2022年12月29日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0621 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.0540~1.0640
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安円高の地合い
日経平均株価は、-246円安の26093円と続落しました。
ドル円は133.70円台へ下落、クロス円も連れ安となっています。時間外で、欧米株ともやや売り優勢。
このあと、22時30分に米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
午後、やや下落し売りシグナルが出ました。
前日安値の133円台前半を下抜けするようだと、注意が必要になります。
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.6万件 予想:22.4万件
本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.0611 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0540~1.0640
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+37ドル高、日経平均株価は-107円安の26340円と下落しました。
ドル円は134円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32875.01(-366.55 -1.10%)
・日経平均 26050.00(-160.00 -0.61%)
・金・ゴールド 1815.80(-7.30 -0.40%)
・原油・WTI 78.96(-0.57 -0.72%)
経済指標
★★★
24:00(米)11月住宅販売保留指数(前月比)
前回:-4.6% 予想:-0.8% 結果:-4.0%
★★★
24:00(米)11月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-36.7% 予想:- 結果:-38.6%
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの下落や中国懸念
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は134円台半ばへ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.885%へ上昇
◆ドルストレートはゆーろがこはばにげらく
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は方向感なし
◆金は-7ドル安
◆原油は小幅に下落
◆22時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は-225円安の26115円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は売りに押される
昨晩のNYダウは売りに押され、-366ドル安と反落しました。
ナスダックも序盤の上昇を維持できず、-1.34%安と続落しています。
米利回りの上昇が重しとなったほか、中国のゼロコロナ政策終了が逆に世界中での感染増加につながるのではとの警戒が広がりました。
人手不足により、来年1-3月期のiPhone出荷台数が22%減少する可能性があると報じられ、アップル株は-2.96%。クアルコム-2.18%、ブロードコム-1.60%と半導体セクターが連れ安となったほか、アルファベット-1.49%、マイクロソフト-0.71%とIT・ハイテク株が下落。
値下がり銘柄数3520、値上がり銘柄数1388と全銘柄の68.6%が下落しています
対照的に、米利回りの上昇によりJPモルガンチェース+0.88%、バンクオブアメリカ+0.84%と銀行株が上昇。前日まで売られていたテスラが+1.81%、こちらは自律反発程度にとどまりました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.72%
半導体 -1.19%
石油・エネルギー -2.24%
穀物関連 -1.20%
銀行 -0.37%
電気自動車(EV) -1.76%
軍需産業 -0.81%
メタバース -1.43%
SDGs -1.21%
中国ADR -5.11%
ディフェンシブ -0.91%
ドル円は134円台半ばへ続伸
ドル円は買いが続き、134円台半ばへ上値を伸ばしました。次回2月のFOMCで0.5%の利上げ見通しが示されたほか、株安によるリスク回避のドル買いも加わりました。
米10年債利回りは3.885%へ上昇、ドルへの買いが続くと予想します。
クロス円も連れ高、全体的に買われ続伸しました。
ドル高により対ドルでユーロが売られましたが、来年2月、3月と0.5%の利上げが見込まれており、下値は限定的となっています。複数のECB理事からは、ユーロ圏のインフレピークはまだ先との認識が示されました。
また、原油の下げ止まりでオセアニア通貨は+1%近く上昇。80ドル付近での売りは強いですが、上抜けできればカナダドルも追随するでしょう。
米10年債利回り
商品相場は小幅に下落
金はドル高に押され、-7ドル安と下落しました。比較的底堅く推移しており、下がったところでは買い支えが入っています。
引き続き、1800ドル付近での値固めと見ます。
原油は小幅に下落、78ドル台後半へ戻しました。前日に81ドルまで上値を伸ばしたあとは失速しており、調整の動きに。
直近で買戻しが続いてきたため、さらなる上昇には買い材料が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-225円安の26115円と反落しました。円安は進みましたが米国株への売りが強まっていることから、日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は134.00円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文。先週末から一本調子で上昇、勢いが強いためこのまま135円を試す可能性も出てきました。
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.6万件 予想:22.4万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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