2022年9月21日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 143.71 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 143.40~144.50
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安ドル高の地合い
日経平均株価は、-375円安の27313円と反落しました。時間外で、欧米株ともまちまちの動き。
ドル円は一時144.07円まで上昇、クロス円は売りに押されています。
このあと、翌早朝3時にFOMC政策金利発表、3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見があります。
ドル円は買いシグナル発生中
前日からの買いシグナルが継続しています。
下がっても買い支えが入っており、再度144円台を試せるか注目。
経済指標
★★★★★
27:00(米)FOMC、終了後政策金利発表
前回:2.25-2.50% 予想:3.00-3.25%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 143.69 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 143.40~144.50
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+197ドル高、日経平均株価も+290円高の28234円と上昇しました。
ドル円は143円台半ばへ上昇、クロス円は小幅に下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 30706.23(-313.45 -1.01%)
・日経平均 27265(-185 -0.68%)
・金・ゴールド 1671.10(-7.10 -0.42%)
・原油・WTI 84.45(-1.28 -1.49%)
経済指標
★★★
21:30(米)8月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:144.6万件 予想:145.0万件 結果:157.5万件
★★★
21:30(米)8月住宅着工件数(前月比)
前回:-9.6% 予想:0.3% 結果:12.2%
★★★
21:30(米)8月建設許可件数(年率換算件数)
前回:167.4万件(168.5万件) 予想:160.4万件 結果:151.7万件
161.0万件
★★★
21:30(米)8月建設許可件数(前月比)
前回:-1.3%(-0.6%) 予想:-4.5% 結果:-10.0%
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りが11年ぶりの高水準
▽弱気材料:NYダウや商品の下落
◆ドル円は143円台半ばへ上昇
◆クロス円は小幅に下落
◆米10年債利回りは3.565%へ上昇
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は反落
◆欧州株は-1%安
◆金は-7ドル安と下値模索
◆原油は-1.49%安と続落
◆翌早朝3時にFOMC政策金利が発表
◆3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見
◆日経平均先物は-213円安の27474円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米利回りの上昇に押される
昨晩のNYダウはまとまった売りが入り、-313ドル安と反落しました。
ナスダックも序盤から下落、-0.95%安と売りに押されています。
米利回りが11年ぶりの高水準となったことで、株や商品などドル以外売り優勢の地合いに。
アマゾン-1.98%、アルファベット-1.95%、マイクロソフト-0.85%と時価総額上位が下落。インフレの影響で、利益見通しを大幅に下方修正したフォードが-12.32%と暴落。アナリストが投資判断と目標株価を引き下げたナイキが、-4.47%と大きく下落しました。
iPhone14への期待で、アップルが+1.57%と逆行高となりましたが、銀行、不動産、ヘルスケア、エネルギーなど全体的に売られています。
値上がり銘柄数1064、値下がり銘柄数3863と、全銘柄の73.2%が下落となりました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.96%
半導体 -1.05%
旅行レジャー -0.77%
石油・エネルギー -0.67%
穀物関連 +0.17%
銀行 -1.47%
不動産 -3.24%
電気自動車(EV) -2.42%
軍需産業 -0.44%
メタバース -1.92%
暗号資産関連 -1.92%
米利回りが11年ぶりの高水準に
ドル円は買いが継続し143円台半ばへ上昇、一時143.93円まで上値を伸ばしました。
米10年債利回りは3.565%へ上昇、11年ぶりの高水準となっています。
今晩の米追加利上げを前に、ドル買いの流れが続くと予想します。
その後は11月にも利上げが行われる可能性があるものの、まだ不透明なためパウエルFRB議長の定例記者会見を確認したいところ。
直近で原油や金などの商品相場が下落しているため、ややトーンダウンしている可能性はあります。
一方、クロス円は小幅に下落、前半上昇していた分がNY時間に帳消しとなりました。
各通貨ともドル高が重し、ドルストレートも全体的に下落しています。
明日に利上げを控えたポンドは下げ渋っており、他通貨に比べ若干強いと予想します。
米10年債利回り
商品相場はドル高に押される
金は-7ドル安と続落し、じり安となりました。
1670ドル台から1660ドル台へ下落、ドル高のなか買い材料はなく、下値模索と予想します。
原油も売りに押され、-1.49%安と続落しました。
こちらもドル高が重しとなっており、一時83.01ドルまで下押し。売り一巡後は買戻しが入り84ドル台へ戻したものの、買い材料が出るまで戻り売りに押されやすいと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-213円安の27474円と反落しました。ドル円は上昇したものの、欧米株や商品相場などドル以外下落しているため、日本株も売り優勢と予想します。
ドル円の下値は143.30~143.40円がサポートライン、上値は144.00円がレジスタンスライン。米利回りの上昇でドル独歩高と予想、利上げ後はパウエルFRB議長の発言内容次第となるでしょう。
経済指標
★★★★★
27:00(米)FOMC、終了後政策金利発表
前回:2.25-2.50% 予想:3.00-3.25%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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