2022年6月30日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.0452 様子見(4時間足)→
予想レンジ 1.0450~1.0540
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株の続落で為替は円高に
日経平均株価は-411円安の26393円と続落しました。
ドル円は-40銭ほど下落、クロス円も連れ安となっています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数、22時45分に米6月シカゴ購買部協会景気指数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
昼ごろ、売りシグナルが発生しました。
しばらくは高値更新後の調整と予想します。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:22.9万件 予想:23.0万件
★★★
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数
前回:60.3 予想:58.5
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロドル 1.0441 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0370~1.0470
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-491ドル安、日経平均株価も-244円安の26804円と下落しました。
ドル円は一時137.01円まで上昇し高値更新、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 31029.31(+82.32 +0.27%)
・日経平均 26760(+80 +0.30%)
・金・ゴールド 1817.50(-3.70 -0.20%)
・原油・WTI 109.78(-1.98 -1.77%)
経済指標
★★★★
21:30 (米) 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
前回:-1.5% 予想:-1.5% 結果:-1.6%
★★★★
21:30 (米) 1-3月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
前回:3.1% 予想:3.1% 結果:1.8%
★★★
21:30 (米) 1-3月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
前回:5.1% 予想:5.1% 結果:5.2%
★★★★★
22:30 (ユーロ) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
★★★★★
22:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
22:30 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:NYダウの反発やドル買い
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は一時137.01円と高値更新
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは3.099%へ低下
◆ドルストレートは欧州通貨が弱い
◆米国株は小幅に反発
◆欧州株は-1%ほど下落
◆金は-3ドル安とじり安
◆原油は-1.77%安と反落
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆22時45分に米6月シカゴ購買部協会景気指数が発表
◆日経平均先物は-67円安の26737円
☆ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
NYダウが反発
昨晩のNYダウは買戻しが入り、+82ドル高と反発しました。
ナスダックは-0.03%と小幅安程度、小幅な動きが続きほぼ変わりませんでした。
景気後退への警戒感は続いており、しばらくは上値が重いと思われます。
メタ+2.03%、マイクロソフト+1.47%、アマゾン+1.42%、アップル+1.30%と時価総額上位銘柄へ買い。ペプシ+1.66%、P&G+0.91%と消費関連も比較的堅調。
対照的に、米大手証券アナリストの業績見通し引き下げにより、AMD-3.45%、マイクロン-3.18%、エヌビディア-2.75%と半導体セクターが全面安。原油安の影響で、エクソンモービル-3.69%、シェブロン-1.97%とエネルギー株も売られています。
値上がり銘柄数1538に対し値下がり銘柄数3370、値下がり銘柄63.5%と全体的には売り優勢でした。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.71%
半導体 -2.14%
旅行レジャー -2.73%
石油・エネルギー -2.24%
海運 -2.25%
銀行 -0.65%
電気自動車(EV) -2.43%
軍需産業 -0.45%
金投資 -1.19%
メタバース -0.81%
暗号資産関連 -1.66%
ドル円は1988年以来の高水準
ドル円は買いが継続し、一時137.01円と年初来高値を更新しました。
パウエルFRB議長が年次フォーラムの講演で、「米経済は実際のところ、かなり力強い状態にある」 と発言したことが買い材料に。
米10年債利回りは3.099%へ低下したものの、ドル円は1988年以来の高水準、勢いが強く上値追いと予想します。
クロス円は欧州通貨が軟調、対ドルで売られたことが重しとなっています。
ユーロドル1.0435、ポンドドル1.2105と欧州通貨はドル買いに押されました。ドルの大幅利上げ見通しが重しとなっており、ドル高の地合い継続と予想します。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は-3ドル安とじり安、ドル買いに押されました。
一時1834ドルまで買われる場面もありましたが、ユーロの売りに連れ安。再び1820ドル付近へ戻しており、じり安となるでしょう。
原油は-1.77%安と反落、直近の上昇が一服しています。
米週間在庫統計は、原油在庫が-276.2万バレルと減少した一方、ガソリン在庫が264.5万バレルと増加していたことが悪材料に。
直近の在庫統計では需要低迷が指摘されており、しばらくは調整の地合いと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-67円安の26737円と小幅続落しました。欧米株はやや弱かったものの、ドル円が1988年以来となる水準へ上昇していることで、日本株は堅調に推移と予想します。
ドル円の下値は136.30円がサポートライン、上値は136.95~137.00円が強めのレジスタンスライン。買いの勢いが強く、上値追い継続と見ています。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:22.9万件 予想:23.0万件
★★★
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数
前回:60.3 予想:58.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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