2022年7月7日のFX為替相場予想

前日の概要

NYダウは-129ドル安、日経平均株価も-315円安の26107円と下落しました。
ドル円は変わらず、クロス円は売りに押されています。

前日の結果

・ダウ平均　31037.68(+69.86 +0.23%）
・日経平均　26310(+310 +1.18%）
・金・ゴールド　1736.50(-27.40 -1.55%）
・原油・WTI　98.53(-0.97 -0.97%）

経済指標

★★★
22:45 (米) 6月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
前回：51.2　予想：-　結果：52.7
★★★★
23:00 (米) 6月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
前回：55.9　予想：54.5　結果：55.3
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨

本日のFX戦略

ポイント

△強気材料：NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料：原油安
◆ドル円は変わらず
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは2.928％へ上昇
◆ドルストレートは
◆米国株は小幅に上昇
◆欧州株は+1％超の反発
◆金は-27ドル安と下値模索
◆原油は98ドル台へ続落
◆21時15分に米6月ADP雇用統計が発表
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は+152円高の26272円
☆株とドルが上昇と予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

米国株は小幅に買われる

昨晩のNYダウは後半にかけ買われ、+69ドル高と反発しました。ナスダックも、+0.35％高と小幅に上昇。

いずれも3日連続陽線となっており、直近の売りは一服しています。米利回りが落ち着いたことや、値ごろ感から買戻しが入った様子。

S&P500構成銘柄は、上昇273銘柄に対し下落227銘柄とやや買い優勢。

マイクロソフト+1.28％、アルファベット+1.17％、アップル+0.96％、アマゾン+0.73％と時価総額上位が堅調に推移。ファイザー+2.15％、ユナイテッドヘルス+1.99％とヘルスケアも買われました。

対照的に、原油続落でエクソンモービル-1.80％、シェブロン-1.32％とエネルギー株への売りが継続。米利回りの低下で、ウェルズファーゴ-1.50％、シティグループ-0.99％と銀行株も軟調でした。

テーマ別株価変動率

GAFAM　+0.75％
半導体　-0.16％
旅行レジャー　-2.50％
石油・エネルギー　-1.18％
海運　-4.01％
銀行　-0.31％
電気自動車（EV）　-1.53％
軍需産業　+0.74％
金投資　-0.29％
メタバース　-0.79％
暗号資産関連　-1.26％

ドル以外売られる

ドル円は変わらず、134.96～136.01円でのレンジ相場となり、結局前日終値付近へ戻しました。他通貨に比べ強く、再度136円を狙える位置にあります。

米10年債利回りは2.928％へ上昇、上方向へのブレイクに期待。

一方、ドルストレートが売られてことで、クロス円は下落しました。

ユーロドルへの売りが止まらず、1.0162と年初来安値を更新中。原油安で、豪ドルも売りに押されると見ています。

米10年債利回り

商品相場への売りが続く

金は-27ドル安と下値模索、現物取引で大きく売られました。1800ドルのサポートを明確に割れたことで、下げ止まるまでロングしない方が無難でしょう。

原油は98ドル台へ続落、こちらも先週末からの売りが継続。

景気減速懸念で需要が減るとの見通しが出ており、資源国通貨やエネルギー株へも連れ安となっています。

いったんピークを付けたと思われ、金と同様下値模索と予想します。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

ドル円板情報

日経平均先物は、時間外で+152円高の26272円と反発しました。ドル円は変わらず、欧米株が上昇しているので日本株も連れ高と予想します。

ドル円の下値は135.80円や135.50円がサポートライン、上値は136.30円付近がレジスタンスライン。他通貨に比べドルが強く、明日に米雇用統計発表を控えるなか、底堅く推移すると見ています。

経済指標

★★★
21:15 (米) 6月ＡＤＰ雇用統計(前月比)
前回：12.8万人　予想：20.0万人
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回：23.1万件　予想：23.0万件

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