2022年10月25日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 148.92 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 148.60~149.80
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高でクロス円がやや上昇
日経平均株価は、+275円高の27250円と続伸しました。時間外で、欧米株とも方向なし。
ドル円は-5銭ほど下落、クロス円は小幅に買われています。
このあと、23時に米10月消費者信頼感指数と米10月リッチモンド連銀製造業指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
昨日からの買いシグナルが続いています。
ただ、日銀による為替介入が警戒されており、上値は限定的と見ます。
経済指標
★★★
23:00(米)10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:108.0 予想:105.0
★★★
23:00(米)10月リッチモンド連銀製造業指数
前回:0 予想:-
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 149.07 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 148.60~149.80
THV V4による分析
ファストトリックスが緑色に変わりました。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+748ドル高、日経平均株価は+84円高の26974円と上昇しました。
ドル円は149円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31499.62(+417.06 +1.34%)
・日経平均 27150(+190 +0.70%)
・金・ゴールド 1654.10(-2.20 -0.13%)
・原油・WTI 84.58(-0.47 -0.55%)
経済指標
★★★
22:45(米)10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:52.0 予想:51.0 結果:49.9
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの続伸や米利回りの上昇
▽弱気材料:中国関連銘柄への売り
◆ドル円は149円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは4.251%へ上昇
◆ドルストレートは一時ポンド買いが強まる
◆米国株は続伸
◆欧州株は+1.5%高
◆金は-2ドル安
◆原油は小幅に下落
◆23時に米10月消費者信頼感指数などが発表
◆日経平均先物は+174円高の27149円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ダウ銘柄中心に買い継続
昨晩のNYダウは買いが継続し、+417ドル高と続伸しました。
ナスダックは序盤マイナス圏となる場面もありましたが、次第に買いが入り+0.86%と続伸。
米主要決算発表が買い材料、もともと低めの見通しとなっているため結果が予想を上回ることが多く、買いの入りやすい期間です。
コストコ+3.93%、コカ・コーラ+2.88%、ウォルマート+1.91%と消費が堅調。マイクロソフト+2.12%、アップル+1.48%、アルファベット+1.47%と大型株も買われました。アムジェン+3.72%、アッヴィ+2.60%、イーライリリー+2.09%とヘルスケア株も上昇。
対照的に、ネットフリックス-2.46%、ワーナー-2.30%、ディズニー-0.31%とエンタメ株が軟調。
全体的には、値上がり銘柄数2701、値下がり銘柄数2179と全銘柄の51.5%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.60%
半導体 +0.48%
石油・エネルギー -0.02%
穀物関連 -0.67%
銀行 +1.30%
電気自動車(EV) -0.94%
軍需産業 +1.02%
メタバース -0.09%
新型コロナ +0.95%
債権ETF -0.15%
SDGs +0.39%
日銀が覆面介入か
ドル円はやや乱高下、朝方に日銀の覆面介入と思われる場面があり、ボラティリティが高まりました。一時145.65円の安値を付けたあとは急反発、現在は149円台へ戻しています。
150円付近は心理的な節目となりましたが、ドル買い意欲が強く介入後しばらくすると下げた分を大きく戻す流れに。米10年債利回りは4.251%へ上昇、ドル高の地合いと予想します。
クロス円も連れ高、中国懸念でやや豪ドル円が弱かったものの、その他は円安が進みました。昨晩のNY市場では、アリババや百度といった中国株が-11~12%安と大きく売られています。
通貨別には、イギリスでスナク元英財務相が新首相に就任する見通しが好感され、買いの強まる場面も出ています。
全体的に、円安の流れが続くと予想します。
米10年債利回り
商品相場は小幅に下落
金は-2ドル安、1650~1660ドル付近でのレンジ相場で、小動きが続きました。米利回りの上昇で上値は重いものの、下がったところでは買い支えも。
しばらくは、1600ドル半ばでの値固めと予想します。
原油は小幅に反落、84ドル台半ばへ下げました。
中国9月貿易統計で原油の輸入が減少し、需要の低迷が続いていることが重しに。習中国国家主席への権力集中で、中国経済の先行きへの懸念も強まっています。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+174円高の27149円と続伸しました。欧米株とも上昇し円安が進んでいることから、日本株も買われると予想します。
ドル円の下値は148.90円と148.50円がサポートライン、上値は149.40~149.50円がレジスタンスライン。再び上値を目指すと見ていますが、日銀による介入には注意。
含み益が出たら、細かく利食いを入れていく方が無難でしょう。
経済指標
★★★
23:00(米)10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:108.0 予想:105.0
★★★
23:00(米)10月リッチモンド連銀製造業指数
前回:0 予想:-
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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