2022年9月8日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 0.9985 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.9980~1.0080
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
為替は調整の地合いに
日経平均株価は、+634円高の28065円と急反発しました。時間外で欧州株は上昇、米国株は下落。
ドル円は144円台が重くやや調整、クロス円も連れ安となっています。
このあと、21時15分に欧政策金利、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表、21時45分からラガルドECB総裁、22時10分からパウエルFRB議長の発言があります。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日売りシグナルが出て以降、調整が続いています。
ただ、下値は限定的で高値圏での調整と見ています。
経済指標
★★★★★
21:15ユーロ欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:0.50%1.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.2万件 予想:24.0万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
★★★★★
22:10(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロドル 1.0005 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.9980~1.0080
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-173ドル安、日経平均株価も-196円安の27430円と下落しました。
ドル円は一時144.99円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31581.28(+435.98 +1.40%)
・日経平均 27535(+75 +0.27%)
・金・ゴールド 1727.80(+14.90 +0.87%)
・原油・WTI 81.94(-4.94 -5.69%)
経済指標
★★★★★
27:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:インフレリスクの後退
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は一時144.99円まで上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.271%へ低下
◆ドルストレートはユーロが+1%高
◆米国株は買戻し優勢に
◆欧州株は小幅高
◆金は+14ドル高
◆原油は-5.69%安と大幅下落
◆21時15分にECB政策金利が発表
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆21時45分からラガルドECB総裁の定例記者会見
◆22時10分からパウエルFRB議長の発言
◆日経平均先物は+281円高の27711円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は急速に買戻しが入る
昨晩のNYダウは+435と急反発、終日買戻しが続きました。
ナスダックも、+2.14%高と急反発しています。
米利回りが急低下したほか、原油の大幅安でインフレリスクが後退し、株式市場に買いが入る形に。
アルファベット+2.79%、アマゾン+2.67%、マイクロソフト+1.91%、アップル+0.93%とIT・ハイテク株が全面高。ターゲット+4.41%、ウォルマート+2.57%、コストコ+2.07%と消費も上昇。
アナリストが広告収入への期待を示したことで、ネットフリックスが+4.84%。ディズニー+2.36%、チャーターコミュニケーション+1.40%とエンタメ株も買い優勢に。
値上がり銘柄数3702、値下がり銘柄数1198と、全銘柄の70.0%が上昇しています。
対照的に、エネルギー株は全面安。原油への売りで、シェブロン-1.28%、エクソンモービル-0.85%と軟調な動きです。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.40%
半導体 +1.88%
旅行レジャー +2.97%
石油・エネルギー -0.71%
穀物関連 +1.15%
銀行 +1.52%
不動産 +3.01%
電気自動車(EV) +2.77%
軍需産業 +1.88%
メタバース +2.59%
暗号資産関連 +1.60%
ドル円は一時145円手前まで上昇
ドル円は前日からの勢いが続き、ロンドン時間には144.99円の高値を付けました。
ただ、さすがに過熱感が高く、NY時間には利食い売り優勢に。その後は143円台後半へ下落、米10年債利回りも3.271%へ低下しており、いったん調整と予想します。
クロス円も連れ高、各通貨ペアとも+1%超の上昇となっています。こちらはドル円と異なり、ドルストレートの上昇により上値追いが継続中。
特にユーロが強く、今晩のECBによる利上げを控えるなか、大幅利上げへの期待感から買いが続くと見ます。
米10年債利回り
原油への売りが続く
金は売り一巡後に買戻しが入り、+14ドル高と反発しました。時間外では軟調でしたが、ドル買い一服で現物が買われています。
米利回りの低下により、金は底堅く推移と予想。
一方、原油は-5.69%安と大幅下落、81ドルまで下げました。そのまま安値引けとなっており、今年1月以来の安値に。
世界的な需要下振れ懸念と各国の金融引き締めが重しとなったほか、中国のゼロコロナ政策の終わりが見えないことも悪材料。上値が重く、安値圏での動きが続くと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+281円高の27711円と反発しました。米国株の反発と円安の進行により、日本株も買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は143.50円がサポートライン、上値は143.90円がレジスタンスライン。145円を上抜けできなかったことで、まとまった利食い売りに押されました。
しばらくは調整と予想、本日は追加利上げ見通しのユーロに注目。
経済指標
★★★★★
21:15ユーロ欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:0.50%1.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.2万件 予想:24.0万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
★★★★★
22:10(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント