2022年10月24日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 0.9819 上昇(4時間足)↓
予想レンジ 0.9830~0.9930
トリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
日銀の覆面介入か
日経平均株価は、+84円高の26974円と反発しました。時間外で、欧米株とも売り優勢。
ドル円は乱高下したのち149円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、22時45分に米10月製造業PMIが発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
乱高下したのち、再び買いシグナルが発生。
高値では警戒感があるため、上値は限定的と見ます。
経済指標
★★★
22:45(米)10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:52.0 予想:51.5
明日の予想通貨ペア
※追記は17時すぎになります
ユーロドル 0.9859 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 0.9830~0.9930
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-90ドル安、日経平均株価は-116円安の26890円と下落しました。
ドル円は一時151.95円まで上昇したのち急反落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31082.56(+748.97 +2.47%)
・日経平均 27105(+205 +0.76%)
・金・ゴールド 1656.30(+19.5 +1.19%)
・原油・WTI 85.05(+0.54 +0.64%)
経済指標
特になし
明日の戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの大幅反発
▽弱気材料:為替介入への警戒感
◆ドル円は一時151.95円まで上昇後に急反落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.219%へ低下
◆ドルストレートは反発
◆円ショートが増加し円安をサポート
◆ユーロのロングが増加
◆ポンドと豪ドルのロングが減少
◆米国株は4日ぶりに急反発
◆欧州株は小幅に下落
◆金は+19ドル高と急反発
◆原油は小幅に上昇
◆22時45分に米10月製造業PMIが発表
◆サンデーダウは-51ドル安
◆日経平均先物は+256円の27147円
☆株高ドル安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は急速に買戻しが入る
先週末のNYダウは下落してスタートしたものの、売り一巡後は買戻し優勢となって+748ドル高と4日ぶりに大幅反発しました。
ナスダックも次第に買いが強まり、+2.31%高と反発しています。
米主要企業決算が良好だったことや、米利上げが低下したことが買い材料に。
アマゾン+3.53%、アップル+2.71%、マイクロソフト+2.53%と時価総額上位が全面高。ファイザーがワクチン価格引き上げで+4.75%、モデルナも+8.40%と連れ高に。
銀行や消費、エネルギー株も上昇、値上がり銘柄数3509、値下がり銘柄数1365と、全銘柄の66.8%が上昇しています。
対照的に、決算が予想を下回ったベライゾンが-4.46%と逆行安。バイデン米政権が、イーロン・マスク氏の事業を国家安全保障の観点から審査対象とするか検討しており、ツイッター買収計画が対象となったことから、ツイッター株も-4.86%と下落。ただ、政権内の討議は初期段階で、今のところ影響は一時的なものと思われます。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.53%
半導体 +3.73%
石油・エネルギー +3.22%
穀物関連 +2.49%
銀行 +3.30%
電気自動車(EV) +3.69%
軍需産業 +2.59%
メタバース +0.77%
新型コロナ +4.94%
債権ETF +0.37%
SDGs +0.68%
日銀による為替介入が実施
ドル円は買いが止まらず、一時151.95円と32年ぶりとなる円安水準まで上値を伸ばしました。
しばらく高止まりしていたところ、23時40分ごろ日銀による為替介入が行われ146円台と-5円ほどへ急落。その後は147円台へ戻して週末を迎えたものの、高値での警戒感は残っています。
米10年債利回りはも4.219%へ低下しており、ドル高は一服するでしょう。
ドル円に連れ高となっていたクロス円も、為替介入と同時に連れ安。
ただ、ドル安でドルストレートが上昇したことでドル円に比べると下げ幅は限定的に。特にオセアニア通貨が強く、豪ドル円は前日終値付近へ戻しています。
円安ドル高一服で、ドルストレートや金、原油などが買われると予想します。
米10年債利回り
円ショートが増加し円安をサポート
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加し円安をサポートしました。しかし、現在は日銀による為替介入で現在は減少していると思われます。
ユーロのロングが増加した一方、ポンドと豪ドルのロングが減少。週末にかけやや買戻しが入っているため、来週にかけロングが増加するか注目。
IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で+256円の27147円と反発しました。サンデーダウは、-51ドル安と小幅に下落。為替介入で円高が進みましたが、米国株の急伸で日本株も買われると予想します。
ドル円の下値は147.50円や147.20円がサポートライン、上値は147.70円や148.00がレジスタンスライン。ドル買い意欲は強いものの、為替介入が行われるたびに5円ほど円高となるため、心理的に上値は追いづらいでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
22:45(米)10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:52.0 予想:51.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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