2022年9月30日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンド円 160.66 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 160.00~161.20
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安だが為替は底堅く推移
日経平均株価は、-484円安の25937円と反落しました。時間外で、欧米株は小幅に上昇。
ドル円は横ばいで変わらず、クロス円は小幅に買われています。
このあと、23時に米9月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
前日からの買いシグナルが継続しています。
小動きで方向感なく次の材料待ち、週末を前にこのまま横ばいかもしれません。
経済指標
★★★★
23:00(米)9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.5 予想:59.5
本日の予想通貨ペア
ポンド円 160.40 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 160.00~161.20
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+548ドル高、日経平均株価も+248円高の26422円と上昇しました。
ドル円は144円買い半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 29225.61(-458.13 -1.54%)
・日経平均 26190(-150 -0.57%)
・金・ゴールド 1668.60(-1.40 -0.08%)
・原油・WTI 81.23(-0.92 -1.12%)
経済指標
★★★★
21:30(米)4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:-0.6% 予想:-0.6% 結果:-0.6%
★★★★
21:30(米)4-6月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:1.5% 予想:1.5% 結果:4.7%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.3万件 予想:21.5万件 結果:19.3万件
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りの反発
▽弱気材料:NYダウの大幅反落
◆ドル円は144円買い半ばへ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.788%と反発
◆ドルストレートはポンドが買われる
◆米国株は反落
◆欧州株は-1%超の下落
◆金はほぼ変わらず
◆原油は-1%安と反落
◆23時に米9月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-257円安の26165円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は再び安値水準へ下落
昨晩のNYダウは下窓を開けてスタート、-458ドル安と反落しました。
ナスダックも-2.84%安と売りに押され、再び安値水準へ。
米利回りが反発したほか、時価総額トップのアップル株の大幅続落が重しに。
アップルは、前日にiPhone14の増産計画を断念、予想していたほど売れておらず-4.91%。メタ-3.67%、アルファベット-2.63%、マイクロソフト-1.48%とIT・ハイテク株が全面安。米金利反発で、クラウンキャッスル-3.88%、アメリカンタワー-3.32%と不動産セクターも弱い。
デボン・エネルギー+1.53%、EOGリソーシズ+1.11%と天然ガス関連のみ上昇しています。
値上がり銘柄数978、値下がり銘柄数3963と全銘柄の75.1%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -3.41%
半導体 -3.20%
旅行レジャー -4.81%
石油・エネルギー -2.13%
穀物関連 -2.57%
銀行 -4.81%
不動産 -4.21%
電気自動車(EV) -4.68%
軍需産業 -3.04%
メタバース -3.75%
暗号資産関連 -3.85%
豪ドル以外買われる
ドル円は小幅に買戻しが入り、144円買い半ばへ上昇しました。
米4-6月期GDP個人消費確定値が4.7%と予想1.5%から上方修正されたうえ、米新規失業保険申請件数も19.3万件と予想21.5万件より減少していたことが買い材料に。また、GDP物価指数も9.0%に上方改定されています。
米10年債利回りは3.788%と反発しており、ドル買いが継続すると予想します。
クロス円も連れ高、原油安で豪ドル円は伸び悩みましたがその他通貨ペアは上昇。
ドルストレートも、豪ドルドル以外買われました。
特にポンドへの買戻しが強く、対円では+2%高で一気に160円台を回復。ただ、特に買い材料は出ておらず、まとまったショートカバーが入った様子なので、大型減税政策であるトラスノミクスの動向を追っていきたいところ。
米10年債利回り
原油が戻り売りに押される
金はほぼ変わらず、1660ドル付近を維持しました。
下がったところでは買い支えが入っており、ドル高よりもロシアの動員令による地政学的リスクの方が強い様子。しばらくは、この水準での値固めと予想します。
一方、原油は-1%安と反落。81ドルと80ドル台は維持しているものの、前日までの勢いはなくなりました。
景気悪化による需要下振れ見通しで、戻りを売られた形に。
減産が期待されるOPECプラスは10/5に開催、それまでは難しい動きが続きそうです。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-257円安の26165円と反落しました。欧米株とも下落しており、金利上昇で日本株も売りに押されると予想します。
ドル円の下値は144.00円が強いサポートライン、上値は144.75~144.90円に厚い売り注文。144円台での値固めが続くと予想、ドル以外の通貨も強いのでクロス円の上昇にも期待。
経済指標
★★★★
23:00(米)9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.5 予想:59.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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