2022年10月6日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 94.36 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 93.70~94.70
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高でクロス円が上昇
日経平均株価は、+190円高の27311円と4日続伸しました。時間外で、欧米株とも上昇しています。
ドル円は-10銭ほど下落、クロス円は小幅に買われています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
伸び悩み、売りシグナルが出ました。
ただ、下値も堅く引き続き高止まりと予想します。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:19.3万件 予想:20.5万件
本日の予想通貨ペア
豪ドル円 93.95 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 93.70~94.70
THV V4による分析
ファストトリックスが緑色に変わりました。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+825ドル高、日経平均株価も+128円高の27120円と上昇しました。
ドル円は144円台半ばへ上昇、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 30273.87(-42.45 -0.14%)
・日経平均 27085(+5 +0.02%)
・金・ゴールド 1720.80(-9.70 -0.56%)
・原油・WTI 87.76(+1.24 +1.43%)
経済指標
★★★
21:15(米)9月ADP雇用統計(前月比)
前回:13.2万人 予想:20.0万人 結果:20.8万人
★★★★
23:00(米)9月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:56.9 予想:56.0 結果:56.7
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りの上昇や原油への買い
▽弱気材料:NYダウの反落
◆ドル円は144円台半ばへ上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.749%へ上昇
◆ドルストレートは豪ドルに買戻し
◆米国株は小幅に反落
◆欧州株は-1%安
◆金は-9ドル安と反落
◆原油は+1.43%高と4日続伸
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は-31円安の27089円
☆円安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
反落するも陽線引けで底堅い
昨晩のNYダウは、-42ドル安と反落しました。直前にプラスへ転じていたほか、前日までで+1500ドル超の上昇となっていたため、いったん戻り売りに押された様子。
ナスダックも、-0.25%安と小幅に下落しました。
しかし、いずれも陽線引けで底堅さを維持しています。
OPECプラスでの原油減産合意により、エクソンモービル+4.04%、シェブロン+0.57%とエネルギー株が上昇。クアルコム+2.06%、ブロードコム+1.03%と半導体セクターへも買いが継続。
投資判断引き下げにより、ゴールドマンサックス-1.86%、モルガンスタンレー-1.02%と下落。テスラ-3.46%、GM-2.68%と自動車関連も軟調。
値上がり銘柄数1767、値下がり銘柄数3156と、全銘柄の59.8%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.40%
半導体 +0.22%
石油・エネルギー +1.78%
穀物関連 -0.53%
銀行 -0.68%
電気自動車(EV) -1.28%
軍需産業 -0.45%
メタバース -0.32%
新型コロナ -0.93%
債権ETF -0.66%
SDGs -0.53%
ドルとオセアニア通貨が上昇
ドル円は序盤伸び悩んでいましたが、ロンドン時間に入ると徐々に上昇。
その後、9月ADP雇用統計が20.8万人と予想20.0万人を上回ったことや、米9月ISM非製造業景況指数も56.7と予想56.0と予想を上回ったことで、ドル買いが進みました。
ドル円は一時144.85円まで上昇、米10年債利回りも3.749%へ上値を伸ばしており、明後日の米雇用統計を前に高止まり継続と見ています。
一方、クロス円はまちまちの動き。前日買われていた欧州通貨が売られ、逆に売られていたオセアニア通貨に買戻しが入りました。
ドル高で他通貨が売りに押される中、原油の4日続伸でオセアニア通貨は上昇。一昨日の政策金利発表では、2.60%と予想2.85%を下回ってしまったものの、資源高が続けば豪ドルへの買いも続くでしょう。
米10年債利回り
OPECプラスで大幅な減産が決定
金は-9ドル安と反落、直近で連騰してきた反動で戻り売りに押されました。
ただ、1700ドル台前半は維持しており、時間外で+5ドルほど上値を伸ばしていることから、じり高の地合いが続くと予想。
原油は+1.43%高と4日続伸、87ドル台へ乗せました。
OPECプラスでは日量200万バレルの減産が決定、2020年以来となる大幅な減産で合意されたことで、原油への買いが続いています。欧米の反発は必至で、米ホワイトハウスから「バイデン大統領は失望している」との声明が出されました。
しかし、具体的な対策には時間がかかると思われ、原油は引き続き買戻し継続と見ています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-31円安の27089円と小幅に反落しました。連騰しているので上昇一服と予想、27000円付近での値固めとなるでしょう。
ドル円の下値は144.20~144.30円がサポートライン、上値は144.85~145.00円に厚い売り注文。米9月ADP雇用統計が予想を上回ったことで、明後日の米雇用統計にも期待感が出てきています。
引き続き、高値圏での推移を維持すると予想します。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:19.3万件 予想:20.5万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント