2024年5月2日のFX為替予想
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- パウエルFRB議長が年内インフレ低下の可能性に言及
- ドル円は153円台前半へ急落
- クロス円も-2%超の大幅安
- 金はまとまった買いが入り2300ドル台を回復
- 原油は-3%超下落し80ドル台割れ
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ユーロドル 1.0706 上昇 ↑
予想レンジ 1.0680~1.0780
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-570ドル安、日経平均株価も-131円安の38274円と下落しました。
ドル円は153円台前半へ急落、クロス円も-2%超の大幅安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 37903.29(+87.39 +0.23%)
・日経平均 37849.40(-401.90 -1.05%)
・金・ゴールド 2319.58(+34.01 +1.48%)
・原油・WTI 79.20(-2.73 -3.33%)
経済指標
★★★
21:15(米)4月ADP雇用統計(前月比)
前回:18.4万人 予想:18.0万人 結果:19.2万人
★★★★
23:00(米)4月ISM製造業景況指数
前回:50.3 予想:50.1 結果:49.2
★★★★★
27:00(米)FOMC政策金利発表
前回:5.25-5.50% 予想:5.25-5.50% 結果:5.25-5.50%
★★★★★
27:30(米)パウエルFRB議長の定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米利回りや原油の下落
△強気材料:なし
◆ドル円は153円台前半へ急落
◆クロス円も-2%超の大幅安
◆米10年債利回りは4.639%へ低下
◆ドルストレートは全体的に上昇
◆米国株はまちまちの動き
◆欧州株は売りに押される
◆金は+34ドル高と急反発
◆原油は-3.33%安と80ドル台割れ
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は-475円安の37799円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
FOMC後にやや乱高下
昨晩のNYダウは買戻しが入り、+87ドル高と反発しました。
ナスダックはプラス圏を維持できず、-0.33%安と小幅続落。
FOMCで年内インフレ低下が言及されまとまった買いの入る場面もありましたが、買い一巡後は引けまでに鎮静化。
1株利益の見通しが上方修正されたファイザーが+6.09%、J&Jも+4.56%と連れ高。アマゾン+2.29%、メタ+2.10%、マイクロソフト+1.44%、アルファベット+0.56%とIT・ハイテク株の一角が続伸しました。
対照的に、ゲーム用半導体の需要が伸び悩んだAMDに-8.91%とまとまった売り。ブロードコム-4.42%、エヌビディア-3.89%、マイクロン-2.89%と半導体全体が軟調に。
原油安で、エクソンモービル-1.89%、シェブロン-1.02%とエネルギーも下落。
全体的には、値上がり銘柄数2564、値下がり銘柄数1968と全銘柄中の54.6%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
半導体 -1.64%
生成AI -1.48%
石油・エネルギー -1.40%
海運関連 -0.11%
軍事 -0.18%
暗号資産関連 -0.94%
FOMC後、急速に円高が進む
米10年債利回り
ドル円は買戻しが続き、一時158円台へ乗せる場面もありました。
しかし、FOMC後にパウエルFRB議長が利上げの可能性を否定し年内のインフレ低下の可能性に言及したことで、157円台へ下落 。その後は売りが売りを呼ぶ展開となり、一気に153円台前半まで売られています。
日銀による介入なのかは不明ですが、重要イベントのタイミングでボラティリティが急速に高まりました。米10年債利回りは4.639%へ低下、ドルへの売りが続くと予想します。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に-2%超の大幅下落となりました。FOCMを受け、ドル円以外のドルストレートが上昇したことで下がったところでは買戻しも。
しかし、日銀による介入なのか単なる調整の動きなのか不明であるため、値動きが落ち着くまで様子見が無難でしょう。
金が買われ原油は売られる
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は+34ドル高と急反発、再び2300ドル台へ乗せました。FOMCでドル売りに傾いたことで、まとまった買いが入っています。
ユーロ高ドル安の流れも後押し、買戻しが続くと予想します。
原油は-3.33%安と大きく売られ、80ドル台を割れました。ガザ休戦合意の成立期待が高まる中、3日続落となっています。
地政学的リスクが収まれば、原油は一段安となる可能性があり注意が必要でしょう。
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-475円安の37799円と反落しました。欧米株はまちまちの動き、急速に円高が進んだことで輸出株中心に売りに押されると予想します。
ドル円の下値は153.75円や153.65円がサポートライン、上値は154.30円がレジスタンスライン。直近安値を割れてしまったことで、強いサポートラインは150円付近へ低下。
売り注文も薄いため反発もしやすいですが、上値では警戒感により戻り売りに押されると見ます。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:20.7万件 予想:21.2万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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