2022年10月7日のFX為替相場予想
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追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 144.99 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 144.80~145.80
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安で為替は若干円高に
日経平均株価は、-195円安の27116円と反落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は145円付近へ下落、クロス円も小幅に売られています。
このあと、21時30分に米9月雇用統計が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
昨日からの買いシグナルが継続しています。
米雇用統計を前に、高止まりが続くと見ます。
経済指標
★★★★★
21:30(米)9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:31.5万人 予想:25.0万人
★★★★★
21:30(米)9月失業率
前回:3.7% 予想:3.7%
本日の予想通貨ペア
ドル円 145.11 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 144.80~145.80
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
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前日の概要
NYダウは-42ドル安、日経平均株価は+190円高の27311円と上昇しました。
ドル円は145円台へ上昇、クロス円は全体的に下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 29926.94(-346.93 -1.15%)
・日経平均 27035(-255 -0.94%)
・金・ゴールド 1720.80(±0 0.0%)
・原油・WTI 87.76(+1.24 +1.43%)
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:19.3万件 予想:20.5万件 結果:21.9万件
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りや原油の上昇
▽弱気材料:NYダウの続落
◆ドル円は145円台へ上昇
◆クロス円は全体的に下落
◆米10年債利回りは3.826%へ上昇
◆ドルストレートは-1%安
◆米国株は売り継続
◆欧州株は小幅に下落
◆金は変わらず
◆原油は+1.43%高と続伸
◆21時30分に米9月雇用統計が発表
◆日経平均先物は-302円安の27008円
☆ドル独歩高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
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ナスダックチャート(日足)
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相次ぐタカ派発言で株安に
昨晩のNYダウは売りが継続し、-346ドル安と続落しました。
ナスダックも、-0.68%安と軟調に推移しています。
米シカゴ地区連銀のエバンス総裁が「現行の米政策金利は2023年春までに4.5~4.75%に向かうだろう」と述べたほか、相次ぐタカ派発言が株式市場にとって重しに。
クラウンキャッスル-5.54%、アメリカンタワー-5.17%と不動産株にまとまった売り。ベライゾン-3.96%、AT&T-3.83%と通信サービスが売られたほか、IBM-2.79%、オラクル-2.01%とIT株も下落。
原油の4日続伸で、エクソンモービル+2.97%、シェブロン+1.82%とエネルギー株へは買いが続いたものの、その他セクターは下落。
値上がり銘柄数1878、値下がり銘柄数3026と、全銘柄の57.4%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.10%
半導体 -0.49%
石油・エネルギー +0.93%
穀物関連 -0.94%
銀行 -1.33%
電気自動車(EV) -0.90%
軍需産業 -0.49%
メタバース -0.09%
新型コロナ -1.45%
債権ETF -0.36%
SDGs -1.16%
FOMC委員のタカ派発言でドル独歩高
ドル円は堅調に推移、NY時間に入るとじり高となって、145円台へ乗せました。複数のFOMC委員の発言がありましたがいずれもタカ派で、政策金利を4%台にするとの発言も出たことでドル買いに。
米10年債利回りは3.826%へ上昇、ドル独歩高の地合いとなりました。
クロス円は全面安、ドルストレートが-1%超下落したことで連れ安となっています。ユーロドルは戻り売りに押され0.9700台へ下落、ポンドドルも1.1100台と終日売りに押されました。
米雇用統計を前に、ドル独歩高の地合いが続くと予想します。
米10年債利回り
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21時30分に米9月雇用統計が発表
今晩は、21時30分に米9月雇用統計が発表 されます。
前哨戦となる9月ADP雇用統計は。20.8万人と予想20.0万人を上回っていました。
米9月非農業部門雇用者数は、前回31.5万人に対し予想25.0万人と減少予想ですが、20万人台を維持して入れば問題ないでしょう。
米雇用統計推移
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原油への買いが継続中
金は変わらず、ドル高で売られる場面もありましたが、地政学的リスクが買い支え材料に。
1700ドル台前半を維持しており、この水準で値固めと予想します。
原油は+1.43%高と4日続伸、88ドル台へ乗せました。OPECプラスでの大幅減産効果が続いており、時間外で89ドル台へ乗せています。
引き続き上値追いと予想しますが、米雇用統計後にドル買いが強まった場合は上昇一服となるでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
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原油・WTIチャート(日足)
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ドル円 注文状況
ドル円板情報
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日経平均先物は、時間外で-302円安の27008円と反落しました。ドル円は145円台へ乗せましたがクロス円や欧米株は下落、27000円での攻防と予想します。
ドル円の下値は144.75円がサポートライン、上値は145.20円と145.50円がレジスタンスライン。この水準では日銀による為替介入が意識されており、米雇用統計の結果が出るまで値固めの動きと見ます。
経済指標
★★★★★
21:30(米)9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:31.5万人 予想:25.0万人
★★★★★
21:30(米)9月失業率
前回:3.7% 予想:3.7%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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