2022年6月17日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0517 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.0470~1.0570
買い一巡後、ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
為替は円安ドル高が進む
日経平均株価は-468円安の25963円と反落しました。
ドル円は134円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、22時15分に米5月鉱工業生産が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
朝方に買いシグナルが発生、一気に134円台へ乗せました。
再度、直近高値を試すと予想します。
経済指標
★★★
22:15 (米) 5月鉱工業生産(前月比)
前回:1.1% 予想:0.4%
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロドル 1.0549 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.0520~1.0620
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+303ドル高、日経平均株価も+290円高の28234円と上昇しました。
ドル円は一時131.51円まで下落、クロス円は比較的底堅く推移しています。
前日の結果
・ダウ平均 29927.07(-741.46 -2.42%)
・日経平均 25680(-750 -2.93%)
・金・ゴールド 1849.90(+30.30 +1.67%)
・原油・WTI 117.58(+2.27 +1.97%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 5月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:172.4万件 予想:170.7万件 結果:154.9万件
★★★
21:30 (米) 5月住宅着工件数(前月比)
前回:-0.2% 予想:-1.0% 結果:-14.4%
★★★
21:30 (米) 5月建設許可件数(年率換算件数)
前回:181.9万件(182.3万件) 予想:178.7万件 結果:169.5万件
★★★
21:30 (米) 5月建設許可件数(前月比)
前回:-3.2%(-3.0%) 予想:-2.0% 結果:-7.0%
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:22.9万件 予想:21.5万件 結果:22.9万件
★★★
21:30 (米) 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:2.6 予想:5.5 結果:-3.3
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:米指数の年初来安値更新
△強気材料:なし
◆ドル円は一時131.51円まで下落
◆クロス円は比較的底堅い
◆米10年債利回りは3.221%へ低下
◆ドルストレートは欧州通貨が買われる
◆米国株は年初来安値を更新
◆欧州株は-2~-3%の大幅安
◆金は+30ドル高と続伸
◆原油は+2ドル高と反発
◆22時15分に米5月鉱工業生産が発表
◆日経平均先物は-735円安の25696円
☆円高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米指数は年初来安値更新
昨晩のNYダウは、-741ドル安と急反落し年初来安値を更新。ナスダックも、-4.08%安と急反落し年初来安値を更新しました。
新たな材料は出ておらず、前日にドルが利上げされたことを受け再び警戒感が高まった様子。
アップル-3.96%、アマゾン-3.72%、アルファベット-3.40%、マイクロソフト-2.70%と時価総額上位のIT・ハイテク株が全面安。テスラ-8.54%、メタ-5.01%、銀行株やエネルギー株など幅広い銘柄が売られました。
値上がり銘柄数627に対し値下がり銘柄数が4441と、83.6%の普通株が下落しています。ウォルマート+1.04%、P&G+0.61%と、上昇は生活必需品の一角のみでした。
テーマ別株価変動率
GAFAM -3.71%
半導体 -6.31%
旅行レジャー -7.06%
石油・エネルギー -5.51%
海運 -4.74%
銀行 -2.07%
電気自動車(EV) -6.47%
軍需産業 -3.93%
金投資 +1.01%
メタバース -5.04%
暗号資産関連 -4.93%
ドル安の地合い、ポンドが利上げ
ドル円はFOMC後からの売りが続き、ロンドン時間に入ると一段安に。株安による円高にも押されたことで一時131.51円まで下押ししており、上値の重い状態となっています。
米10年債利回りは3.221%へ低下、調整が続くと予想します。
一方、ドルストレートが買われたことで、クロス円は比較的底堅く推移。各通貨ペアとも買戻し優勢で、ポンド円は小幅にプラスに転じました。
通貨別には、欧州通貨高。英MPCが1.00%から1.25%へ利上げを実施、ポンドドルも1.2407まで上値を伸ばしています。
さらにECBも、7月に0.25%、9~12月に0.50%の利上げを行うと示唆したことで、ユーロドルは1.0601まで上昇しました。
米利回りが低下していることから、しばらくはドル安の地合いと見ます。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+30ドル高と続伸、1850ドルの節目を回復しました。
米住宅関連指標が悪化していたことや、米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が-3.3と予想5.5に対し予想外のマイナスとなったことが買い材料に。
時間外で1055ドルへ上値を伸ばしており、買い優勢の地合いが続くと予想します。
原油は+2ドル高と反発、117ドル台へ戻しました。一時118ドル台へ乗せる場面もありましたが、前日発表された原油在庫が増加していたことで、上値では戻り売り優勢に。
株式市場が軟調なこともあって、原油へは買いが入りづらくなると予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-735円安の25696円と大幅反落しました。ドル円が下落したうえ欧米株とも大幅安となっており、日本株も連れ安となるでしょう。
ドル円の下値は目立った買い注文なし、上値は132.20円や132.45円がレジスタンスライン。目立ったサポートがなくドル売りの流れになっているため、下値模索と予想します。
しばらくは、130円台での値固めとなるでしょう。
経済指標
★★★
22:15 (米) 5月鉱工業生産(前月比)
前回:1.1% 予想:0.4%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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