2022年8月18日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 93.51 下落(4時間足)↑
予想レンジ 92.80~93.80
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安、ドルは底堅く推移
日経平均株価は、-280円安の28942円と反落しました。時間外で、欧米株ともやや下落。
ドル円は底堅く推移、クロス円は小幅に下落しています。
このあと、21時30分に米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業保険申請件数、23時に米7月中古住宅販売件数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
いったん売りシグナルが出ましたが、高値付近で推移。
平均足の色が変わるなど勢いが強く、再度上昇する可能性があります。
経済指標
★★★
21:30(米)8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-12.3 予想:-5.0
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:26.2万件 予想:26.5万件
★★★
23:00(米)7月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:512万件 予想:488万件
★★★
23:00(米)7月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-5.4% 予想:-4.7%
本日の予想通貨ペア
豪ドル円 93.52 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 92.80~93.80
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色に変わりました。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+239ドル高、日経平均株価も+353円高の29222円と上昇しました。
ドル円は135円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33980.32(-171.69 -0.50%)
・日経平均 29015(-175 -0.60%)
・金・ゴールド 1776.70(-13.00 -0.73%)
・原油・WTI 88.11(+1.58 +1.83%)
経済指標
★★★★
21:30(米)7月小売売上高(前月比)
前回:1.0% 予想:0.1% 結果:0.0%
★★★★
21:30(米)7月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:1.0% 予想:0.0% 結果:0.4%
★★★★★
27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:欧米株の下落
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は135円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは2.904%へ上昇
◆ドルストレートはオセアニア通貨が下落
◆米国株は利食い売りに押される
◆欧州株は-1~2%安
◆金は-13ドル安と続落
◆原油は+1.83%高と反発
◆21時30分に米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などが発表
◆23時に米7月中古住宅販売件数が発表
◆日経平均先物は-207円安の29015円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は利食い売りに押される
昨晩のNYダウは、-171ドル安と6日ぶりに反落しました。
ナスダックも、-1.25%安と売りに押されています。
いずれも下窓を開けてスタート、直近で上昇が続いていたため利食い売りが出た様子。
前日の好調なウォルマートの決算に対し、同じく小売大手ターゲットの決算は90%の減益に。
株価は-2.69%と下落しましたが、ウォルマートやコストコは逆に上昇。ウォルマートが食料品などを多く扱っているのに対し、ターゲットは余暇消費への依存が高いことが減益につながったようです。
メタ-2.57%、アマゾン-1.85%、アルファベット-1.79%など、IT・ハイテク株の一角も下落。エヌビディア-2.88%、ブロードコム-2.37%と、半導体セクターへの売りも目立ちました。
値上がり銘柄数953、値下がり銘柄数3971と、全銘柄の75.1%が下落しましたが、後半にかけては全体的に買戻しが入っています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.31%
半導体 -2.59%
旅行レジャー -3.63%
石油・エネルギー +0.81%
穀物関連 -0.98%
銀行 -0.47%
不動産 -2.26%
電気自動車(EV) -2.41%
軍需産業 -0.98%
メタバース -2.71%
暗号資産関連 -3.06%
ドル円は135円台へ上昇
ドル円は急反発、一時133.91円まで下押ししたあとは135.51円まで上値を伸ばしています。
米小売売上高のコア前月比が+0.4%と、予想-0.1%を上回ったことが買い材料に。早朝のFOMC議事録は従来通りタカ派姿勢で、9月の追加利上げが示唆されていました。
米10年債利回りは2.904%へ上昇、ドルへの買いが続くと予想します。
クロス円も連れ高、良好な英7月CPIを受けポンドが買われました。英7月CPIコア指数は、6.2%と予想5.9%を上回っています。
一方、オセアニア通貨は昼過ぎごろから下落基調。朝方発表されたNZドル政策金利は、2.5%から3%へ利上げされたものの、米国に比べると経済指標が弱く次第に上値余地が意識されたようです。
米10年債利回り
原油在庫が減少し反発
金は-13ドル安と続落、米利回りの上昇に押されました。1800ドルの節目を割れて以降、見切り売りが優勢に。
特に買い材料はないため、しばらくは下値模索と予想します。
原油は+1.83%高と反発し、89ドル台へ戻しました。昨晩発表された米週間在庫統計は、原油-705.6万バレル、ガソリン-464.2万バレルといずれも在庫が大きく減少。
昨日まで下値模索となっていましたが、買い材料が出たことで下がっても買い支えが入ると見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-207円安の29015円と反落しました。ドル円は上昇したものの欧米株とも下落に転じたため、日本株も利食い売り優勢と予想します。
ドル円の下値は134.80円や134.50円がサポートライン、上値は135.50円がレジスタンスライン。他通貨に比べややドルは強く米利回りも上昇しているため、135円台を底堅く維持すると見ます。
経済指標
★★★
21:30(米)8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-12.3 予想:-5.0
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:26.2万件 予想:26.5万件
★★★
23:00(米)7月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:512万件 予想:488万件
★★★
23:00(米)7月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-5.4% 予想:-4.7%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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