2022年6月16日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 134.31 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 133.80~134.80
売り一巡後、平均足が緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
ドル高の地合いが継続
日経平均株価は+105円高の26431円と反発しました。
ドル円は134円台前半へ上昇、クロス円は売りに押されています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、22時15分に米5月鉱工業生産が発表されます。
ドル円は買いシグナルが発生
売り一巡後、買いシグナルが発生しました。
時間外で株安が進んでおり、再びドル買いの地合いと予想します。
経済指標
★★★
22:15 (米) 5月鉱工業生産(前月比)
前回:1.1% 予想:0.4%
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 133.70 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 133.00~134.00
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-151ドル安、日経平均株価も-303円安の26326円と下落しました。
ドル円は133.71円まで下落、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 30668.53(+303.70 +1.00%)
・日経平均 26570(+290 +1.09%)
・金・ゴールド 1819.60(+6.10 +0.34%)
・原油・WTI 115.31(-3.62 -3.04%)
経済指標
★★★★
21:30 (米) 5月小売売上高(前月比)
前回:0.9% 予想:0.2% 結果:-0.3%
★★★★
21:30 (米) 5月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.7% 結果:0.5%
★★★
21:30 (米) 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:-11.6 予想:4.5 結果:-1.2
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:0.75-1.00% 予想:1.25-1.50% 結果:1.50-1.75%
★★★★★
27:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料:欧米株の反発
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は133.71円まで上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.288%へ低下
◆ドルストレートは買戻しが入る
◆米国株は+2%高の反発
◆欧州株は+1%超の上昇
◆金は+6ドル高と反発
◆原油は-3%安と続落
◆22時15分に米5月鉱工業生産が発表
◆日経平均先物は+229円高の26556円
☆ドル以外上昇と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
FOMC後は買戻しの動きに
昨晩のNYダウは、+303ドル高と反発しました。ナスダックも、+2.50%高と反発しています。
米大幅利上げでいったん悪材料出尽くしとなっており、窓埋めの動きになると予想。
メタ+3.43%、アルファベット+2.98%、マイクロソフト+2.97%、アップル+2.01%とIT・ハイテク株が全面高。エヌビディア+4.36%、ブロードコム+1.26%と半導体セクターが買われたほか、テスラ+5.48%、アマゾン+5.24%と一般消費財も上昇。
対照的に、原油の続落でシェブロン-1.96%、エクソンモービル-1.26%とエネルギー株が下落。P&G-0.96%、ウォルマート-0.07%と消費の一角も伸び悩みましたが、値上がり銘柄数3624に対し値下がり銘柄数1322と、過半数の68.2%がプラスとなりました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +3.86%
半導体 +1.43%
旅行レジャー +3.47%
石油・エネルギー -1.55%
海運 +0.82%
銀行 +1.33%
電気自動車(EV) +1.53%
軍需産業 +2.20%
金投資 +1.38%
メタバース +3.60%
暗号資産関連 +3.05%
ドル円は133円台へ下落
ドル円は朝方から売りに押され、FOMC後に133.51円の安値を付けました。
米5月小売売上高は-0.3%と予想0.2%より悪化していたほか、米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数も-1.2と予想4.5に対しマイナスでした。
早朝のFOMCでは0.75%の大幅利上げが行われ、ドルの買戻しが進む場面もありましたが、パウエルFTR議長は今後の利上げに関し「0.75%の利上げが普通になるとは想定せず」と発言したことでドル買いは一服。
米10年債利回りは3.288%へ低下しており、イベント通過でいったん利食い売りと予想します。
一方、クロス円はまちまちの動き。ポンド円と豪ドル円はプラスに転じましたが、ユーロ円やNZドル円はマイナス圏。
ドルストレートに買戻しが入っているので、次第にクロス円は買い優勢になると予想します。
米10年債利回り
金が反発し原油は続落
金は+6ドル高と反発、一時1841ドルまで上値を伸ばしました。FOMC前は様子見ムードでしたが、パウエルFRB議長の会見後は今後の利上げ見通しがやや軟化したことで、買戻し優勢となっています。
米利回りが低下したことで、いったん1850ドルの節目を目指すと予想します。
対照的に、原油は-3%安と続落し115ドル台へ下落しました。米週間在庫統計は、195.6万バレルと予想-119.9万バレルに対し増加に転じており、悪材料となっています。
120ドル台を維持できなかったこともあって、調整売りが続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+229円高の26556円と反発しました。ドル円は売られたものの、欧米株とも上昇しているため、日本株にも買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は133.55円や133.70円がレジスタンスライン。米利回りが低下しているため、しばらくは調整と予想します。
株の買戻しにより、ドル以外の通貨は買いが入るでしょう。
経済指標
★★★
22:15 (米) 5月鉱工業生産(前月比)
前回:1.1% 予想:0.4%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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