2022年10月28日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロ円 146.30 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 146.00~146.60
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安でドル高に
日経平均株価は、-240円安の27105円と続落しました。時間外で、欧米株とも下落しています。
ドル円は147円付近へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、23時に米9月住宅販売保留指数と米10月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
昨日からの買いシグナルが継続しています。
引き続き、じり高が続くと見ます。
経済指標
★★★
23:00(米)9月住宅販売保留指数(前月比)
前回:-2.0% 予想:-5.0%
★★★
23:00(米)9月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-22.5% 予想:-
★★★★
23:00(米)10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.8 予想:59.5
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロ円 145.71 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 144.80~146.00
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+264ドル高、日経平均株価も+290円高の28234円と上昇しました。
ドル円は146円付近へ下落、クロス円も売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 32033.28(+194.17 +0.61%)
・日経平均 26945(-355 -1.31%)
・金・ゴールド 1665.60(-3.60 -0.22%)
・原油・WTI 89.08(+1.17 +1.33%)
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:1.25% 予想:2.00% 結果:2.00%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
前回:-0.6% 予想:2.4% 結果:2.6%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
前回:2.0% 予想:1.0% 結果:1.4%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注(前月比)
前回:-0.2% 予想:0.6% 結果:0.4%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.3% 予想:0.2% 結果:-0.5%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:21.4万件 予想:- 結果:21.7万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:ナスダックへの売りや米利回りの低下
△強気材料:NYダウの5日連続高
◆ドル円は146円付近へ下落
◆クロス円も売りに押される
◆米10年債利回りは3.904%へ続落
◆ドルストレートはユーロが急落
◆米国株はIT。ハイテク株が弱い
◆欧州株は小幅に上昇
◆金は-3ドル安
◆原油は+1.33%高と続伸
◆23時に米10月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-391円安の26954円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
メタが-24%安、ナスダックは弱い
昨晩のNYダウは、+194ドル高と5日続伸しました。
対照的に、ナスダックは-1.63%安と続落、IT・ハイテク株の見通し悪化が重しとなっています。
メタが2四半期連続減収で-24.56%の暴落、広告収入が伸び悩んでいました。アマゾン-4.06%、アップル-3.05%、アルファベット-2.34%、マイクロソフト-1.98%と揃って連れ安に。
ただ、良好な米GDP速報値やインフレ低下を示すデータにより、ダウ銘柄を中心に買いが入っています。キャタピラー+7.79%、マクドナルド+3.31%、メルク+1.35%など、好決算銘柄が上昇。
値上がり銘柄数2456、値下がり銘柄数2423と、全銘柄の46.8%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -5.63%
半導体 -1.33%
石油・エネルギー +0.76%
穀物関連 +0.15%
銀行 +0.90%
電気自動車(EV) -1.73%
軍需産業 +1.18%
メタバース -1.92%
新型コロナ -0.35%
債権ETF +0.39%
SDGs -0.48%
利上げ後にユーロが急落
ドル円は一時146.93円まで買戻しが入ったものの、147円台へ乗せられず146円付近へ反落。米7-9月期GDP速報値が、2.6%と予想2.4%を上回ったことで、買いの強まる場面もありました。
しかし、米10年債利回りは3.904%へ続落し4%台を割れているため、しばらくは146円付近での値固めと予想します。
クロス円も連れ安、全体的に売りに押されました。
通貨別には、ユーロが-1%超の急反落、ユーロドルは一時0.9958と再びパリティ割れ、ユーロ円も145.57円まで下押ししています。ECBは、政策金利を1.25%から2.00%へ予想通り+0.75%利上げしたのですが、3名の理事が0.50%の利上げを主張しており、ネガティブな反応となりました。
先日はカナダドルが予想外に利下げするなど、直近のインフレ圧力がやや解消したことで、追加利上げの可能性が後退しつつあります。ECB声明文では、「今後数回の会合に渡って引き上げを継続する」との言及が削除されていました。
ECB声明文では、「今後数回の会合に渡って引き上げを継続する」との言及が削除されていました。
ドルに続き、ユーロへも売りが入ると予想します。
米10年債利回り
原油への買いが継続
金は-3ドル安と小幅に下落、1660~1670ドルの狭い範囲での推移が続いています。米利回りの低下で底堅く推移しているものの、買い材料はなく上値も限定的。
引き続き、この水準での値固めと予想します。
原油は+1.33%高と3日続伸し、89ドル台へ乗せました。米GDP速報値が予想を上回ったことで、エネルギー需要の先行きに楽観的な見方が広がっています。
再度、90ドル台を目指すと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-391円安の26954円と反落しました。NYダウは上昇しているものの、ナスダックへの売りや円高が重しとなっており、日本株は調整と予想します。
ドル円の下値は145.65円がサポートライン、上値は1146.50円がレジスタンスライン。全体的に注文量が薄く、ボラティリティは高めでしょう。直近で売りに押されており、146円付近を維持できるか注目。
経済指標
★★★
23:00(米)9月住宅販売保留指数(前月比)
前回:-2.0% 予想:-5.0%
★★★
23:00(米)9月住宅販売保留指数(前年同月比)
前回:-22.5% 予想:-
★★★★
23:00(米)10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:59.8 予想:59.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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