2022年12月15日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 135.80 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 135.40~136.20
上昇トレンドが継続しています。
勢いが強いので、上方修正しました。
株安ドル高の地合いに
日経平均株価は、-104円安の28051円と反落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は135円台後半へ上昇、クロス円は小幅に下落しています。
このあと、21時に英、22時15分に欧政策金利、22時30分に米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数と米11月小売売上高、米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
早朝のFOMCを受け下げ止まり、買いシグナルが出ました。
株安により、ドル高の地合いが続くと予想します。
経済指標
★★★★★
21:00(英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
前回:3.00% 予想:3.50%
★★★★★
22:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:2.00% 予想: 予想:2.50%
★★★
22:30(米)12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:4.5 予想:-0.3
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(前月比)
前回:1.3% 予想:-0.1%
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:1.3% 予想:0.2%
★★★
22:30(米)12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-19.4 予想:-10.0
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.0万件 予想:23.1万件
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 135.16 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 134.80~135.80
THV V4による分析
ファストトリックスが緑色に変わりました。
一目の雲を上抜けできるか注目。
前日の概要
NYダウは+105ドル高、日経平均株価も+201円高の28156円と上昇しました。
ドル円は135円台前半へ続落、クロス円は小幅に上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 33965.69(-142.95 -0.42%)
・日経平均 29925.00(-45.00 -0.16%)
・金・ゴールド 1818.70(-6.80 -0.37%)
・原油・WTI 77.44(+2.05 +2.72%)
経済指標
★★★★★
28:00(米)FOMC政策金利発表
前回:3.75-4.00% 予想:4.25-4.50% 結果:4.25-4.50%
★★★★★
28:30(米)パウエルFRB議長、定例記者会見
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの下落
△強気材料:米利上げ継続の見通し
◆ドル円は135円台前半へ下落
◆クロス円は小幅に上昇
◆米10年債利回りは3.494%へ低下
◆ドルストレートは買い優勢
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は小幅安
◆金は-6ドル安と反落
◆原油は+2.72%高と3日続伸
◆21時に英政策金利が発表
◆22時15分に欧政策金利が発表
◆22時30分に米11月小売売上高などが発表
◆日経平均先物は-215円安の29950円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
利上げ継続見通しで売られる
昨晩のNYダウは、-142ドル安と続落しました。
ナスダックも、-0.88%安と売りが継続しています。
いずれも序盤は上昇していましたが、FOMCで利上げの最終目標が5.00-5.25%と示唆されたことで、引けにかけ売りに押されました。
アナリストによる目標株価引き下げの影響で、テスラが-2.58%。AMD-3.60%、エヌビディア-2.40%と半導体セクターが下落したほか、アップル-1.73%、アマゾン-1.30%とIT・ハイテク株の一角へ売り。米利回りの低下で、バンクオブアメリカ-1.60%、シティグループ-1.43%と銀行株も下落。
値下がり銘柄数3055、値上がり銘柄数1807と全銘柄中の59.0%が下落しました。
対照的に、オラクル+1.61%、メタ+1.30%と一部銘柄がプラスを維持。ファイザー+2.79%、イーライリリー+1.50%とヘルスケア株に買いが入っています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.89%
半導体 -1.25%
石油・エネルギー -1.12%
穀物関連 -1.94%
銀行 -1.42%
電気自動車(EV) -1.97%
軍需産業 -0.23%
メタバース -0.92%
SDGs -0.85%
中国ADR +0.71%
ディフェンシブ -0.08%
米利上げの最終目標は5.00-5.25%
ドル円は上値が重く、135円台前半へ続落しました。
しかし、早朝のFOMCで利上げの継続が適切となる可能性高いと再表明されたことから、売り一巡後は買戻しが入っています。利上げの最終目標は5.00-5.25%と示唆されたことも、ドルの買い材料に。
米10年債利回りは3.494%へ低下したものの、いったん買い戻しが続くと予想します。
クロス円は小幅に上昇、安値からやや上昇しました。通貨別には、今晩利上げ見通しのユーロとポンドが堅調に推移しています。
原油高で、豪ドルやカナダドルなど資源国通貨への買いも期待したいところ。
米10年債利回り
原油への買戻しが続く
金は終日横ばい、ほぼ変わらない水準でした。現物取引は-6ドル安と若干下落、FOMCでは10ドルほど動きましたが、結局行って来いとなりました。
しかし、ドルに買戻しの動きがみられるため、金はじり安と予想します。
原油は+2.72%高と3日続伸、77ドル台へ乗せました。特に買い材料はなく、テクニカル的な買いが続いています。
むしろ、昨晩発表された米週間原油在庫統計は1023.1万バレルと予想-342.0万バレルと急増していたため、次第に売りに押されると見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-215円安の29950円と反落しました。ドル円が下落し欧米株とも売られているため、日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は134.60円と134.50円がサポートライン、上値は135.15円がレジスタンスライン。やや下げ渋っており、いったん買戻しの動きと予想します。
本日はユーロとポンドの利上げ見通し、米11月小売売上高の発表も控えているため、一時的にボラティリティの高まる可能性があります。
経済指標
★★★★★
21:00(英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
前回:3.00% 予想:3.50%
★★★★★
22:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:2.00% 予想: 予想:2.50%
★★★
22:30(米)12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:4.5 予想:-0.3
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(前月比)
前回:1.3% 予想:-0.1%
★★★★
22:30(米)11月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:1.3% 予想:0.2%
★★★
22:30(米)12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-19.4 予想:-10.0
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.0万件 予想:23.1万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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