2022年11月29日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.6720 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6570~0.6670
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株とドルが下落
日経平均株価は、-134円安の28027円と3日続落しました。
ドル円は138円台前半へ下落、クロス円はやや買い優勢です。時間外で、欧米株とも上昇。
このあと、23時に米9月住宅価格指数、24時に米11月消費者信頼感指数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
139.35円を付けたのち反落し、売りシグナルが出ました。
通貨別強弱ではドルが最も弱く、下値模索と見ます。
経済指標
★★★
23:00(米)9月住宅価格指数(前月比)
前回:-0.7% 予想:-1.2%
★★★
23:00(米)7-9月期四半期住宅価格指数(前期比)
前回:4.0% 予想:-
★★★
24:00(米)11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:102.5 予想:100.0
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.6645 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 0.6570~0.6670
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+152ドル高、日経平均株価は-120円安の28162円と下落しました。
ドル円は行って来い、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 33849.46(-497.57 -1.45%)
・日経平均 28080.00(-260.00 -0.92%)
・金・ゴールド 1755.30(-13.50 -0.76%)
・原油・WTI 77.24(+0.96 +1.26%)
経済指標
★★★★★
23:00(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの反落や中国懸念
△強気材料:原油の反発
◆ドル円は行って来い
◆クロス円は全体的に下落
◆米10年債利回りは3.701%と変わらず
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は急反落
◆欧州株は-1%安
◆金は-13ドル安
◆原油は+1.26%高と反発
◆23時に米9月住宅価格指数が発表
◆24時に米11月消費者信頼感指数が発表
◆日経平均先物は-63円安の28097円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
中国懸念で株安に
昨晩のNYダウは終日売りに押され、-497ドル安と反落しました。
ナスダックも同様の動きで、-1.64%安と安値引け。
中国で、ゼロコロナ対策に関する抗議活動が拡大したことを受け、リスク回避の動きとなりました。
クアルコム-3.61%、AMD-3.32%、エヌビディア-3.16%と半導体セクターが全面安。アップル-2.96%、マイクロソフト-2.69%、メタ-2.67%とIT・ハイテク株も軟調。原油の80ドル台割れで、エクソンモービル-2.75%、シェブロン-2.69%とエネルギー株も売られました。
対照的に、新型コロナウイルスへの警戒により、メルク+0.86%、ファイザー+0.56%とヘルスケア株は堅調。
値下がり銘柄数3917、値上がり銘柄数993と全銘柄の75.1%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.86%
半導体 -3.13%
石油・エネルギー -1.89%
穀物関連 -2.05%
銀行 -1.59%
電気自動車(EV) -2.58%
軍需産業 -2.06%
メタバース -2.41%
SDGs -1.80%
中国ADR +3.20%
ディフェンシブ -0.95%
次第にドル買いが強まる
週明けのドル円は下値模索が続き、一時137.51円まで下落。しかし、ロンドン時間に入ると欧米株の下落によりドルへ買戻しが入り、139円付近へ戻しました。
結局行って来いとなりましたが、安値から反発した形となっており買いの勢いが強まってきています。米10年債利回りは3.701%と変わらず、このあたりで下げ止まれるか注目です。
一方、ドルストレートの下落によりクロス円は全体的に売られました。特に、原油安や中国懸念で豪ドルやNZドルが売られており、-1%超の下落となっています。
リスク回避の動きが出ていて、対ドルでは特に弱い動きになると予想します。
米10年債利回り
金が売られ原油は反発
金は時間外で上昇していたものの、現物取引が始まるとドル買いに押され、-13ドル安と下落に転じました。リスク回避による買いよりもドル高による売りの方が強く、上値の重い状態が続くでしょう。
時間外で1740ドル付近へじり安となっており、売り継続と見ます。
原油は+1.26%高と反発、直近で売りが続いていたことで買戻しが入りました。ただ、特に買い材料は出ておらず、自律反発程度の上昇にとどまっています。
中国の需要減速懸念が強まってきたことから、買い一巡後は再度売りに押されると予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-63円安の28097円と続落しました。ドル円は行って来いでしたが、欧米株とも売りに押されているため日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は138.80円がサポートライン、上値は139.00円や139.20円がレジスタンスライン。他通貨に比べドルは強く、直近で特に138円付近が強いサポートライン。
株安ドル高の流れにより、再度140円台へ上昇できるか注目です。
経済指標
★★★
23:00(米)9月住宅価格指数(前月比)
前回:-0.7% 予想:-1.2%
★★★
23:00(米)7-9月期四半期住宅価格指数(前期比)
前回:4.0% 予想:-
★★★
24:00(米)11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:102.5 予想:100.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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