサポートライン、上値は146.00円がレジスタンスライン。米利回りの上昇により、再び146円台を試すと見ています。
経済指標
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:-0.1% 予想:0.2%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:8.7% 予想:8.4%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.3%
★★★
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:7.3% 予想:7.3%
★★★★★
22:30ユーロラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
★★★★★
27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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