2022年8月22日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンド円 162.24 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 161.60~162.60
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安だが、為替は円安で推移
日経平均株価は、-135円安の28794円と反落しました。時間外で、欧米株ともやや下落。
ただ、ドル円は137円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません
ドル円は買いシグナル発生中
先週末からの上昇トレンドが継続しています。
勢いがあり、137円台を維持すると見ています。
経済指標
特になし
明日の予想通貨ペア
ポンド円 161.61 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 161.20~162.20
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+18ドル高、日経平均株価は-11円安の28930円と下落しました。
ドル円は一時137.24円まで上昇、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 33706.74(-292.30 -0.86%)
・日経平均 28730(-200 -0.70%)
・金・ゴールド 1762.90(-8.30 -0.47%)
・原油・WTI 90.77(+0.27 +0.30%)
経済指標
特になし
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米国株や欧州通貨の下落
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は一時137.24円まで上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは2.976%へ上昇
◆ドルストレートは欧州通貨が弱い
◆円ショートが減少し円安をサポート
◆ユーロと豪ドルのロングが減少
◆ポンドのロングが増加
◆米国株は反落
◆欧州株は-1%安
◆金は-8ドル安と続落
◆原油は小幅にプラス
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-52ドル安
◆日経平均先物は-176円安の28754円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は利食い売りに押される
先週末のNYダウは利食い売りに押され、-292ドル安と反落しました。
ナスダックは、-2.01%安とやや下窓を開けて下落。
いずれも4か月ぶりの高値圏は維持しており、しばらくは値固めと予想します。
アマゾン-2.86%、アップル-1.51%、アルファベット-2.27%、マイクロソフト-1.39%とIT・ハイテク株が全面安。JPモルガンチェース-2.48%、バンクオブアメリカ-2.21%など銀行株も売られています。ウォルマート-1.47%、コストコ-1.15%と直近で買われていた銘柄も下落。
値下がり銘柄数4051、値上がり銘柄数886と全銘柄の76.5%がマイナスとなりました。
売り優勢の中、復配と自社株買いの再開を発表したGMが+2.53%。
イーライリリー+1.91%、J&J+1.52%、ファイザー+1.17%とヘルスケア株が逆行高となっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.28%
半導体 -2.64%
旅行レジャー -2.84%
石油・エネルギー -0.29%
穀物関連 -0.94%
銀行 -1.57%
不動産 -2.45%
電気自動車(EV) -2.41%
軍需産業 -1.50%
メタバース -3.45%
暗号資産関連 -4.09%
ドル円は一時137円台乗せ
ドル円は前日からの買いが続き、一時137.24円の高値を付けました。欧州通貨が下落したことも買い材料、ドルに資金が流れています。
米10年債利回りは2.976%へ上昇、ドル高の地合いが続くと予想します。
一方、クロス円はまちまちの動き。
欧州の景気減速懸念で、ユーロやポンドは売りに押されました。ユーロドルは一時1.0032まで下押し、再度パリティ割れを試す可能性が出てきています。
週末の間、ロシアの国営ガス会社ガスプロムがヨーロッパ向けの天然ガスを3日間停止すると発表しており、週明けのマーケットに影響を及ぼす可能性も。
原油の上昇で資源国通貨は買いが入りやすく、資源高となればしばらく買いが続く可能性もあります。
米10年債利回り
円ショートが減少し円安をサポート
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円安をサポートしました。ドルの強さが目立っており、株安が進まなければ堅調な推移と見ます。
一方、ユーロと豪ドルのロングは減少、ポンドはロングが増加。ドルに比べると買い材料は少なく、売りに押されやすいと予想します。
資源価格が上昇すれば、豪ドルのショートが解消されていくでしょう。
IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-176円安の28754円と続落しました。サンデーダウは、-52ドル安とやや売り優勢。
週明けは、株安により若干円高スタートと思われます。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は137.20円がレジスタンスライン。他通貨に比べドルは強く、136円台後半を維持できか注目。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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