2024年2月1日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
円高株安の地合い
日経平均株価は、-275円安の36011円と下落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は146円台後半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、22時30分に米新規失業保険申請件数、24時に米1月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間、下降トレンドが継続しています。
いったん反発していますが、ロングする場合は買いシグナルが出るまで待った方が無難でしょう。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- FOMC声明は追加利上げの可能性への言及が削除
- パウエルFRB議長は「3月利下げの可能性が高いとは考えていない」
- ドル円は一時146円まで下押し
- クロス円も連れ安
- 株と商品相場も下落
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
なし
FOMC後の乱高下が続いており、様子見が無難でしょう。
前日の概要
NYダウは+133ドル高、日経平均株価も+220円高の36286円と上昇しました。
ドル円は一時146円まで下押し、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 38150.30(-317.01 -0.82%)
・日経平均 35883.50(-403.21 -1.11%)
・金・ゴールド 2036.56(+0.44 +0.22%)
・原油・WTI 75.83(-1.99 -2.56%)
経済指標
★★★
22:15(米)1月ADP雇用統計(前月比)
前回:16.4万人 予想:14.3万人 結果:10.7万人
★★★★★
28:00(米)FOMC政策金利発表
前回:5.25-5.50% 予想:5.25-5.50% 結果:5.25-5.50%
★★★★★
28:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの低下
△強気材料:3月利下げ可能性の後退
◆ドル円は一時146円まで下押し
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.982%へ低下
◆ドルストレートは弱い
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は下落
◆金はほぼ変わらず
◆原油は-2.56%と反落
◆22時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆24時に米1月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-398円安の35888円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
決算とFOMCで大きく動く
昨晩のNYダウは売りに押され、-317ドル安と反落しました。
ナスダックは下窓でスタート、反発できず-2.23%安。
序盤は決算で個別銘柄が動き、後半にかけてはFOMCで乱高下しています。
決算で検索広告が予想下回っていたアルファベットが-6.73%と急落。マイクロソフト-1.93%、アマゾン-1.66%、メタ-1.70%、アップル-1.30%とIT・ハイテク株が全体的に下落。
対照的に、予想を上回る決算でボーイング+5.41%、マスターカード+1.25%。
全体的には、値上がり銘柄数826、値下がり銘柄数が3771と全銘柄中の79.5%が下落しました。
テーマ別株価変動率
アップル関連 -1.21%
半導体 -1.78%
生成AI -1.96%
銀行 -0.99%
石油・エネルギー -1.15%
軍需産業 -0.65%
インド関連 +0.54%
FOMCでドルは乱高下
ドル円は堅調な推移が続ていましたが、FOMCを受け急落し一時146円まで下押し。
声明では、追加利上げの可能性への言及が削除されていました。一方、パウエルFRB議長は「3月利下げの可能性が高いとは考えていない」と発言したことでドル円は147円付近へ急反発。
難しい動きとなりましたが利下げの時期は近いと思われ、米10年債利回りが3.982%へ低下していることからドルは売られやすい地合いが続くと見ます。
クロス円も連れ安となって、全体的に下落しました。ドル安の割に、ドル円以外のドルストレートが伸び悩んだことも重しに。
ただ、米10年債利回りが低下し4%台を割れていることから他通貨は次第に買戻しが入ると予想します。
米10年債利回り
在庫増加で原油に売り
金はほぼ変わらず、FOMCを前に様子見となりました。FOMC後はまとまった売りに押され、2050ドルから2030ドル台へ下落。
上値が重くなっており、しばらく調整が続くと予想します。
原油は-2.56%と反落、75ドル台へ下げました。米週間在庫統計が、123.4万バレルと予想-105.0万バレルに反し増加していたことが売り材料に。
株安も重しとなっており、75ドル付近での推移と見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-398円安の35888円と反落しました。欧米株は下落し円高も進んでいることから、日本株も売られると予想します。
ドル円の下値は146.00円がサポートライン、上値は15銭ごとに売り注文。
FOMC後もボラティリティの高い状態が続いており、方向感に欠けた動きが継続中。値動きが落ち着くまで、しばらくは様子見が無難でしょう。
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.4万件 予想:21.0万件
★★★★
24:00(米)1月ISM製造業景況指数
前回:47.4 予想:47.3
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント