2022年9月16日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 143.35 様子見(4時間足)→
予想レンジ 143.20~144.20
トリックスが異色クロスしました。
いったん、様子見とします。
株安で為替はやや円高に
日経平均株価は、-308円安の27567円と反落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は-20銭ほど下落、クロス円も小幅に売られています。
このあと、23時に米9月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
上昇一服、方向感がなくなりました。
週末を前に、レンジ相場と見ます。
経済指標
★★★★
23:00(米)9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:58.2 予想:59.5
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 143.47 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 143.20~144.20
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+30ドル高、日経平均株価も+57円高の27875円と上昇しました。
ドル円は143円台前半へ上昇、クロス円はユーロ円以外下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 30961.82(-173.27 -0.56%)
・日経平均 27515(-165 -0.60%)
・金・ゴールド 1677.30(-31.80 -1.86%)
・原油・WTI 85.10(-3.38 -3.82%)
経済指標
★★★★
21:30(米)8月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.0% 結果:0.3%
★★★
21:30(米)9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:6.2 予想:3.0 結果:-9.9
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.2万件 予想:22.7万件 結果:21.3万件
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや原油への売り
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は143円台前半へ上昇
◆クロス円はユーロ円以外下落
◆米10年債利回りは3.449%へ上昇
◆ドルストレートはポンドや豪ドルが弱い
◆米国株は反落
◆欧州株はまちまちの動き
◆金は-31ドル安と大幅続落
◆原油は-3.82%安と急反落
◆23時に米9月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-151円安の27724円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米利回りの上昇が重しに
昨晩のNYダウはプラスに転じる場面もありましたが、引け前に売りに押され-173ドル安と反落しました。
IT・ハイテク株への売りで、ナスダックも-1.43%安と反落。
急激な米利回りの上昇が重しとなって、株への売りが再燃しています。
マイクロソフト-2.71%、アップル-1.89%、アルファベット-1.86%、アマゾン-1.77%と時価総額上位が反落。セールスフォースドットコム-3.43%、イントゥイット-3.37%とソフトウェアも軟調。原油の急反落で、エクソンモービル-2.91%、シェブロン-1.62%とエネルギー株も売られました。
値上がり銘柄数2094、値下がり銘柄数2810と、全銘柄の53.3%が下落。
一方、金利の上昇で銀行株が逆行高、ウェルズファーゴ+1.99%、バンクオブアメリカ+1.89%、JPモルガンチェース+1.51%と上昇。ユナイテッドヘルス+2.58%、アッヴィ+2.12%などヘルスケアも上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.92%
半導体 -1.70%
旅行レジャー -0.81%
石油・エネルギー -2.16%
穀物関連 -1.86%
銀行 +0.74%
不動産 -0.80%
電気自動車(EV) -1.38%
軍需産業 -0.99%
メタバース -1.51%
暗号資産関連 -0.78%
ドルとユーロが買われる
ドル円は143円台前半へ上昇、一時143.80円まで上値を伸ばしました。
米8月小売売上高が0.3%と予想0.0%を上回っていたうえ、米新規失業保険申請件数も21.3万件と予想22.7万件から減少。米10年債利回りは3.449%へ上昇、年初来高値付近まで上値を伸ばしており、ドル高の地合いが継続と予想します。
市場では、最終的に147円以上まで上昇するとの見方が出ています。
クロス円はやや下落、ユーロ円以外売りに押されました。来週のMPCを前にポンドが調整、ポンドが売られた反動でユーロが上昇しています。
原油の急落で豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨も下落。
米利回りの上昇で、ドル独歩高の地合いと予想します。
米10年債利回り
商品相場は大きく下落
金は-31ドル安と大幅続落、1700ドルの節目を明確に割れました。
時間外でもじり安で下値模索が続いており、米利回りの上昇が重しとなっています。最終的には、1500ドル付近まで下げると見ています。
原油も-3.82%安と急反落、85ドル台へ下落しました。米利回りの上昇や、鉄道業界での約6万人の大規模なストライキが回避されたことが売り材料に。
景気減速懸念は強まっており、売りに押される流れと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-151円安の27724円と反落しました。ドル円は上昇しているものの米国株が弱いため、日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は143.70円がレジスタンスライン。良好な米経済指標や米利回りの上昇が追い風で、再度144円台を試すと予想します。
経済指標
★★★★
23:00(米)9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:58.2 予想:59.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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