2022年9月15日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.6759 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6720~0.6820
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
円安株高の動き
日経平均株価は、+57円高の27875円と反発しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は143円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、21時30分に米8月小売売上高や米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
昼ごろ、買いシグナルが出ました。
株高に支援され、再度145円付近を試せるか注目。
経済指標
★★★★
21:30(米)8月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.1%
★★★
21:30(米)9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:6.2 予想:3.0
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.2万件 予想:22.7万件
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.6745 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.6720~0.6820
THV V4による分析
ファストトリックスが緑色に変わりました。
一目の雲を上抜けできるか注目。
前日の概要
NYダウは-1276ドル安、日経平均株価も-796円安の27818円と暴落しました。
ドル円は143円台前半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31135.09(+30.12 +0.10%)
・日経平均 27750(+100 +0.36%)
・金・ゴールド 1709.10(-8.30 -0.48%)
・原油・WTI 88.48(+1.17 +1.34%)
経済指標
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:-0.5% 予想:-0.1% 結果:-0.1%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:9.8% 予想:8.8% 結果:8.7%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.2% 予想:0.3% 結果:0.4%
★★★
21:30(米)8月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:7.6% 予想:7.1% 結果:7.3%
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや原油の反発
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は143円台前半へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.412%へ低下
◆ドルストレートは小幅に買われる
◆米国株は小幅に反発
◆欧州株は-1%程続落
◆金は-8ドル安と売り継続
◆原油は+1.34%高と上昇
◆21時30分に米8月小売売上高などが発表
◆日経平均先物は+133円高の27952円
☆株高ドル安と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
小幅に反発するも上値は重い
昨晩のNYダウは小幅な動き、引け前に+30ドル高と小幅反発しました。
ナスダックも、+0.74%高と後半にかけ買戻しが入っています。
前日のNYダウは-1200ドル超下落しており、いったん買戻しの入る動きに。とはいえ、全体的に上値は重く、米利上げが一服するまで株式市場は弱いでしょう。
アマゾン+1.36%、アップル+0.96%、アルファベット+0.53%と時価総額上位が反発。テスラ+3.59%、コムキャスト+3.02%、50億ドルの自社株買いを発表したJ&Jが+2.06%など、個別銘柄にまとまった買いも。原油高で、シェブロン+2.47%、エクソンモービル+2.46%とエネルギー株も買われました。
対照的に、アナリストが成長鈍化と判断したオラクルが-5.16%と大幅続落。不動産や銀行株は、終日上値の重い状態となっています。
値下がり銘柄数2558、値上がり銘柄数2311と、全銘柄の48.5%が下落と全体で見ればまだ弱い動きでした。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.75%
半導体 0.00%
旅行レジャー +2.04%
石油・エネルギー +2.28%
穀物関連 -0.09%
銀行 -0.39%
不動産 -0.40%
電気自動車(EV) +0.89%
軍需産業 +0.88%
メタバース +0.32%
暗号資産関連 -0.01%
ドル円は高値から調整
ドル円は、144.96円と年初来高値手前まで買われたものの、その後は失速。143円台前半へ下落、一時142.57円まで下押しする場面もありました。
利食い売りに押されたほか、<鈴木俊一財務相が為替介入の検討を示唆する発言を行ったことで、上値が重くなっています/span>。米10年債利回りは3.412%へ低下、直近のドル高は一服すると見ます。
一方、クロス円も連れ安、全体的に下落しました。
ただ、ドルストレートが上昇しているため、安値では買戻しの入る場面も。原油への買戻しが続いており、豪ドルやカナダドルなど資源国通貨も次第に買われると予想します。
米10年債利回り
金は続落し原油は反発
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は-8ドル安と続落、1700ドル付近まで下げました。各国通貨が利上げをするなか、金利の付かない金の弱さが目立ってきています。
時間外でもじり安が続いており、下値模索と予想します。
原油は+1.34%高と反発、88ドル台へ乗せました。
前日の米戦略石油備蓄(SPR)の供給不足懸念に加え、週間原油在庫とガソリン在庫が予想より減少していたことで買いが入っています。特に、ガソリン在庫は-176.8万バレルと予想-124.0万バレルよりも減少しており、今後の消費拡大に期待したいところ。
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+133円高の27952円と反発しました。NYダウが下げ渋ったことで、日本株も買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は142.80円と142.70円がサポートライン、上値は143.35円や143.50円がレジスタンスライン。円安へのけん制発言により、しばらくは調整の動きと予想します。
経済指標
★★★★
21:30(米)8月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.1%
★★★
21:30(米)9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:6.2 予想:3.0
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.2万件 予想:22.7万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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