2023年3月13日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ドル円 134.00 下落(4時間足)↓
予想レンジ 133.50~134.50
下降トレンドが継続しています。
売りの勢いが強いため、下方修正しました。
ドル独歩安の地合いに
日経平均株価は、-311円安の27832円と続落しました。
ドル円は一時133.57円まで下押し、クロス円は逆行高となっています。時間外で欧州株は下落、米国株は大きく反発。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は売りシグナル発生中
先週末からの売りシグナルが継続しています。
通貨別強弱でもドルは最弱となっており、このあとも下値模索が続くと見ます。
明日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米失業率や平均時給が悪化
- ドル円は一時135円割れ
- 対ドルで欧州通貨が買われる
- 米シリコンバレー銀行が破綻
CyberSignalによる分析
ドル円 135.09 下落 (1時間足)↓
予想レンジ 134.40~135.40
黄色い丸の売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-543ドル安、日経平均株価も-479円安の28143円と下落しました。
ドル円は一時135円割れ、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31909.64(-345.22 -1.07%)
・日経平均 27600(-260 -0.91%)
・金・ゴールド 1867.20(+32.60 +1.78%)
・原油・WTI 76.68(+0.96 +1.27%)
経済指標
★★★★★
22:30(米)2月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:51.7万人 予想:20.5万人 結果:31.1万人
★★★★★
22:30(米)2月失業率
前回:3.4% 予想:3.4% 結果:3.6%
★★★
22:30(米)2月平均時給(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3% 結果:0.2%
★★★
22:30(米)2月平均時給(前年同月比)
前回:4.4% 予想:4.7% 結果:4.6%
明日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの続落や米利回りの低下
△強気材料:原油の反発
◆ドル円は一時135円割れ
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.704%へ低下
◆ドルストレートは欧州通貨が買われる
◆米国株は売り継続
◆欧州株は-1%長の下落
◆金は+32ドル高と急上昇
◆原油は+1.27%高と反発
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは+85ドル高
◆日経平均先物は-386円安の27757円
☆ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米銀行懸念で売り継続
先週末のNYダウは売りが続き、-345ドル安と4日続落となりました。
ナスダックは-1.76%安と続落、一時プラスとなる場面もありましたが維持できず。
米シリコンバレー銀行が国内史上2番目の規模の経営破たんとなったことが悪材料に。急速な利上げで資金繰りが悪化したのが原因ですが、直近の米利回りは低下しているので次第に落ち着きを取り戻すと見ます。
投資判断を引き下げられたキャタピラーが、-5.79%と急落。セール府フォース-3.10%、オラクル-3.22%、サービスナウ-3.13%、アドビ-2.68%とソフトウェア関連が軟調。アルファベット-1.78%、アマゾン-1.65%、マイクロソフト-1.48%、アップル-1.39%とIT・ハイテク株も下落しています。
JPモルガンチェース+2.54%、ウェルズファーゴ+0.56%と銀行株の一角が落ち着きを取り戻し買戻し。アッヴィ+1.60%、アムジェン+0.92%、J&J+0.24%とヘルスケアも堅調。
値上がり銘柄数647、値下がり銘柄数4160と全銘柄中82.9%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.57%
半導体 -2.65%
石油・エネルギー -1.70%
穀物関連 -3.34%
銀行 -2.30%
電気自動車(EV) -2.63%
軍需産業 -0.96%
メタバース -2.54%
ディフェンシブ -0.56%
インド関連 -0.97%
中国ADR +1.13%
ドル円は一時135円割れ
先週末に発表された米2月雇用統計は、予想20.5万人に対し結果31.1万人と予想を大きく上回りました。
しかし、米2月失業率は前回値3.4%から3.6%へ悪化、2月平均時給も前月比で0.2%と前回値0.3%から減速していました。これを受け、今月の米利上げ幅の見通しが+0.5%から+0.25%へ引き下げられ、為替はまとまったドル売りに押されました。
ドル円は一時135円割れ、米10年債利回りも3.704%へ低下しており、週明けもドル売りの流れが続くと予想します。
クロス円も連れ安となりましたが、対ドルで欧州通貨が買われたことで、ユーロ円やポンド円は下げ渋り。
反発の弱かったオセアニア通貨は他通貨に比べ軟調でしたが、原油が上昇しているため次第に買戻しが入ると見ます。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+32ドル高と急上昇、まとまった買いが入り1860ドル台へ乗せました。時間外では、一時1870ドル台を付けています。
米利回りの低下により、金への買いが続くと予想します。
原油は+1.27%高と反発、76ドル台へ戻しました。ドル安を受け、地合いが引き締まり買いが入っています。
一気に80ドル台回復は難しいと思われ、70ドル台半ばでの値固めと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-386円安の27757円と続落しました。
サンデーダウは、+85ドル高と反発。米利回りが低下していることから、株式市場にはいったん買戻しが入ると見ます。
ドル円の下値は目立った買い注文なし、上値は135.40円がレジスタンスライン。ドル売りの動きが一服するまで下値模索と予想、再び135円を割れるようだと。再度134円台前半を試す可能性が出てきます。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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